2025年6月21日、元TOKIOで現在は芸能界を引退してる長瀬智也さんがSNSを更新
「ヤラセだらけの世界に疲れたらレースをおすすめします」
と投稿し話題になっています。
タイミングと内容から、コンプライアンス違反で無期限の活動休止となったTOKIO・国分太一さんの関係かという声も多いのですが、長瀬智也さんは一体何が言いたかったのでしょうか。
長瀬智也の脱退経緯
長瀬智也さんはTOKIOの最年少メンバーとして、ジャニーズでは珍しい男臭い風貌ながら天然で人誑しなキャラで人気を博してきました。
バンドとしてはボーカルや作曲を担当。
メンバーの中でも音楽に対する意識が高かったとされています。
そんな長瀬智也さんが芸能界を引退したのは2021年。
そのウラには、音楽活動への強いこだわりと、表現者としての新たな道への模索があったとされています。
簡単にまとめると以下の通り
1.TOKIOの音楽活動の停止
- 2018年に山口達也さんが不祥事で脱退し、バンドのベースが不在に。
- 長瀬さんは「5人で音楽をやること」に強いこだわりがあり、バンドとしての活動継続に葛藤を抱えていた。
2.「ジャニーズのアイドル」という肩書きからの解放
- 「ジャニーズだから」できることがある一方で、「ジャニーズだから」「ジャニーズなのに」と色眼鏡で見られることを経験
- TOKIOは長く紅白歌合戦に出場し続けましたが、実は曲のセールスはとても少なかったため、「ジャニーズの力で出てる」と言われ続けてた(個人的には、鉄腕ダッシュなどで老若男女年齢関係なく認知度があるTOKIOにNHKが期待した結果だと思ってます)。
※何回紅白で聴いたかな[関連商品]
- アイドルとしてのイメージに縛られることに違和感を持ち、「表現者」として自由な創作活動を志向するように。
3.裏方としての新たな挑戦?
- 芸能界を離れた後は、「ゼロから新しい仕事の形を創り上げる」と語り、映画や音楽制作など裏方の活動に意欲を示していたとされていますが、これは長瀬智也さんのお母さんが否定していました。
一つ言えるのが、メンバーとの関係は良好だったということです。
脱退は円満に話し合いを重ねた結果であり、TOKIOの他メンバーも「新しい道を応援したい」とコメントし、グループ名が残ることを長瀬さんも喜んでいたとされています。
ときどき更新されるSNSにはバイクのレースや音楽活動などが書かれており、好きなことを楽しんでいる様子が伝わってきます。
長瀬智也「ヤラセだけの世界に疲れたら」
そんな長瀬智也さんの2025年6月21日の投稿がこちら。

「ヤラセだらけの世界に疲れたらレースをおすすめします。そのかわりヤラセだらけの世界に戻れなくなります。ご注意ください。ナガセ」
「ヤラセだけの世界に疲れたら…」とは。
単純に考えれば、芸能界は予定調和、キャラも展開も作り込みプロレスの世界である一方で、レースは予定調和がない、実力がなければ勝てないということでしょうね(八百長という極稀なケースは除く)。
もう少し詳しくするとこんな感じでしょうか。
- 「ヤラセだらけの世界」=芸能界やテレビ業界
芸能界は虚構の世界。そもそも「アイドル=虚像」という意味です。
そんな中、特に長瀬智也さんが関わってきたTOKIOの番組は『ガチンコ!』や『鉄腕DASH』などいずれもリアルと演出の境界が問われる番組で、鉄腕ダッシュはなんでこんな稀なことが起きるのか、特殊な生物が見つかるのかと、絶対仕込んでると、何度となくヤラセが疑われていました。 - 「レース」=リアルな勝負の世界
現在の長瀬智也さんはバイクレースに情熱を注いでおり、そこには「やらせのない、命をかけた真剣勝負」があると感じているようです。つまり、“本物の世界”に身を置くことで、自分を取り戻した”というメッセージとも受け取れます。 - 「戻れなくなります」=決別
一度リアルな世界に触れてしまうと、もう“演出された世界”には戻れない、戻る気もないよということなのかなと。
国分太一の擁護?批判?アドバイス?無関係?
「ヤラセだけの…」投稿と国分太一との関係は?
関係ないとは言えないのでは。
長瀬智也さんのSNS投稿は、毎日、日に何度もというようなマメな方ではありません。
かといって1週間2週間と放置するでもありません。
でも、大抵はレースの告知や近況で至って穏やかなもの。
たまーになにか意味ありそう、という投稿もしますが、今回は6月20日に国分太一さんの無期限活動休止が報じられた翌日のことですから、意味なし、関係なし、と言うほうがムリがあるのでは。
国分太一を擁護?批判?アドバイス?
今回の長瀬智也さんの投稿は、擁護にはならないと思います。
批判…もどうでしょうか。
結論を言うと、アドバイスみたいなものなのかなと思いました。
対象は、国分太一さんはもちろん、視聴者への、かなと。
国分太一さんが犯したというコンプライアンス違反は、プライバシーの問題として詳細が明かされていません。
しかし、各メディアが取材した結果、複数のパワハラ・セクハラで、国分太一さんはスタッフに高圧的な態度を取り続け、猥褻な動画や画像を求める一方で、自分の猥褻な動画・画像を送りつけていたというのが正解なんだろうと言われています。
これが本当なら、国分太一さんは「アイドル」としていい顔をし続け、長く虚構の世界で過ごした結果、よくわからなくなったのかもしれませんね。
同じグループで一緒に活動してきた長瀬智也さんが、国分太一さんのそういうところに気づかないわけもありません。
ジャニーズ事務所にいた人は誰しもジャニー喜多川氏の性加害の被害者であった可能性はありますし、直接の被害があってもなくても、それが身近にある状況で子供時代を過ごしたわけです。
また、ジャニーズ事務所は特別バーターの力が強く、例えば、嵐のメンバーの仕事のオファーがあると、別のタレントの仕事と引き換えにオファーを受けたとか、実力関係なしに仕事ができたという話はたくさんあります。
スキャンダルがあっても事務所が握りつぶしてきたのも本当だと思います。
そういう世界で幼少時から生きてきた結果、自分の存在や正義が正しく測れなくなったのかなと。
だから長瀬智也さんは国分太一さんに、外の世界にはリアルがあるよと言いたくなったのかも?
ついでに視聴者に対しても、芸能界はやらせばっかり、国分太一だって他の人だっていい人ばかりじゃないよ、そういう作られたモノに疲れたらレースがあるよ、と伝えたかったのかも。
国分太一さんは自分を見つめ直すということでしたし、一度長瀬智也さんに会いに行くのもいいかもしれませんね。
コメント