11月10日、目黒蓮くんがナビゲーターを務めた特別番組「つたえたい~僕たちは感染症時代を生きている~」がフジテレビ系で放送されました。
感染症対策をテーマにした1時間枠のドキュメンタリー・・ということだったのですが、番組の途中からKIRINによる宣伝番組に急変したことに批判が集まっています。
目黒は国立感染研究所で感染症研究の最前線を目の当たりにしたり、愛知県扶桑町で子どもたちと一緒に「免疫ケア」に関する授業を受けたりと、体当たりでリポート。目黒の真摯な取材姿勢が印象的な社会派ドキュメンタリーという雰囲気だったのだが・・。
番組後半から内容が急変。免疫ケアが重要という話の流れから、大手飲料メーカー「キリンホールディングス」が発見したプラズマ乳酸菌が大きくクローズアップされ、同社の乳酸菌飲料の開発秘話などが放送されたのだ。
ドキュメンタリー風や旅番組風で始まり、最後は商品宣伝になるという形式は、健康食品会社などのスポンサー番組でよく見る手法だが、今回は出演者がトップアイドルの目黒でスポンサーが大企業のキリンだったこともあり、違和感を抱いた人が多かったようだ。
キリンといえば、性加害問題を受け、目黒を起用していた「午後の紅茶」の広告を停止。しかし、今年3月に「目黒の誠実な人柄と唯一無二の魅力、商品や当社のイメージとの親和性を再確認した」として広告再開し、さらに「晴れ風」のCMへの新規起用を発表した。
結果、「晴れ風」は年間550万ケースを販売するなど大ヒット。キリンと目黒の絆はより強固になった。そうした事情もあってオファーを快諾したのだろうが、まさかここまで露骨な“商品宣伝”になるとは思わず、ネット上の反響に困惑しているかもしれない。日刊サイゾーより引用
キリンに限らずサントリーやアサヒなどのビール系メーカーって、健康食品やサプリ分野にも力を入れているところが多くて、どこもちょっと強引気味な宣伝やってます。
◆こういうのとか・・
サントリー セサミンEX ごま オリザプラス セサミン 270粒入
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◆こういうの。
スーパービール酵母Z 亜鉛&マカ 黒にんにく 900粒
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なので、キリンさんとしては「いつものこと」だったんでしょうけど・・
見ていて、途中から思わず笑ってしまいました。
「あ!目黒くんが真剣な顔して青汁の宣伝野郎みたくなってる。。」
実際、視聴者からは、
「目黒くんと感染症の勉強を・・と思って見始めたけど、広告番組なら最初からそう言わないと」
「社会派ドキュメンタリーだと思ったら、目黒蓮ファンにヨーグルトを宣伝する番組だった……」
という声も。
コロナとほぼ同じ時期にデビューしたSnowManは、あの騒動の影響で音楽番組への出場を断念したり、ツアーが延期になったりと、いろいろと苦労してきました。
そんな過去があるだけに、目黒くんも感染症対策の大切さを強く認識していたはず。
そこを利用して、苦労話から一転してプラズマ乳酸菌の宣伝に変わるという、青汁の宣伝番組みたいな展開に持ってくのはどうなのかと。
ちょっとデリカシーがないんじゃないですか、キリンさん?
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でも、一番心配なのはSTARTOの仕事選び。
昔のジャニーズだったら絶対にこういう仕事は断っていたはず。
一流のタレントはイメージ管理がとても重要だということは、芸能界で生きている人間なら当然の認識だと思うんですが・・どうでしょうか、福田社長?
青汁の宣伝番組みたいなのは、全盛期を過ぎた落ち目の芸能人の方々のお仕事というイメージが強いですし、今をときめくトップアイドルにやらせちゃダメっしょ。。
まあ、目黒くんとしてはキリンに”恩”を感じて断りにくかったのかもしれませんが、ここはやはり毅然とした態度を取らないと芸能人生命にも関わってきます。
今回は笑い話で済んだにしても、企業に都合良く使われてポイ捨てされないよう、しっかりマネジメントしてあげてくださいな。
晴れ風ポスター 目黒蓮さん
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ちなみに、キリンの大ヒット商品「晴れ風」ですが・・
「めめ効果でバカ売れ!」ということになってますが、他のビールと比べてとても美味しいですし、目黒くんを起用しなくてもキリンの主力商品になったと思います。
商品自体の魅力が最も大事というのは、テレビ番組と同じ構図かと。
目黒くんの評価が高まるのは嬉しいですが、あまりにもキャスティング第一主義に陥ると、そのうちテレビ局みたいになっちゃうかもしれないですよ、キリンさん。
◆「ホントは出たくない!」(出演を命じられた目黒蓮の慟哭・・)
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