2024年10月16日にSnow Manの4thアルバム『Rays』のティザームービーを公開したところ、不適切な表現があったとして公式が謝罪・すぐに削除されました。
理由は「KATANA」という曲の動画内に映っていた刀の刀身に刻まれた「岡村寧次」という名前が第二次世界大戦で、対中国との戦いで総大将を務めた人の名だったから。
さっそく中国で抗議の声があがり、公式が即対応することに。
この事態にネットではいくつか疑問の声が飛び交っていたため調べてみたのですが・・
これはもう、わざとというかヤラセ炎上なのではないかと思ってしまう事実が明らかに。
ティザーで使われた「岡村寧次」の銘が入った刀画像
炎上したのがこちら。
「KATANA」という曲なだけに刀が映し出されていたのですが、この刀には浮き彫りされたのが
「昭和十五年 岡村寧次」
これが、対中国においてトップにいた軍人の名だったというのが問題視されています。
刀の銘が刀身にある不思議
まず、刀身に銘が彫られているというのは珍しいですよね。
しかも使用者の名前の浮き彫り。
基本的に日本刀の銘は柄に収まる部分になされます。
しかも、彫られるのは刀の作者である刀工の名が一般的です。
今回の映像のように、所有者の名が彫られる、しかも浮き彫りというのは相当珍しいことです。
「岡村寧次」は悪なのか?刀が中国で飾られている意味
「岡村寧次」は確かに戦時中の中国において意味のある人物らしいですが、その存在は、本当に中国にとって「悪」だったかというと、そうではなさそう。
SNSで歴史をよく知る人の言葉をまとめると、こんな感じらしいです。
- 「岡村寧次」が総大将になったのは終戦後
- 中国での裁判では無罪となり、蒋介石とも懇意になった
- その刀は中国の博物館に所蔵されている=日本降伏の象徴だとされている
- 勝利のシンボルであるため中国では「岡村寧次」の銘が入った刀の贋作がたくさんある
ただまあ、たとえどんな人物だとしても、特に主張がないなら敢えて出す人物ではなかったのでは。
「岡村寧次」が何故日本のティザーに?わざと説
「岡村寧次」という軍人について、高校の教科書にも載っていない人物であるという声があります。
日本史の授業では戦時中の内容が駆け足で進むという問題もあるのかも。
それ以上の歴史の話は各々の興味と教養の問題ではありますが、日本では誰もが知ってるという名前ではありません。
◆こちらをどうぞ。
蒋介石を救った帝国軍人 ――台湾軍事顧問団・白団の真相
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一方、中国では有名。悪い意味にも取れる。
整理すると、
- 刀の銘が使用者という非常に珍しい刀
- その彫られた日本人の名前が日本では知名度が低く中国では高い
- 戦時の対中国でトップと認識されているいろんな意味で中国の人にプレッシャーを与える
ティザーに刀を使おうと用意した刀が、なんの意図もなくこの刀になる、という事が事故で起きるとは思えない
これが今人気のSnow Manのティザーに出てくるというのは・・・もう、わざとですよね。
ミセスグリーンアップルのコロンブス騒動以上に悪質だと叩く声もあります。
この刀をメンバーの誰かが持ってきたんでない限り、メンバーには責任ありません。
悪質なのはティザー制作者だと公式があげた、所属レーベルMENT RECORDINGの人なのでしょう。
先日NHKのラジオで尖閣諸島は中国の領土ですと発信した中国人職員がいました。
そんな感じでSnow Manの楽曲に関わる関係者の中に、なにか狙ってる人がいるのでしょう。
それでもイメージが傷つくのはSnow Manメンバーなのが残念です。
とても残念ですが、今後の活動の延長線にアジア進出があるなら、もっとチェックしないといけなそうです。
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