SMAPの肩書きを外された草彅剛と一人で背負い続ける木村拓哉。近づく「嘘の戦争」と「A LIFE」の視聴率対決の行方は？

草彅剛くん主演「嘘の戦争」が10日から、キムタク主演「A LIFE～愛しき人～」が15日からスタートします。元SMAPの二人がソロになって初めてのドラマということで、その視聴率対決に大きな注目が集まっていますが、果たして軍配はどちらに上がるのでしょうか？

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[以下引用]
「木村と同じく1月期の連ドラ『嘘の戦争』（フジテレビ系）で主演を務める草なぎ剛は、SMAP解散前の昨年末の時点で“SMAP”の肩書が外れたと、一部ファンの間で話題になっていました。読売新聞読者に無料配布される生活情報誌『読売ファミリー』（12月21・28日号）のインタビューで『俳優』と紹介されていた上に、プロフィール欄に『1987年にジャニーズ事務所に入る』と記載されたものの、SMAPについてはスルー。ところが、木村はラジオにグループ名が残っただけでなく、1月1日付の読売新聞のインタビューで『SMAPのメンバーとしてCDデビュー』とありましたし、『女性セブン』（1月19日号）でもプロフィール欄は『1991年、SMAPのメンバーとしてCDのデビュー』と、書かれていました。木村のみ、番組や経歴の中で“SMAP”の文字が押し出されている状態ですが、もしこれが続くようなら、4人のファンから反感を買ってしまいそうです」（ジャニーズに詳しい記者）
[サイゾーウーマン]

こういった“扱いの差”が意図的なのか、あるいはメディア側の自主規制なのかは分かりませんが、少なくとも草彅くんに対して事務所が関心を持っていないことは確かなような。

なぜなら、ジャニーズ事務所は所属タレントの扱いについて、細かい所までウルサく注文してくることでも有名で、普通なら見逃すことはないでしょうから。

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ということで、まずは草彅くん。

昨日、都内で行われた「嘘の戦争」の制作発表に出席し、元SMAPメンバーとして初めて公の場に姿を表しました。

[以下引用]
スーツ姿で登場した草なぎは、緊張した面持ちを見せながらも「皆様、あけましておめでとうございます」と明るく挨拶。「本当にすばらしいキャストのみなさんと、２０１７年この仕事でスタートできるというのは本当に幸せです。爽やかにスタートしたい。今持っている力を全て注ぎこんでいきたいです」と笑顔で宣言。「緊張するもんですね～」とおどけて笑いを誘ったり、プロデューサーのジョークを聞いて腹を抱えて笑うなど、会見は終始和やかな雰囲気だった。

年始の過ごし方も明かした。「家の掃除をしてましたね。大掃除していました。後は、ずっと寝てましたかね、今年は」。今年の抱負を聞かれると、「やっぱりこう、新しい気持ちでこのドラマから始まるので、精いっぱいやって何か得られるっていうか、吸収できるものがあればいいなと思っているので、とにかく頑張りたいなと思っています」と言葉に力を込めた。
[日刊スポーツ]

会見終了後、報道陣から「SMAPが解散して、今の心境は」と聞かれた草彅くんは、胸の前で両手を合わせて謝罪するようなしぐさを見せ、「頑張ります！よろしくお願いします」とだけ答えたそうです。

本人は撮影に大きな手応えを感じているようで、戦争シリーズの前作「銭の戦争」が最高15.4%、平均13.4%という好成績だったこと、SMAP解散直後という注目度の高さを合わせると、かなりの高数字が期待できるような。
　「嘘の戦争」の高視聴率が間違い無しと言われる理由

また、制作する関西テレビは、看板番組だったスマスマを「ジャニーズによって潰された」との思いもあるようで、現場は「キムタクには絶対負けられない！」と気合が入っているといいます。

いったいどんなドラマになるのか、楽しみです。

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一方のキムタク。

年末年始は家族とゆっくり過ごしたと報じられていましたが、5日に放送されたTBSの番宣では、共演者の浅野忠信さんがキムタクを擁護するような発言をして話題になりました。

[以下引用]
「浅野は唐突に、“鷹の生き方”を題材にしたたとえ話を始めたんです。これは鷹が若さを失う40歳頃に、そのまま死を選ぶか、それとも自ら衰えたくちばしを打ち砕き、爪を抜き、羽をむしるなど痛みを選ぶことで、新たなくちばしや爪、羽を手に入れて長生きできる……という話。浅野の話に耳を傾けていた木村も、『知ってる……』と呟きながら、グッときたのか目に浮かぶものが見えました」（テレビ局関係者）

浅野は鷹と自分たちをなぞらえながら、静かな面持ちで語り続けた。

「ある鷹は衰えていく方を選んで、ある鷹はくちばしをわざと自分で石にぶつけて割って、もう1回再生させて、もう1度鷹としてやり直すらしいんですね。それを読んだ時に、僕もすごく勇気をもらって……」

木村と“同世代”という共通点に絡めてトークを続けたのだ。

「浅野はこの再生を選んだ鷹と木村を重ね、批判うずまくキムタクを擁護しようとしたのではないか？　と思えてならない。粋な心遣いですよね。木村は一連のSMAP解散騒動ですっかり悪者になってしまいましたが、同世代の浅野には、木村の胸中を察することができたのかもしれません」（前同）

同ドラマのキャッチコピー「あなたを救うために、生きてきた」にちなみ、それぞれの「○○ために、生きてきた。」を質問するコーナーもあった。この時も浅野は「自由のために、生きてきた」と回答。さらに、松山ケンイチ（31）も「自分の命を全うするために、生きてきた」と話し、木村は「深い」と頷いている。

「浅野や松山の言葉は、SMAP騒動でバッシングを浴びていた木村にとって、大きな救いになったはず。年末に木村以外のメンバーが集結した“打ち上げ”報道からも、完全に孤立していたかに見えましたが、芸能界には木村側に理解を示す者も多く存在するようです」（前同）
[デイリーニュースオンライン]

キムタクは11日に都内で行われる「A LIFE」のプレミアム試写会＆舞台挨拶に出演予定となっています。

これについては、SMAPのFC会員向けに番組協力を受け付けていて、「解散したのにどうしてSMAPファンクラブ限定なの？」といった疑問の声もあるようです。

各メンバーのFCが始動するまでの暫定措置なのかもしれませんが、草彅くんに関してはこういう動きはないのかな？

ラジオも「木村拓哉のWhat’s UP SMAP!」だけが解散後も“SMAP”の名を使い続けることから、「SMAPの看板はキムタク個人のものになったのか」と言われていました。

ま、この辺りに事務所の“扱いの差”が表れているんでしょうね。

ただ、キムタクが置かれている立場は非常に厳しいもの。

草彅くんドラマが「視聴率15%いけば合格」と言われているのに対し、キムタクドラマは制作費が高騰したことで「視聴率15%では大赤字。合格最低ラインは視聴率20%」とハードルがあり得ないほど高くなっています。
　「A LIFE」の1話制作費が1億円以上であることが明らかに

現場では「打倒ドクターX」を合言葉に盛り上がっているともいいますが、もしもそれに遠く及ばない成績に終わってしまえば、キムタクの俳優生命は完全にジ・エンドとなってしまうでしょう。

世間的には「草彅VSキムタク」の争いに注目が集まっていますが、キムタクにとっては勝負どころではないんじゃないかと。

ゴールデンウィークには主演映画「無限の住人」の公開も控えてますし、まずは「A LIFE」の初回視聴率がどれほどの数字を残すのか…

再来週月曜日の芸能ニュースは、キムタク一色に染まりそうです。

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※草彅くんとキムタクの一騎打ち状態です。