滝沢秀明の退社理由とは?性加害問題、TOBE設立までの時系列と背景

ジャニー喜多川氏の後継者として芸能人を引退しジュニア育成に専念すると宣言していた滝沢秀明さんがあっさりジャニーズ事務所を辞めたとき、驚いた人が多かったと思います。

本人がはっきり説明することはないまま、2023年に新事務所TOBEを設立し現在は芸能事務所社長として活躍しています。

が、そんな中、藤島ジュリー景子さんが告白本を出版し、滝沢秀明さんの退社について触れたことから再度滝沢秀明さんの退社に注目が集まっています。

こちらの記事では退社までの時系列、背景にあった出来事を整理します。

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滝沢秀明さんの退社までの時系列

年月出来事
2018年末芸能活動を引退し、ジャニーズJr.育成に専念
2019年1月ジャニーズアイランド社長に就任
2019年7月ジャニー喜多川氏逝去
2019年9月ジャニーズ事務所副社長も兼任
2022年9月中旬弁護士を通じて退社の意向を事務所に伝える
2022年9月26日ジャニーズアイランド社長を退任
2022年10月31日ジャニーズ事務所を正式に退社
2023年春新たな芸能事務所「TOBE(トゥービー)」を設立
2023年以降三宅健、平野紫耀など元ジャニーズ所属のタレントが続々と合流

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なぜ退社したのか?背景を考察

ジュリー告白本では

今回、藤島ジュリー景子さんの告白本で明かされたのは以下のこと

  • 滝沢くんからはいきなり内容証明が届いた
  • 退職する理由の説明はなかった

これが本当ならただひたすら滝沢秀明さんは不義理なヤツ、ということになりますが…

過去の文春報道

滝沢秀明さんが辞めた頃の文春報道をまとめると以下の通り

  • 経営に対する考え方が違ったジュリー&タッキー
    ジャニーさんやタッキーは舞台やショーが中心で、メリーさんとジュリーさんはテレビと映画が中心。そもそもの考え方が違っていた。
  • スノストの成功で焦ったジュリー
    当初、タレントのデビューまではタッキーの管轄で、デビュー後はジュリーさん、ということで棲み分けができており、うまくいくはずだった
  • しかし、スノストの大成功でジュリーさんが焦った。大倉忠義くんや横山裕くんなども動員し、お気に入りの関西ジャニーズJr.の売り出しに注力し始め、なにわ男子のデビューにこぎつけた。

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  • マイナス面はタッキー担当
    タレントが不祥事を起こすと厳しく処分をするようになり、それがタッキーが行っているように報じられていたが、タッキー自身は「オレにそんな権限あるわけないでしょ」と迷惑がっていた。
  • 経営陣入れ替え
    ジュリーさんのフジテレビ時代の人脈やレコード会社との関係をフル活用し新規雇用を進め、長年事務所に尽くしてきた人物と経営陣を入れ替え始めた。
  • ジュリーの一人娘の経営参入
    ジュリーさんの高校生の娘がSNS展開やグッズデザインに口を出すようになった。なにわ男子のデビュー、道枝駿佑くんの「金田一少年の事件簿」主演は、娘が道枝くんのファンであることも影響しているのでは。
  • ともに不満を持ち合うようになったジュリー&タッキー
    タッキーはジャニーさんの後継者としてジュリーさんにビジネス展開を提案するも、ことごとく撥ねつけられていた。
    一方のジュリーさんも、スノストのバーターとしてIMPACTorsのメンバーを推していくタッキーに不満を持つようになっていた。
  • 不満を募らせたタッキーは2021年秋、「Travis Japanをデビューさせたら辞めます」と伝え、Travis Japanデビュー後退社に至ったとのこと。

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文春を盲目的に信じるつもりはありません。

が、経営陣の入れ替えや横山裕くんや大倉忠義くんがジュニア育成に関わっていたのは事実です。

デビュー前は滝沢秀明さんでデビュー後はジュリーさんのはずがデビューにも関わるようになった、しかもそれがジュリーさんの娘の推しだった、とか、話が違うということはあったのでは。

なんにも説明せずにいきなり内容証明を送ってきて辞めたというジュリーさんの説明より、辻褄が合ってます。

性加害問題との関連は?時系列まとめ

滝沢さんが退社した時点では、ジャニー喜多川氏の性加害問題はまだ大きく報じられておらず、退社の直接的な理由とはされていないようです。

そのあたりの時系列がこちら。


時期出来事
2022年11月YouTube「ガーシーch」に出演し、ジャニー喜多川氏による性加害を初めて告白
2023年3月7日英BBCがドキュメンタリー『J-POPの捕食者』を放映。ジャニー氏の性加害問題を国際的に報道
2023年4月5日『週刊文春』でカウアン氏が実名・顔出しで告発
2023年4月12日日本外国特派員協会で記者会見を開催。被害内容を詳細に語る(15〜20回の被害)
2023年5月11日ファン有志による団体「PENLIGHT」が署名活動を開始。ジャニーズ事務所に調査と再発防止を要望
2023年5月15日以降民放報道番組や新聞社が徐々に報道を開始。社会的関心が拡大

滝沢秀明さんがジャニーズを辞めたのが2022年10月末日で、カウアン・オカモトさんがガーシーの元で告発したのが2022年11月。

2022年の夏にはBBCがジュリーさんに取材を申し込んでいた、という噂があったりもして、滝沢秀明さんがこの流れを敏感に感じ取ったんだろうと指摘する人もいます。

しかし、どうでしょうね?

文春が報じてた通り、2021年の秋に「Travis Japanをデビューさせたら辞めます」と言っていたのが本当なら、BBCの取材もカウアン・オカモトさん完全に関係ないと思われますが…

でも、どうしても滝沢秀明さんにあの性加害問題の責任を問いたい人というのがいるんですよね。

ジャニー喜多川氏のお気に入りとしてジュニア時代を過ごし、ジャニー喜多川氏の後継者としてジュニア育成に関わった滝沢秀明さんが知らなかったわけがないのに逃げて沈黙するのは卑怯だと。

個人的には、どうして滝沢秀明さんを責任者側にしようとするの?と思いますけども。

ジャニー喜多川氏の傾向から言って、ジャニーズ事務所にいた時点で誰もが被害者だった可能性はあり、滝沢秀明さんなんてその最たるところにいます。

リターンもあったでしょということだとしても、貧しい母子家庭を支えようと中学生から必死で生きてきたことを思うと。。

もしも本当はジャニーズが性加害問題で追求される流れを読んで逃げたんだとして、それの何が悪い?と思いますけどね。

滝沢秀明さんがジャニーズに残っていたら、性加害問題でジュリーさんは表に出ず対応を全部滝沢秀明さんに任せたのでは?

常に表に出ない人でしたしね。

自分も被害を受けていたかもしれないし、見逃した大人はたくさんいたのに、「すみませんでした」と謝らないといけなかったですかね?

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