視聴率は逆転されても評価は真逆！「アイムホーム」木村拓哉と「Dr.倫太郎」堺雅人の現場での評判とは？

各テレビ局が1年で最も力を注ぐと言われる4月ドラマの中で、一番注目を集めているのがキムタク主演ドラマ「アイムホーム」と堺雅人さん主演「Dr.倫太郎」の一騎打ちだといいます。しかし、それぞれの撮影現場は全く逆の雰囲気のようで、日テレはテレ朝に羨望の眼差しを向けているといいます。

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[以下引用]
「キムタクは昨年7月期に放送された『HERO』で平均視聴率20.97%を叩き出し、改めて“キムタクブランド”が健在であることを証明した。対する堺は一昨年に放映された『半沢直樹』で全話平均28.7%、最終回は42.2%とドラマ視聴率で今世紀最高記録を打ち立てている」(業界関係者)

当代きっての視聴率男二人がプライドとキャリアを懸けてぶつかり合うバトル。初戦を制したのは木村だ。

「『アイムホーム』初回視聴率は16.7%。対する『Dr.倫太郎』13.9%。木村の圧勝だった。この結果にドラマ関係者は驚いていた。堺は、前クールの柴咲コウ主演『○○妻』の初回視聴率14.4%にも負けたばかりか、『半沢人気は何だったの？』、『もしかして一発屋』の声すら上がり始めているんです」(ドラマ制作会社プロデューサー)
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ま、初回視聴率的にはキムタクの圧勝でしたが、第3話視聴率で「アイムホーム」(13.5%)は「Dr.倫太郎」(13.7%)に逆転され、裏番組の「秘密のケンミンSHOW」(14.8%)にも負けて同時間帯トップの座からも転落してしまいました。

キムタクも堺さんも、数字的にはかなり苦しい展開になっています。

※フラれたフジとTBS的には「ざまあみろ！」ってな感じ？

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さて、ドラマの內容は全く違いますが、どちらも1話完結の物語が進行しつつ、ドラマ全体で大きなストーリーが展開していくという点では似ています。

こういった構成のドラマは、見やすくて飽きが来ない上に翌週も気になるということで、最近は多く見られるようになってきました。

[以下引用]
「一つの鍵が紡ぎだす謎解きに次の展開が待ち遠しくなるはず。しかも、木村が初のパパ役を演じるなど新たなキャラクターにもチャレンジしている。当初、テレ朝は木村に配慮し弘兼憲史の人気漫画『島耕作』を放送しようとしていたのを、木村が『スタッフが本当にやりたい作品をやろう』と提案し、『アイムホーム』に決まったんです。木村はこれまでの二枚目役とは違い、普通のサラリーマンになることに徹しているんです」(関係者)

さらに、極めつけは木村以外の豪華出演者。映画が2本まるまる撮影できるほどの布陣を揃えている。

「上戸彩、西田敏行、水野美紀、田中圭、新井浩文、光石研、渡辺いっけい、及川光博などがレギュラー陣。さらに毎回豪華なゲストが登場するんです。初回には香川照之、第2話には、ココリコの田中直樹、第3話には蓮佛美沙子らがメーンゲストで登場。他にも、第1話には高級クラブのママ役で高岡早紀、第2話には西岡徳馬、そして、第3話には寺田農らが脇を固める。1話の総制作費は7000万円オーバーともいわれます」(制作関係者)

こうした勢いに乗るテレ朝に対し、動揺を隠せないでいるのが日テレだ。局内外から「ドラマの構成がイマイチ」の批判が浮上しているのだ。

「精神科医という職業が世間に認知されていないため、視聴者が感情移入しにくいんです。黒白がはっきりしないぼんやりとした展開が続くんです。もう一つの柱が蒼井、吉瀬美智子との三角関係。物語に波がないんですよ」(テレビ記者)

日テレが通常のドラマ制作費の3倍の予算を投入したという共演者も上滑りしているようだ。

「内田有紀、高橋一生、余貴美子、遠藤憲一、酒井若菜、長塚圭史、松重豊、石橋蓮司、高畑淳子、小日向文世らが出演しているが、玄人好みの役者ばかり。日テレ向きの俳優ではなく、ちょっと背伸びしてキャスティングしてしまった感が強い」(制作会社幹部)
[週刊実話]

「アイムホーム」の1話辺りの制作費が7000万円オーバーって、全話で10話としたら7億円！

これでは視聴率20%を達成しても利益が出るのかどうか心配ですが…さすがキムタクドラマといったところ？

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そして「Dr.倫太郎」。

こちらは見れば面白いんですけど…正直、来週が待ち遠しくなるようなワクワクドキドキ感はあまりないです。

個人的には視聴率13%台と言うのは絶妙な数字だなあ…と思うのですが、脚本家に「花子とアン」や「ドクターX」などのヒット作を手掛けてきた中園ミホさんを起用し、豪華な出演陣にガッツリとお金を注ぎ込んだ日テレとしては、ちょっと残念な結果のよう。

しかも、キムタクと堺雅人さんの撮影現場での態度が間逆なことが、さらに日テレ側をやきもきさせているようで…

[以下引用]
「かつての木村は常に上から目線。テレビ界では“俺様、何様、木村様”と現場スタッフの評判も散々だったが、今回はこれが木村か、と思うほどの変わりよう。一番は番組宣伝への協力です。『SmaSTATION!!』『パネルクイズアタック25』『林修の今でしょ！講座　3時間スペシャル』などにゲスト出演したんです。さらにドラマが放映された16日には情報番組を全て電波ジャックしたばかりか、『世界フィギュアスケート国別対抗戦2015』にもゲスト出演し、ドラマをPRした。フジやTBSでもやったことのない動きにテレビマンの誰もが驚いた」(フジテレビ関係者)

一方の堺は真逆の対応だったという。

「まるで昔の木村のような俺様ぶりだった。当初は編成を通じてドラマプロデューサーに『イッテQ』『行列のできる法律相談所』『しゃべくり007』など番宣絡みの出演をオファーしたんです。だが、堺サイドから『役者はタレントではない』という理由からバラエティー番組への出演を断られてしまったんです。当初はOA初日となる情報番組への出演も嫌がったほど。それを何とか説得して出演してもらったんです。堺サイドは言葉にこそ出しませんが、日テレに出てやった感がアリアリ」(事情通)
[週刊実話]

なんか堺さん、今回はかなり評価を下げてしまってますね。

日テレが膨大に膨れ上がった制作費を回収するため、最低視聴率のハードルを15%に設定して必死になっている中、堺さんは“我関せず”といった雰囲気で捉えどころがないといいます。

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一方、これまでのスーパーヒーロー路線とは違い、ちょっと頼りなげなサラリーマン役を演じるキムタクはネット上の評価もかなり上々。

「キムタクの素の演技は好感が持てる」「来週が楽しみなのは『アイムホーム』くらい」「スーパーヒーローじゃないキムタクの方が好き」「キチンと内容で勝負できているから、数字は気にしないでほしい」など、気持ち悪いくらい絶賛の声が殺到しているんだとか。

まだドラマは始まったばかりですが、すでにキムタクの路線変更は大成功を収めつつあるような気がします。

もちかして、あの無駄に多い「料理できますよ」アピールは、キムタクがドラマ後に“帝王・もこみち”が君臨する料理男子界へ殴り込みをかける布石だったりとか？

とりあえず、キムタクも堺さんも伏兵の佐藤健さん主演「天皇の料理番」に足元をすくわれないようにご注意を。

※主婦のハートは渡さないぜ、キムタクさんよ！

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