木村拓哉、主演映画「教場」決定!脱テレビ路線で中居ショックを乗り切れるか?

中居正広くんの芸能界引退が話題になる中、元SMAPのツートップとしてともにアイドル業界の最先端を走ってきた盟友・キムタクにも大きな転機が訪れつつあるようです。

 

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「教場」映画化へ

昨日配信された週刊文春によると、キムタク主演の人気ドラマ「教場」の映画化が決定したそう。

今月に生徒役となる若手俳優のオーディションが行われ、その後、実際に警察学校で”警察官の卵”としての所作を叩き込まれた後、4月から撮影に入る予定とありました。

「教場」といえば、2023年9月にはスペシャルドラマの制作が「制作上のトラブルで中止になる」という事件もありましたね。

当時は「脚本を精査するため・・」という苦しい言い訳がされていましたが、実際にはスポンサー側から制作に難色を示され、撮影をストップせざるをえない状況になったんだとか。

というのも、「教場」のスポンサーには「サントリー」や「花王」「エステー」といった大企業がズラリと並んでいるのですが、中でもサントリーの新浪剛史社長は

「先日行われたジャニーズ事務所の記者会見を見る限り、本当に真摯に反省しているかどうか大変疑わしい。今後の対応次第ではスポンサーを降りる可能性もある」

と強烈に批判していましたからね。

経済同友会の代表幹事を務めている新浪社長がここまで強い口調でダメ出しをしたことで、他の大企業も追随したというのがホントのところのようです。

 

となると・・

フジテレビがこんな状況になっている以上、今回もテレビで放送するのはムリ。

ただ、すでにプロジェクトは走っていますし、今さら止めるわけにもいかないと。

そこで、映画化という話になったのかな?

映画ならスポンサー収入ではなく、興行収入さえ良ければ成立しますから・・

昨年末に公開されて大ヒットとなった主演映画「グランメゾン・パリ」の影響も大きいでしょう。

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こちらは昨年12月30日から今年1月26日までの28日間で観客動員数216万人、興行収入31.2億円という”予想をはるかに超える数字”を記録。

初登場こそ1位を逃したものの、その後に盛り返しての興行成績ですからスゴイです。

しかも「教場」と同じく、元々はテレビドラマから始まったシリーズ物ですからね。

フジテレビの騒動がTBSを始めとした他局に飛び火するのは確実と言われる中、キムタクにとっても”脱テレビ路線”への転向は不可欠なこと。

「教場」映画版が大ヒットすれば、今後は岡田准一くんのように”映画俳優路線”で活躍できるようになるでしょうから、ある意味、ラッキーだったのかもしれません。

 

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「TOKYOタクシー」主役ではなく”助演”として出演する意味

もう一つ、キムタクにとっては朗報があります。

それは、今年11月21日公開予定の山田洋次監督の映画『TOKYOタクシー』に出演すること。

この作品は、2023年に公開されたフランス映画「パリタクシー」を原作として、舞台を東京に移し、人生の喜びをしっかりと描いたヒューマンドラマ。

主演は倍賞千恵子さんで、人生の終活に向かうマダムがキムタク演じるタクシー運転手と出会い、さまざまな奇跡を体験する物語だといいます。

「木村さんと山田監督がタッグを組むのは、2006年公開の木村さん主演映画『武士の一分』以来、19年ぶり。また、倍賞さんとの共演も、2004年公開のアニメ映画『ハウルの動く城』以来、21年ぶりで実写映画では初めてです」(スポーツ紙記者)

これまで、さまざまな役柄を演じてきた木村だが、タクシー運転手となるのは初めてだ。さらに、今作では木村にとって“異例”とも言えることがある。

「主演ではなく、助演なのです。木村さんといえば、ドラマでも映画でも主役を務めることでお馴染みです。2024年12月から公開中の映画『グランメゾン・パリ』でも一流シェフの主人公を演じています。木村さんが映画で主演以外となるのは、2009年のフランス映画『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』以来、16年ぶり。国内で公開された映画ではほとんど例がありません」(芸能記者)

FLASHより引用

ということですが、「TOKYOタクシー」の公式HPを見ると倍賞さんの次にキムタクの名前が表記されていて、なかなか新鮮な感じ。

すでに山田洋次監督は93歳、倍賞千恵子さんは83歳ということで、もしかしたら二人にとってこれが最後の作品になるかも・・

と考えると、この映画に助演という立場で出演できるのは、キムタクにとってもかなり名誉なこと。

実際、「ついに主演路線を諦めた!」といったネガティブ報道もないですし、ネット世論を見ても好意的に受け止める意見が多い印象。

山田監督が「武士の一分」の撮影後、

「君が50歳になったら、また一緒に映画を撮ろう」

と約束していた、というエピソードも良い方向に働いているのでしょう。

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そういえば、昨年8月に、1993年のドラマ「あすなろ白書」で共演した筒井道隆さんが、

「トメ(出演テロップで最後に名前が出る役者)とかやればいいのに。主演じゃなくてって思う。二番手とかやると視点が変わるから楽しいと思う」

と発言し、キムタクに”主役路線からの転向”をストレートにアドバイスしてましたね。

それが早くも実現したわけですが、私も今作はキムタクにとって大きな転機になると思います。

※東スポ報道が当たった珍しい例↓
キムタク、ついに脇役降格!筒井道隆の助言を受け入れて・・

 

ただーし!

イケメンオヤジのタクシードライバー役といったら、真っ先に思い浮かぶのはあの人。

まあ、あちらはコメディーで、ヒューマンドラマのタクシードライバーは役柄もまったく違うでしょうから、比較するつもりはありません。

ですが、インパクトという意味ではかなり強烈なだけに、ちょっと氣になるというか・・

って、主役じゃないですし、数字を氣にせず伸び伸びと撮影を楽しんでくださいね!

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