中居正広さんがフジテレビの第三者委員会に対し3度目の文書を送付・公開しました。
これにより、中居正広さんの目的が明らかになったと言われる一方で、被害女性が反論する余地が生まれたという専門家の指摘があります。
また、小出しに反論してくるスタイルにうんざりの声も。
「株主代表訴訟対策」の声は…
一部では今になっての中居さん活発化は株主代表訴訟対策では、という声もあります。
でもフジテレビの株主が中居正広さんに損害賠償を求める根拠はないという指摘があります。
【河西邦剛弁護士】「中居さんサイドに対して請求するというのは、現実的に不可能ですし、有り得ないところです。なぜかというと、中居さんがトラブルを起こしたことによって生じた損害ではなくって、その後のフジテレビの対応によって生じた損害であると考えることができるからですね。
例えば1月17日のカメラを入れない記者会見の後にスポンサーが一気に減っていきました。時系列から見ても、中居さんがトラブルを起こしたことが、この『233億円の減収』の原因とは評価されないと思うんですね」
中居さんには弁護士が5人ついているようですから、このあたりはちゃんと理解してるでしょうね。
中居正広の目的は
世間の反応を見る?
元テレ朝法務部長の西脇亨輔弁護士が以下のようにコメントしています。
中居氏側からの文書はこれが3通目。狙いが分かった気がした。
この文書の真の目的は法的主張ではなく、中居氏の言い分を拡散して世論の反応を見る「アドバルーン」なのではないか。なぜなら、8ページにおよぶ今回の文書の内容は、法的には「理不尽」だからだ。
詳細はリンク先からどうぞ。
前回までの文書も西脇弁護士には「場当たり的」と言われていましたが、今回もバッサリです。
例えば「業務の延長上」と認定したことへの抗議として、家族の相談事をしたり「勇気づけられました」とお礼のメールをもらう仲だったことについては、「社交辞令という言葉を辞書で調べたほうがよい」とバッサリ。
ところでこのメールはいつ交換したんでしょうね。
中居正広さんは全部削除してしまったようでしたが。
ちなみに、2人が連絡先を交換したのは事件の2日前の2023年5月31日のBBQ後の寿司屋で、です。
ネットではBBQ後の寿司屋に誘われてついていったくせにみたいなコメントもみかけます。
被害女性はBBQの日は上司にどう立ち回ったらよいか質問し、皿の上げ下げや洗浄など、料理を担当する中居正広さんの手伝いをメインに、と言われ、そのように動いていたということですから、おもてなし終わった!打ち上げだ、みたいな感じだったのではないかと。
そういう感じだったなら、そりゃ好意的なメールも送るだろうなと思います。
このまま穏やかに関係を進めれば、被害女性にとって父親ほどの年齢の中居さん相手でも、あるいは何かが芽生えたかもしれません。
でも実際には、BBQ2日後に「メンバー声かけてます」と実際には誰にも声をかけていないのに誘い出してしまったわけですが。
世論誘導?
個人的には、少しでも被害女性や第三者委員会の調査報告書に疑問を持つ人を増やしたいのかなと思います。
そりゃそうですよね。
国民的アイドルグループのリーダーだった中居正広さんが、こんな幕引きありえません。
中居正広さんは、どうあっても被害女性との関係が不同意とは思いたくないのでしょう。
WHOの定義をきちんと説明し納得させられる人が周囲にいないんでしょうね。
そうなのであれば、完全にひっくり返すのは難しくても、「なにか裏があるんじゃ」と思う人が増えてほしい、と思うのは当然だろうと思います。
名誉回復が難しいとわかっていてもやるのは、自分だけのためじゃなく、信じてくれる家族のためでもあるのかも。
世間からは…うんざりの声
ただ、アドバルーンを上げるにしては、頻繁だし小出しだし、蜂の一刺し的なものがありません。
その結果、世間は「もううんざり」「これ以上がっかりしたくない」という声や、さらに女性へ同情する声が出ています。
「次の次の手まで考えるブレーンがいる」と報じられていましたが、その割に現時点ではちょっとうまくいってない感じ。
先週井川意高さんが「なんか 聞いちゃった」と打ち上げたアーティストYの関与をリークしたのがブレーンの戦法だったなら、確かに事態は少し動きそうではありますが…。
ここからの大逆転があるのでしょうか。
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