2025年11月14日、Aぇ！groupの草間リチャード敬太くんが略式起訴されました。
これは10月に公然わいせつ罪で逮捕されたことを受けたものですが、この意味は？
また、起訴されたのは現役のジャニタレとしては初のこと。
今後どうなるのでしょうか。
草間リチャード敬太が略式起訴
東京・新宿区で今年10月、下半身を露出したとして東京区検はきょう（13日）付けでアイドルグループ「Aぇ！group」の草間リチャード敬太さん（29）を略式起訴しました。
公然わいせつの罪で略式起訴されたのはアイドルグループ「Aぇ！group」の草間リチャード敬太さん（29）です。
東京区検によりますと、草間さんは10月4日午前5時半すぎ、新宿区のビルの出入り口付近で下半身を露出した罪に問われています。
TBSニュース
略式起訴とは？逮捕から起訴の流れ
逮捕から起訴の流れ
草間リチャード敬太くんが犯した「公然わいせつ罪」は刑事事件で、以下が刑事事件における「逮捕から起訴まで」の一般的な流れを図式化したものです。
① 逮捕（現行犯・通常逮捕・緊急逮捕いずれか）
↓
② 留置（警察署で最大48時間。証拠保全や初期取り調べ）
↓
③ 検察送致（送検。事件は警察から検察へ）←マスコミ用語で「書類送検」
↓
④ 検察官による勾留請求（最大10日＋延長10日）
↓
⑤ 勾留中に取り調べ・証拠収集・供述聴取など
↓
⑥ 検察官が起訴・不起訴を判断
├─ 起訴（公判請求 or 略式起訴）
└─ 不起訴（嫌疑なし・起訴猶予など）⑥の部分で、罪があるかないか、あるならどんな罪でどういう刑が科されるかが決まります。
つまり、逮捕歴＝前科、書類送検＝前科、ではありません。
略式起訴とは
不起訴であれば、嫌疑不十分・情状酌量などで罪として立件されず、前科にはなりませんでした。
しかし、草間リチャード敬太くんの場合略式起訴なので、有罪は確定しています。
略式起訴とは。
比較的軽微な犯罪で、被疑者が事実を認めており、罰金刑で済むと判断された場合に選択される簡易な刑事手続き
たとえ軽微な犯罪でも本人が認めていない場合は略式起訴を拒否して公判請求、つまり正式な裁判になり、そこで刑が確定することに。
※松本潤くんのドラマであったように、日本の刑事裁判は立件されたら99.9％有罪です[関連商品]
過去のSTARTO系タレントで起訴されたのは…
過去、STARTO系のタレントで刑事裁判になった人はいますが、実は現役で起訴されたのはただ一人、稲垣吾郎くんだけ。
元SMAPの稲垣吾郎くんは、2001年に公務執行妨害・道路交通法違反で現行犯逮捕され、後に略式起訴・罰金刑、3ヶ月活動を自粛し復帰、となっています。
同じ元SMAPの草彅剛くんは、2009年に深夜の公演で泥酔し裸で騒動を起こして草間リチャード敬太くんと同じく公然わいせつ罪で逮捕されていますが不起訴。1ヶ月の活動自粛を経て復帰しています。
草彅くんが起訴されなかったのは、そもそも大声で騒いでる人がいるという通報だったこと、警察が行ってみたら服を脱いでいた、ということで、見て不快な思いをした人がいなかったのでは、と言われていますが、どうでしょう。
元TOKIOの山口達也くんは2018年2月に泥酔し仕事で知り合った女子高生に対し強制わいせつをしたとして書類送検されていますが不起訴です。が、退所しています。
草間リチャード敬太の復帰はある？
不起訴となれば復帰のタイミングを図るだけだったかなと思うのですが、略式起訴。
非常に難しいですが、プラス要因、マイナス要因として挙げられるのがこちら。
プラス要因
- 事件が軽微で略式起訴（罰金刑）にとどまる
- 本人が容疑を認め、反省の姿勢を示している
- 事務所（STARTO）が契約解除せず、活動休止扱いにとどめている
- グループのYouTubeや番組が継続されており、復帰余地を残している
■ マイナス要因
- 公共の場での露出という性質上、イメージダウンが大きい
- 事件当時の写真が拡散され、新宿2丁目という土地柄憶測が飛んでいる
- ファン層が若年層中心で、スポンサーの反応が慎重
非常に複雑ではありますが、それこそこういうときに出てくるのが「多様性」じゃないのかな？という気もします。
LGBTQを「多様性」だと言うならば、たまたま、2丁目でお酒の失敗をしてしまったら仕事を失うことになるのか？公園だったら復帰できたのに？と。
頭の理解と気持ちは別なのもわかるんですけど、ね。
復帰するなら、相当時間が経ってからになりそう。
2026年1月公開予定だった『おそ松さん』は、現時点で公開予定未定です。
お蔵入りになりませんように。
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