国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会が24日から日本を訪れ、ジャニーズの性加害問題を巡り「当事者の会」へのヒアリング調査を行いますが、どうやらジャニーズは”ズルい戦法”で逃げ切りを画策しているようです。
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[以下引用]
「国連の調査は、性被害はもとより、事が人権侵害に及んでいる非常に深刻な問題であるとの認識が共有されたのだと感じております。この問題は日本だけでなく世界が注目している重要な事案であり、意識を高めて取り組みたいと改めて強く心に刻みました。ジャニーズ事務所とスタッフが加担して隠蔽、これらの責任をとらずして今なお継続しているのですから」（”当事者の会”代表の元ジャニーズJr・平本淳也氏）性加害報道は名誉棄損だとして、ジャニーズが週刊文春を訴えた裁判で、文春側の代理人を務めた喜田村洋一弁護士に「当事者の会」は相談しながらジャニーズの責任を追及していく方針のようだ。
「未成年者らへの性加害は、性犯罪者の犯罪歴を登録したシステムをつくり、照会できる仕組みづくりを柱とする緊急対策の原案を政府がまとめたと報じられました。英司法省管轄の犯罪証明管理および発行システム『DBS制度』を参考にしたもので、日本でもようやく法整備がなされようとしている。これは、『臆測で傷つく人がいる』などと言って、対応の遅いジャニーズ事務所への包囲網が狭まっていることを意味しているでしょう」（芸能プロデューサー）
そうしたなか、ジャニーズ事務所は公式サイトで先日、「記者会見を行う予定」と発表した。第三者による「外部専門家による再発防止特別チーム」の調査の現状を報告し、今後の対応について説明するという。もっとも、日時も誰が登壇するかも「決まっておらず、調整中」としたまま。これには国連作業部会の聞き取りや、それを受けて8月4日に開く会見を見て、「材料が出そろってからやるのではないか」ともっぱらだ。では集団訴訟がなされたとして、どう対処するのか。
「むしろ、訴えてもらった方が早いと考えている可能性はあると思いますよ。裁判によって、ジュリーさんは自分たち現経営陣に責任がないことが認定される。性加害にあったとする証言者は相次いでいますが、それを法廷で証明していくことのむずかしさも知っているのでは」（ジャニーズ事務所事情に詳しいベテラン記者）
頭を低くして、謝罪と再発防止のポーズをとることで、ウヤムヤになっていくのを待つつもりなのだろうか。
「来年になれば、嵐の再結成で100億円規模の興行が待っている。それが始まれば、ファンは熱狂し、メディアも御用聞きにもどって、ヨイショ報道にもどっていく。そんなシナリオを描いていると思います」（前同）
[日刊ゲンダイ]
要するに”時間稼ぎ戦法”ですね。
とりあえず「記者会見を開きます！」と先にブチ上げ、世間からの「逃げ回るな！」という批判をかわすと。
で、国連の調査チームの動向を見ながら抜け道を探し、後出しジャンケン的なカタチで逃げ切りを狙うわけですね。
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うーむ、なんてセコくてズルい戦法なんでしょうか。。
どうやら、ジュリー社長の心のなかには”潔く”という言葉や、被害者の方々への贖罪の意識はないようで。
最後まで「私は知らなかった」「私は悪くない」で押し通そうと、要するに”保身”しか考えてないんでしょう。
こうなってくると、近日中に開かれるという記者会見だって、ジュリー社長が出てくるかどうか怪しいのでは？
もしかしたら、質問は事前に提出したもの、かつジャニーズ側から指名された記者しかできないようになっていたりして。
とりあえず、なんとか「記者会見をしました」という既成事実だけを作って、あとは世間が忘れるまで耐え忍ぶと。
でも、そう簡単にいくとは思えませんけどね…
※ボクもそう思う。
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それに、嵐の再結成だって現時点では可能性は非常に低いのでは？
この状況下で「ジャニーズを救う」ために、大野くんが芸能活動復帰にOKを出すとは思えません。
それよりも、まだSMAP復活の方が現実味あるような気がします。
いずれにせよ、すでに国内の忖度マスコミだけを上手く丸め込めばなんとかなるというレベルを超え、全世界的な問題に発展しています。
有耶無耶に終わらせようとすれば、ジャニーズだけではなく日本政府に対しても「何やってんだ！？」と批判が世界中から殺到するはず。
ジュリー社長は性加害が常習的に行われていた時代から取締役だったわけですし、このまま都合よく逃げ切ることなんて不可能でしょう。
徹底的に追い込まれてドボンする前に、肚を決めて真摯に立ち向かったほうが良いと思いますけど。
◆どうなんでしょ、ジャニーさん？
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