ジャニーズドラマがゴールデン枠から消える？SMAPと嵐の消滅でジャニタレの需要が急速になくなりつつある影響か

年が明け、テレビ各局の新しい連続ドラマが続々とスタートする中、ジャニーズ主演ドラマは深夜枠が2本だけと寂しい状況になっています。その裏には「ジャニーズでは視聴率が取れない」という厳しい業界評があるというのですが…

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[以下引用]
1月期の民放ドラマでは、米倉涼子が主演するテレビ朝日系の人気シリーズ「ドクターX」の対抗馬になりそうな、天海祐希主演の日本テレビ系「トップナイフ―天才脳外科医の条件―」が注目を浴びている。

「放送される土曜午後10時枠は、現在午後9時から放送の『嵐にしやがれ』と放送時間をシャッフル。そのため、以前の同ドラマ枠は“ジャニーズ枠”と言われていたが、このところ、必ずしもジャニーズタレントが主演を務めるわけではなくなってきた」(テレビ局関係者)

昨年の1月期は坂口健太郎主演の「イノセンス　冤罪弁護士」、4月期は古田新太主演の「俺のスカート、どこ行った？」、7月期は唐沢寿明主演の「ボイス　110緊急指令室」、10月期は生田斗真主演の「俺の話は長い」。4本のうち、ジャニーズタレントの主演作は1本のみだった。

「生田のドラマは、1話30分の2本立てというなかなかのアイデアだったが、視聴率はそれほど伸びなかった。ほかの枠もそうだが、ジャニーズだから数字を取れる時代ではなくなってしまった」(テレビ局関係者)

気になる今年1月期の各局のジャニーズタレント主演ドラマだが、昨年大おみそかの紅白に初出場した藤ヶ谷太輔が主演の日テレ系月曜深夜枠「やめるときも、すこやかなるときも」、中島裕翔主演のテレビ東京系水曜深夜枠「僕はどこから」の2本のみとなってしまった。

「ジャニーズの幹部も現状を把握しているので、ドラマに関しては時間帯よりも露出優先。とはいえ、今期はテレ東は別にして、嵐の冠番組があり一番関係が密な日テレしか起用してくれなかった」(同)
[リアルライブ]

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ということですが、数字が取れなくなっているのはジャニーズ主演ドラマだけではなく、他の俳優さんや女優さんの主演ドラマでも同じこと。

「ジャニーズだから数字を取れる時代」なんて、とっくの昔に終わっています。
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それにも関わらず、最近まで他事務所に比べジャニーズ主演ドラマが多かったのは、やっぱりSMAP＆嵐という強力なツートップがいたからだと思います。

テレビ局サイドには「SMAPや嵐をドラマ以外の番組で使いたい」という気持ちがあったからこそ、ジャニーズのご機嫌伺いで後輩タレントをバーター起用していたという事情はあるでしょう。

また、スポンサーサイドからもSMAPや嵐のような”国民的アイドル”を起用して、自社の製品やイメージアップを図りたいというリクエストが多かったはず。

そんなツートップが片方は解散させられ、もう片方は残り1年で活動休止になることが決まってるわけですから、そりゃあ「別にジャニーズに忖度する必要ないよな」となるのは当たり前。

今後、いくらキンプリが大ブレークしても、若くて未知数の彼らではSMAP、嵐の代わりになることはまだムリ。

事務所戦略が甘かったのか、それとも因果応報でこうなったのかは分かりませんが、とにかくSMAPや嵐に代わる若手グループを育てられなかったのですから、仕方ありません。

ですが、まだジャニーズには”キムタク＆松潤”という、他と比べたら頭一つ以上飛び抜けて”数字の取れる男たち”がいます。

この二人を上手くバーター戦略に活用して、キンプリやスノストといった若手メンバーのGP帯主演を勝ち取っていくしかないような。

ジャニーズはドラマ終了後に発売されるDVDなど関連コンテンツの売り上げで有利とも聞きますし、ぜひタッキー副社長にはドラマ営業でも頑張って欲しいところです。

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