ジュリー社長が国会でのヒアリングを拒否したことが明らかになりました。
故ジャニー喜多川氏による性加害の被害者へのヒアリングが何度も繰り返されていること、ジュリーさんが「知らなかった」と発言したことと重なり、どんどん追い込まれているようです。
2023年5月31日、元ジャニーズJr.の二本樹顕理さんが立憲民主党が開いた第2回「性被害・児童虐待」国対ヒアリングに出席しました。
そこでは、
・ジャニーさんが日常的に少年と密着しボディタッチをするなど少年愛的行動をとっていたこと
・スタッフやマネージャーが合宿所に送迎しており、少年愛的行動をとるジャニーさんの元へ子供を送れば何が起きるか想像できたであろうこと
・ジャニーさんの誘いを断った人は仕事の機会が与えられず辞めていったこと
・自身の体験として、被害を受けた後には仕事面で優遇を受けた実感があったこと
・行為の後は1万円をもらっており、口止めと報酬なんだろうと思ったこと
・エスカレートした行為を受けた子どもには1万円以上が支払われていたと聞いていたこと
などが赤裸々に語られています。
二本樹さんは13歳で入所後すぐから1年半後に退所するまでに10回性被害を受けたそうで、
「自尊心を破壊されました。あの時、抵抗できなかった自分は何をやってもダメなんだという気持ちになりました。子どもを保護する立場にある大人がそういうことをするんだと人間不信にもなりました」
と、心に大きな傷を負ったことも明かしています。
そしてジャニーさんの性加害について「知らなかった」と答えたジュリー社長について、このようなやりとりがありました。
[以下引用]
山井議員はヒアリングで、立憲民主党が26日に藤島社長にヒアリングへの出席を求めたものの断られたことを明かした上で「ジュリー社長に言いたいことはありますか」と二本樹さんに問うと、二本樹さんは「性加害があった事実を知らなかったではなく、知っていたことを正直に話してほしいと思っています。こうしたヒアリングの場に足を運んでいただきたいなと思っております」
と伝えた。
[J CASTニュース]
ジュリー社長、ヒアリングへの出席を断ったんですね。
その理由は、「新たな対応をしているため、ご理解いただきたい」というものだったとか。
元凶であるジャニーさんはもう鬼籍に入り、ジャニーさんによる再犯はもちろんありません。
しかし、過去のことだから、亡くなっていて真偽がわからないから、再犯はないから、で済ませるにわけにはいかない話です。
ヒアリングでは被害者である二本樹さん、岡本カウアンさん、橋田康さんに向けても、答えるのが辛いであろう質問が多く投げかけられました。
ジュリー社長が出席すれば、より多くの答えづらい質問があったと思います。
しかしそれに答えてこそ本当の意味でこの問題に向き合ったことになるのでは。
そういうことをせずに「楽しい方へ!」なんていうキャッチコピーを付けてJr.の夏のイベントを盛り上げてしまっては、逃げたい感ばかり目につきます。
性加害問題はこれにて終了!ジャニーズJr.の「お祭り」開催に「なぜ今!?」の声続出!
そして、「知らなかった」と言ったばかりに、ジャニーズ帝国は崩壊へ向かっているんだとか。
[以下引用]
「カウアンはジュリー社長と面会したことを明かしており、そこで何を話されたか、その具体的な内容については伏せられているが、ジュリー社長について『すごく愛のある方』と語るなどカウアンの態度が一変したこともあり、業界内ではカウアンから億単位の慰謝料を請求されたとの噂も飛び交っている。その後も次々と被害者が名乗り出ているが、ジャニー氏が亡くなっていることに加え、ジュリー社長はまったく知らなかったとの立場を表明してしまったことで、告発者たちを突っぱねることも難しくなった。“知らなかったのだから、告発を否定もできない”というわけです。本当に2500人規模の被害者がいるのであれば、集団訴訟でもされれば事務所は吹っ飛びますよ。すでに一部活動家もこの問題に関わろうとしているだけに、集団訴訟もまったくの絵空事とは言えない」事務所のダメージはそれだけにとどまらない。「タレントには罪なし」とこれまで通りの起用を明言しているテレビ局もあるが、世間の目を気にしてか、ジャニーズタレントを起用しているスポンサーの中には「事務所の対応を注視している」と厳しい目を向けている企業も増えている。もともと実力以上に“スポンサー受け”の良さで続々とテレビに出演してきたタレントには厳しい未来が待ち受ける可能性もあり、ひいてはジャニーズ事務所の収益にもつながる。
「広報のトップとして長年さまざまなスキャンダルに対応してきた現副社長のS氏が責任を取って辞任するとの話も一部で浮上しています。“S氏は知っていたが、ジュリー社長は知らなかった”というセンでいきたいのだろうが、もともとS氏は年齢から勇退の噂はあったし、ジュリー社長との関係はよくないともささやかれており、退社は既定路線だろう。ジュリー社長は引き続き残って、7月1日付で新たに迎える社外取締役らと新体制を築いていくつもりだろうが、性加害問題に対するジュリー社長の態度が変わらないかぎり、批判は続き、告発者も出てくるのでは」(同)
「知らなかった」発言は、ジャニーズ帝国崩壊の引き金となるのかもしれない。
[日刊サイゾー]
今のところ、辞めジャニの告発組である平本淳也さんや二本樹さんの元へ、ジュリーさんからは何のアクションもないそうで、そのために被害者の会設立が発表されています。
被害者の会に連絡する人がどのくらいになるのかわかりませんが、もしも全員がお金での解決を望んだら大変な額になるでしょうね。
ただ、被害者の中には、お金ではなく、今現在、そして未来の子供たちのための法律改正に協力願いたいという人もいます。
やっぱりジュリーさんはヒアリングに参加すべきでした。
いい年をした大人であるジュリーさんがどうやって情報から遮断されたのか、ジャニーさんのような絶対的な権力の元であったとしても、どうやったら子供を守れるのか、多くのヒントを持っているでしょうに。
ちなみに、立憲民主党は現行の児童虐待防止法の改正を目指しており、刑法、児童福祉法における課題もあることから、ヒアリングには法務省、警察庁、こども家庭庁も出席しています。
既にスポンサー関係が難しくなりつつあるようですが、今後、こういった公共関係の仕事も厳しくなりそうですね。
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