近藤真彦を新社長に！ジャニー喜多川が理想とした「君臨すれど統治せず」体制を強行すればジャニーズ分裂の可能性も

ジャニー喜多川社長が滝沢秀明くんを自らの後継者に指名したことが明らかになり、業界では「このままだと、ジャニーズ事務所が分裂する可能性もある」とザワついているといいます。

どうやら、今回の決断の裏には「ジャニーVSメリー＆ジュリー母娘」の対立も見え隠れしているようで、今後の成り行き次第では芸能界に激震が走る可能性もあるかもしれません。

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先週発売の「週刊文春」によると、現在ジャニーさんは闘病中で、90歳近い高齢ということもあって自分で歩くことすら難しく、すでに「自分に残された時間は長くない」ことを自覚しているとのこと。

そのため、大嫌いだった車椅子に乗ってまで、”ラストチルドレン・キンプリ”の稽古やリハーサルを熱心にチェックするなど、人生最後の総仕上げに全てを懸けている中での”後継者指名”ということもあり、いつもの”気まぐれ発言”とは全く意味が異なると見られています。

一方、指名を受けたタッキーは、後輩タレントやJr.の子たちから絶大な信頼感を得ているだけではなく、先輩たちからも「コイツになら任せられる」と認められています。

ジャニーズファンの間でもほとんど異論が見られないほど圧倒的支持を得ていますが、ジャニーさんとしては本当は別の人を社長に据えた全く異なる“未来予想図”を描いていたといいます。

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[以下引用]
「ジャニーさんは自分が一線を引いたあと、事務所社長には事務所の長男ともいえるマッチこと近藤真彦を据えようと思っていたのです。もしそれが実現していたら、ジャニーズ帝国をさらに大きくさせることもできたかもしれませんね」（芸能プロダクション関係者）

５年前といえば、世間ではメリー副社長の娘であり、ジャニー氏にとって姪っ子にあたる藤島ジュリー景子氏と、ＳＭＡＰを国民的アイドルに育て上げた元マネジャーの飯島三智氏の確執が取り沙汰されていた時期と重なる。

「ジャニーさんは飯島マネジャーの能力を非常に高く評価していました。タレントを育て上げる力量はもちろん、政財界にわたる彼女の人脈の広さを評価していたのです。広告代理店を通さず直接、企業からＣＭをとってこられますからね。そこでジャニーさんが考えたのは、どうしたら飯島さんと姪っ子の確執を収め、事務所が一丸となれるかということ。その秘策が“マッチ社長”だったのです」（前同）

マッチを象徴的に社長に据え、事務所の運営部分は飯島氏に委ねるというのだ。

「テレビ局やクライアントなどにマッチ社長が頭を下げれば、動く案件は多い。もちろん、そのためのお膳立ては飯島さんが抜かりなくすることが前提になります。同時に、ジャニーさんが何よりも大切にしてきた舞台演出は、『つかこうへい劇団』へ修業に行かせていた錦織一清に担当させ、後輩に人望のある滝沢には若手育成などを担当させるプランもあったといいます。その上で姪っ子のジュリー氏を“オーナー”に据えることで、創業者一族が“君臨するも統治せず”という青写真を描いていたそうです。マッチが目黒区の一軒家から、事務所近くの高級マンションに引っ越したのは、この話を聞いた頃だったはずです」（スポーツ紙デスク）

だが、この案に最も反対したのがジュリー氏の母であるメリー氏だったという。それが、ＳＭＡＰの解散、飯島氏の独立へとつながっていく。

「公然と“事務所から出ていきなさい”と飯島氏に宣告したメリー氏は、娘のジュリー氏を次期社長にすることについてだけは譲らないとみられています。実際、来年には、ジャニー氏からジュリー氏への社長交代もささやかれています。なので、滝沢が社長になることは現実的には厳しいはず。本気でジャニー氏が滝沢を後継者に指名しようとしているとしたら、今後、どんな形で行われるのかが注目されそうです」（芸能ジャーナリスト・浅見麟氏）
[日刊ゲンダイ]

飯島さんが広告代理店を通さずに直接スポンサーからCM契約を獲ってくるって、これはスゴイことですよね。

もし、ジャニーズへの忖度まみれな広告代理店になんか任せてたら、絶対に名前を出してもらえないはず。

それなのに「新しい地図」の3人は次々とCMが決まっていて、稲垣くんがTBSやフジの番組に出演しているのもスポンサー直々のご指名だそうですから、このことからも飯島さんのコネクションの強さとマネージメント能力の高さが伺えます。

※育毛剤のCMは通常の1.5倍のギャラ相場だそうです。

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さて、記事には約5年前とありますが、このストーリーは「飯島派VSジュリー派」の争いがマスコミよってクローズアップされた頃から、噂としてたびたび浮上していました。

社長はマッチ大先輩、テレビを中心とした現場の総責任者は飯島さん、ジャニーさんの意志を継ぐものとして舞台演出を錦織さん、若手育成をタッキーに任せると。

そして、ジュリーさんはジャニーズ事務所のトップとして、口は出さずに芸能界に対して睨みを効かせる存在として君臨する。

こんな”未来予想図”が実現していたら、タレントもファンも皆が幸せだっただろうなあ…

でも、プライドの高いメリジュリ母娘にとって、もともとはただの事務員に過ぎなかった飯島さんに負けることは、絶対に許せなかったんでしょうね。

もし、飯島さんが男性だったら全く違う展開になっていたかもしれませんが…果たして「漢・滝沢秀明」は社長になれるんでしょうか？

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今後、所属タレントの誰かがとんでもない不祥事を起こしたら、そのときは”ジャニーズ社長”が矢面に立って謝罪・説明を行わなければなりません。

それをジュリーさんが受け入れるとは到底思えませんし、個人的には”タッキー社長”もアリなんじゃないかと。

その場合、ジュリーさんが副社長のままではプライドが許さないでしょうから、事務所内では「社長よりも偉くて、不祥事の時には表に出ていかなくてもいい肩書きはないの！？」なんて、無理難題を押し付けてたりして。。

いっそのこと、副社長から一気に”ジャニーズ会長”になっちゃうとか…

文春によると、来年始めには新体制が発表されるとのことですが、ジャニーさんがタッキー社長を強行してジュリーさんに「君臨すれど統治せず」を強要したら、事務所が分裂する可能性もあるかもしれません。

※こんな未来予想図はイヤだ！
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ちなみに、法的にはジャニーさんがタッキーを社長に抜擢することは可能みたいです。

[以下引用]
「滝沢を後継者に据えるためには、彼が取締役に選任される必要があります。それには株主総会での決議が必要ですが、ジャニー社長は同社株式の60％を保有していることから独断で取締役の選任が可能。これまでもタレント序列の1位の近藤真彦と2位の東山紀之が取締役に就任しており（東山は退任済み）、滝沢が来年にも取締役の肩書を得るのは、おそらく既定路線のはずです」（週刊誌記者）

しかし、滝沢が取締役に選任されたとしても、彼がジャニーズ事務所の後継者となるのは不可能だという。

「高齢のジャニー社長は自分に残された時間が少ないことから、今回の動きを進めているそうです。しかし、いつの日かジャニー社長が亡くなった際には、ジャニー社長の保有株式は相続の対象になります。そして、ジャニー社長には配偶者も子供もいないので、相続人は姉のメリー副社長となるはずです。そのメリー副社長は実娘のジュリー副社長が後継者だと明言していますから、滝沢取締役を排除する方向に動くのではないでしょうか」（前同）
[アサ芸プラス]

メリーさんがジャニーさんよりも長生きすることを当然のこととしているのが、なんとも。。

ま、今年の紅白に「KEN☆Tacky」が出場するかどうかで、タッキーとジュリーの関係が良好なのかどうかが判断できるでしょう。

今後の成り行きに注目です。

※レギュラーユニット化は時間の問題。

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