フジの鬼気迫るプレゼンにキムタクも折れた！高視聴率を維持する「HERO」が映画化しないと採算割れしちゃう理由とは？

始まる前から決定していたと言われるキムタク主演「HERO」続編の映画化の話。その裏には、1話1億円とも言われるドラマ制作費を興行収入で取り返そうという、フジテレビの鬼気迫る様子があったといいます。

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2001年に放送されたドラマの続編となる今回の「HERO」は、初回視聴率は26.5％と素晴らしいスタートを切りました。

他の芸能人ではあり得ないくらいの大きな注目を浴びる中での快挙でしたから、キムタク自身も「ホッとしました」と異例のコメントを出していました。
「HERO」初回視聴率は26.5％！キムタク会心の一撃！！

しかし、その後は第2話19.0％、第3話20.5％、第4話18.7％、そして11日の第5話は21.0％と20％前後を行ったり来たり｡

他のドラマと比べればダブルスコアの高視聴率ですし、本来では文句どころかお祭り騒ぎになってもおかしくないはずなのですが、なぜかフジテレビ局内は真っ青なんだとか。

[以下引用]
「視聴率に徹底的にこだわる理由は､『HERO』に掛かる莫大な制作費にある｡当初は1本当たり約5000万円と見込まれていたのですが､良い物を作りたいと思うからでしょう｡キムタクら出演者の要求に応えるあまり､最終的には1本1億円計算になりそう｡この高い制作費に見合う視聴率は最低でも20％｡これでようやくトントンと言われているんです」(制作関係者)

そこで､フジが半ば強引に推し進めようとしているのが「HERO」の映画化だ｡

「制作費の赤字分を少しでも取り戻そうと来年の公開に向け､水面下で動きだしたという話なんです｡前作を映画化した『HERO』は2007年に映画化されは興行収入81億円の大ヒットを記録した｡現在の勢いで映画を公開できれば､最低でも興行収入50億円を超えるのは確実ですからね」(事情通)

フジの映画では「踊る大捜査線」や「海猿」など､大ヒット作が目白押しだった｡新シリーズとなった「HERO」を映画にしようと考えるのは当然のことだろう｡

佐藤秀峰がフジテレビに大激怒！
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しかし、問題となっているのは映画の公開時期｡前作の映画が公開されたのは､シリーズが放送されてから6年後のことだったが…

「当然､主演である木村の意向が大きい｡ドラマが高視聴率を取ったから映画を製作したみたいにがっついているｲﾒｰｼﾞを視聴者に植え付けたくなかったからです」(前同)

ただ､今回ばかりはフジサイドの鬼気迫る必死のプレゼンに､キムタクも自分のこだわりを通すわけにもいかなかったとか｡

「低視聴率というイメージが定着してしまい､フジの台所事情は本当に厳しい｡スポンサーの大半が日テレとテレ朝に向いているんです｡お台場でのイベントはドル箱にはなっていますが､是が非でも映画化を実現しないと､いよいよ厳しくなってきたというのです」(編成関係者談)
[東スポ]