ジャニーズ子会社・アートバンク社長自殺に追い込まれた背景。小杉理宇造氏に続く幹部の離脱に感じる深すぎる闇

ジャニタレ写真のネット解禁やYouTubu公式チャンネル開設など、「新地図に負けてはいられない!」といった勢いでネット進出を進めつつあるジャニーズ。

そんな中、事務所の“デジタル化方針”の中心的存在でもある子会社・アートバンクの代表取締役・伊坪寛さんが、首吊り自殺を図ったというショッキングな事件が起きてしまいました。

これに対し、ネットでは「ジャニーズ事務所は闇が深すぎて怖い…」「やっぱり、とんでもないブラック企業なんだね」など、批判というより恐れ慄く声が。

果たして今回の事件の裏には、どんな事実が隠されているのでしょうか?


文春の記事によると、事件が発覚したのは3月5日の早朝のこと。

同社以外にもいくつかのジャニーズ関連会社が入るビル内で伊坪さんが自殺を遂げており、第一発見者は早朝にビル内の見回りをしていた警備員。

その机の上には、退職願と家族や幹部に宛てた遺書が残されていたといいます。
 ジャニーズ事務所の子会社社長が自殺

その遺書には会社への不満や個人に対する抗議などは見当たらず、上司への感謝の言葉もあったといいますが、「仕事に疲れました」「逃げるにはこれしかなかった」という言葉も綴られていたそう。

会社で自らの命を絶ったことと合わせ、プライベートではなく仕事のことで追い詰められていたのは疑いようがないと見られています。

[以下引用]
「現役社員の自殺は、ジャニーズの長い歴史でも初めての事態。直属の部下には『今朝、急死された』という話があったものの、本社や関連会社の社員には説明がなく、いまだ亡くなったことさえ知らない社員もいる」(関係者)

奇しくも、当日はジャニーズが二年がかりの新プロジェクトを発表した門出の日だった。

「ジャニーズJr.がYouTubeに公式チャンネルを開設するという公式発表があった日で、情報解禁の時刻が午前四時。デジタル事業を司る伊坪さんがあえてその日を選び、しかもオフィスで自死を遂げたことには、重要なメッセージが込められているとしか思えません」(伊坪氏の知人)

昨年四月に大きなトラブルがあった。コンサートチケットの転売を防止する目的で、ジャニーズが新たに導入したデジタルチケットにシステム上の不具合が発生。伊坪氏は責任者のひとりだった。

コンサートの開場が大幅に遅れ、ファンが会場に入れない異例の事態に、関係各所から厳しい言葉を浴びせられていた。業務上のトラブルは他にもあったが、伊坪さんは決して部下のせいにはせず、いつもひとりで溜め込んでいた」(同前)

別の知人が語る。

「実直で温厚。人の悪口を言わず、底抜けに優しい人でした。部下や家族を遺して死ぬような人ではなく、彼を知る者は皆、信じられない思いでいる。よほど思いつめていたことがあったのではないか」
[週刊文春]

このアートバンクという会社は、公式サイトのJohnny’s netや有料携帯サイトJohnny’s Webの運営、デジタルコンテンツの配信、著作権保護を主な業務とする会社で、ジャニーズの急激なネット進出の中心的存在だったとのこと。

昨年8月には、SMAPファンが運営するブログに「著作権を侵害しているから記事を削除しろ!」との依頼が次々に届くという「さくさく事件」が起きましたが、ビシバシと容赦なく取り締まりを行っていたのがこの会社です。

騒動後、ジャニーズファンからは「言論弾圧だ!」「SMAPファンブログだけ狙い撃ちって、嫌がらせ?」といった批判の声が殺到しましたが、これはジャニーズ本体からの指示を受けてやっていたに過ぎません。

ファンブログのパトロールという雑務に加え、デジタルチケット対応やネット解禁に伴う業務など、ここ最近は超激務が続いていたであろうことは想像に難くありません。

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さて、引用記事には昨年4月に起きたデジタルチケットを巡るトラブルが、今回の件に関わっていることが匂わされています。

これはどうやら昨年4月8日にさいたまスーパーアリーナで開催された「ジャニーズJr.祭り」の昼公演のことだと見られています。

[以下引用]
当日は機材トラブルにより入場できない観客が続出し、現場は大混乱。入場列が長蛇の列となったほか、発券ミスで手書きチケットを渡された人、発券したチケットをもとに座席へ向かうと、「席がない」と言われた人も。公演は約80分遅れでスタートしたのだが、入場できずに返金を提案されたファンもいるとの情報が駆け巡り、ジャニーズの公演でも前代未聞のトラブルと大騒ぎになった。

翌9日、ジャニーズは公式サイトで「本来、存在しない座席番号がチケットに印刷されてしまっていることが、開場後すぐに発覚いたしました。そのため、一旦全ての皆さまの入場を停止させていただき、新たなチケットの印刷を行いました」と説明し、公演を取り仕切ったコンサート事務局とヤング・コミュニケーションの連名で謝罪。デジタルチケット対応に不慣れなジャニーズの体質が明らかになった。

「実はそれまで、ジャニーズのチケットシステムは外部の会社に任せていたんですが、メリー喜多川&藤島ジュリー景子副社長がこうした体制を見直し、ジャニーズの関連会社で行うことに決めたんです。そして、関連会社の中から率先して手を挙げたのがアートバンクだった。しかし、その初回の業務で、前代未聞の大惨事を起こしてしまったわけです」(音楽業界関係者)

今年3月21日にはYouTubeで動画配信がスタートするなど、ジャニーズはネット進出に意欲的だが、社外の人間から見ても過酷な状況だったようだ。

「急激なデジタル化を一手に担っていたので、相当な無理があったんじゃないでしょうか。メリーさんはデジタルにめっぽう弱いので、理解もなかったですしね
[サイゾーウーマン]

なくなった伊坪さんは、早稲田大学を卒業してからぴあやポリドール、ワーナーミュージックなどを経て、2005年にジャニーズ・エンタテイメントに入社、2009年からアートバンクの社長を務めていたそう。

現在、失踪中で行方が分からないとされるジャニーズの番頭・小杉理宇造さんは、2002年までワーナーミュージック・ジャパンの会長を務めていましたから、伊坪さんはそのラインでジャニーズに引っ張られた可能性は高いと思います。
 ジャニーズの番頭・小杉理宇造氏が行方不明に!

メリーさんの右腕とされる重要人物の失踪報道に続き、関連会社社長が自ら命を絶ち、しかもその二人の間に強いコネクションがあるとしたら…

ジャニーズ事務所は取材に対し、次のように回答しています。

[以下引用]
「伊坪氏には、グループ会社の役員として当グループに多大なる貢献をしていただいておりましたところ、このようなことになり、同氏の尊い命が失われたことは、グループ会社一同、痛惜の念に堪えません。責任感の強い伊坪氏がどれほどの悩みを抱えておられたことか、気付くことができなかったことを悔やむばかりです」
[週刊文春]

ジャニーさん、今頃どんな気持ちなのでしょうか?

■こちらには別の闇が…
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コメント

  1. 憶測 より:

    因果関係がはっきりしていないのに発券ミスのせいにしてるようで。
    底抜けに優しい方・・・。
    ジャニーズは貴重な人材をなくしたね。

  2. より:

    気の毒ですね。ジャニーズの動画チャンネルも暗いイメージが付いてしまいました。
    連絡取れなくて行方が分からない人もいるって・・・いったいジャニーズ事務所はどうなっているんでしょうかね。

  3. ヤクザ系列芸能事務所は負け組 より:

    バーニングプロダクションがバックに付いているから、ジャニタレは干されないんでしょ?しかしジャニーズ事務所が子会社社長を殺害したのは、それもあるんじゃない?この2つのヤクザ系列芸能事務所は負け組!マッチと少年隊は残留、後始末をやりなよ!後の所属タレントは逃げて!

  4. う~ん より:

    あんま良くわかんない記事。
    これ地上波で大々的に報道されてる?
    周りもあんま話題にしてないけど。
    まあ私はいつも通りのヲタ活、自担を応援するのみ。ネットってどこまで真実なのかほんと解らない世界だし。

  5. 彩霞 より:

    会社がブラックで過重労働を強いられたというなら、普通は遺族が訴訟を起こす事案です。新聞テレビが忖度しているだけで、有名企業の子会社だから普通なら大々的に報道されるレベルです。

    遺体発見した人のショック(吐き気する人もいるっていうし)やトラウマを考えても、異常事態です。というか、ジャニーズ事務所、ブラックというだけでなく、呪われていませんか。Iさんの呪いとか? 少なくともお祓いしたほうがいいと思います。

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