先日、映画「THE LEGEND & BUTTERFLY」の企画発表会見に出席した木村拓哉くんと綾瀬はるかさん。タイトルの「LEGEND」はキムタク演じる織田信長さん、「BUTTERFLY」は綾瀬さん演じる正室の濃姫さんを指すといいますが、そのセンスのないタイトルを含め、早くもネットでは厳しい声が飛び交っています。
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[以下引用]
「日本を代表する大スターの木村さんと綾瀬さんの久々の共演、しかも20億円の超大作ということで、東映もかなり気合いが入っていますよね。公開まで半年ありますが、“すごい作品になるのでは”と期待も高まっています。ただ一方で、映画業界では“大丈夫かな?”“冷静に見るとコケる要素もかなり……”という声もあるんです。木村さんと綾瀬さんがそれぞれ直近で主演を務めた連ドラも、決して順調と言えるものではありませんでしたからね」(映画製作会社関係者)東映・手塚社長は映画について「2人の愛の物語」であり、「ボーイミーツガールの側面と、政略結婚のもどかしさがある夫婦愛、そして歴史ドラマでもあります」とコメントしている。
「ラブストーリー+時代劇という感じになるんでしょうが、時代劇は若者に興味を持ってもらいにくい題材ですよね。その時代劇で『THE LEGEND & BUTTERFLY』と、横文字のタイトルをつけているというのもターゲット不在というか、どこをターゲットにしているのかいまいちわかりにくいですよね。おそらく若い層に寄せていっているのでしょうが……」(前同)
東映といえば、『吉原炎上』(1987年)や『大奥』(2006年)などの時代劇映画、ドラマでも『水戸黄門』(TBS系)や『暴れん坊将軍』(テレビ朝日系)などの数々の時代劇を手掛けてきた映画会社でもある。その東映が手掛ける時代劇映画ということで、『THE LEGEND & BUTTERFLY』にも期待はできそうだが――。
「そもそも昨今の映画業界は東宝の一強状態ですからね。TOHOシネマズを抱えていることも大きいですが、圧倒的な宣伝力も誇り、最近の大ヒット映画はほとんどが東宝作品だと言ってもいいぐらいなんです」(前同)
空前の大ヒットとなった『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(2020年)をはじめ、『コンフィデンスマンJP』シリーズ、現在公開中の『シン・ウルトラマン』(2022年)、そして木村が主演を務めた『マスカレード・ホテル』(2019年)と『マスカレード・ナイト』(2021年)など、たしかに邦画では東宝作品のヒットが目立つ。
「“東宝じゃないとヒットが生まれない”とまで言われるレベルで、東映は劣勢。その東映が社運を懸けて放つ映画ですから、もちろん注目度は高いのですが、ハリウッド級の20億円という総事業費をかけ、どこまでプラスに持っていけるのか気になるところです。今後、豪華キャストが続々と発表されるのでしょうが、一部で、大物だらけの“寄せ集め映画”、ターゲット不在の映画、“コケる空気をビンビンに感じる”と言われてしまっているのを見事に跳ね返して欲しいですが…」(同)
[日刊大衆]
東映の手塚治代表取締役社長は20億円の稟議書にハンコを押す時、本当に大丈夫なのか、手が震えていたといいます。
最後は「東映が本気であることの証だ」とコメントを締めてましたけど、なんか強がりというか、かなりビビっているように思えてしまうのは気のせい?
「20億円の制作費を掛ける価値があるから、自信を持ってハンコを押しました」
といった方が良かったような…
というのはさておき、織田信長を題材とした時代劇に横文字のタイトルっていうのは、
「普通の時代劇じゃないぞ!」
というアピールでしょうか?
記事にもあるように、若者向けへの訴求を狙ったものだと感じますが、キムタクと綾瀬さんによる実質的な”W主演映画”と考えると、ちょっとチグハグな印象を受けます。
そもそも若い世代にも映画館に足を運んでもらいたいなら、例えば佐藤健さんと広瀬すずさんのW主演にするとか、そっちの方がずっと効果的だと思いますけどね。
で、その二人なら今回のタイトルでもしっくりきますし。。
まあ、恐らく今回の映画は最初から時代劇ありき、キムタクありきで計画されたものだったんでしょうね。
ただ、アラフィフとアラフォーによる「ボーイミーツガール」というコンセプトの時点で、すでに大コケ宣言してるようなもの。
制作費が20億円なら、興収は最低でも40億円以上いかないと元は取れないと思うのですが、かなり厳しいとのでは?
せっかく古沢良太さんが脚本を書くんですから、「リーガル・ハイ」や「コンフィデンスマンJP」と並び立つような作品を自由に作ってもらったほうが、成功確率はずっと高かったように思います。
だって、古沢さんは「どうする家康」で始めて歴史ものに手を出した、いわば「時代劇の初心者」ですから・・
その「どうする家康」は、これまでにない”繊細でナイーブな悩める青年家康”を描くということで、かなり不安視されてもいます。
っていうか、大河の脚本と東映70周年記念大作映画の脚本を同時進行って、仕事的に大丈夫なの?
キムタク信長とオカダ信長がゴッチャになって、ワケワカメにならない?
「未来への10カウント」もタイトルが発表された時点で「大コケの予感…」と言われ、実際その通りになってしまっただけに、不安が募ります。
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