ジャニーズの厳しい台所事情が露呈？SMAPと嵐が日テレ系音楽特番「Premium Music 2021」をジャックした意味

3月24日に亀梨和也くんと松下奈緒さんの司会で放送された日テレ系音楽特番「PremiumMusic2021」で、解散したSMAPと活動休止中の嵐の歌唱映像のオンパレードどなったことが話題になっています。

※これは懐かしい。

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[以下引用]
　同番組は「時代を超えて残したい“一生ものの名曲”」をテーマに、過去の秘蔵映像と生歌唱で送る4時間の生放送。注目の1曲目は、昨年いっぱいでグループ活動を休止した嵐が“トップバッター”として登場した。

映像は東日本大震災から3年後の2014年、被災地支援のために福島で開催したミニ野外ライブのもので、嵐がコンサートの定番曲として知られる『言葉より大切なもの』を歌唱する場面が流れた。

ネット上では「いきなり嵐！」「休止中でもトップバッターが務まる嵐すごい」「やっぱり5人の嵐に会いたい…」「1曲目からこれは泣いてしまう」「久々に歌って踊る嵐が見られて感動」などと、大きな反響が巻き起こった。

以降は人気アーティストのライブ歌唱や秘蔵映像が次々と流れたが、そのなかでもSNSでもっとも盛り上がったのはまたも「今は活動していないグループの過去映像」だった。2016年末に解散したSMAPのヒット曲『SHAKE』のライブ映像が約1分半にわたって流れ、めったにテレビでお目にかかれない5人のパフォーマンスにファンが熱狂したのだ。

ネット上では「SHAKE見ながら号泣」「SMAPだけは本当に別格」「SMAP映像たーっぷり観れて幸せ」「やっぱりSMAPのライブはめちゃ元気になる」といった声が飛び交い、Twitterで「SMAP」がトレンドワード入りするほどの大反響となった。

番組的には、名曲ぞろいのジャニーズメドレーが披露されたり、デビュー15周年を迎えたKAT-TUNが大トリを飾ったりとたくさんの見どころがあったが、視聴者がもっとも盛り上がったのは嵐とSMAP。両グループの偉大さが浮き彫りになったといえるが、その一方で「過去映像が目玉で大丈夫なの？」「もう活動してないSMAPと嵐を持ち出さないと番組成立しないのか」といった疑問の声も寄せられている。

同局系の音楽特番はジャニーズとの関係が深く、番組の目玉はジャニーズ系グループになるのがお決まりだが、一般知名度を考えると現行グループは嵐やSMAPには遠く及ばない。両グループの過去映像での視聴者の大盛り上がりは、ある意味でジャニーズの台所事情の厳しさを象徴しているともいえそうだ。
[エンタMEGA]

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ということですが、確かに嵐とSMAPのシーンはネットでも盛り上がってましたね。

ただ、番組の“つかみ”でもあるトップバッターに嵐を持ってきて、さらにSMAPを真ん中に持ってきてじっくり放送したことが「今のジャニーズを象徴している」というのは納得。

どちらも「今は活動していないグループ」の過去映像だったわけですが、そっちの方が活動中のグループよりも「盛り上がるだろう」と日テレが判断したわけですから。

それに、日テレはこれまでジャニーズに対する過剰な忖度？から、「24時間テレビ」など過去のジャニーズ映像からSMAPを意図的に「いなかったこと」にしてきた前科があるだけに、ネットでは

「日テレ、SMAP流してどうしちゃったの？」
「今までsmapに対して酷かったのに…」
「まさか日テレでSMAPが流れるとは…ありがとう！」

と皮肉る声も上がっていました。

ただ、SMAPの直後に流れたのがマッチ大先輩の「スニーカーぶる～す」だったことには、

「やっぱり日テレ、ジャニーズ忖度は健在だね！」
「もう二度と見たくなかったのに…」

とのブーイングもチラホラ。

こちらはデビュー曲でいきなりオリコンチャート初登場1位に輝くという記録を持っているそうですが、現在は本人が無期限の芸能活動自粛処分中で、ジャニーズ長男の座から転落したとも言われているだけに、無理して出さなくても良かったのでは？

ま、いずれにしてもSMAPと嵐のファンにとっては嬉しい放送となりましたが、気になるのは中居リーダーの親しいお友達でもある社会学者・古市憲寿さんの、

「『世界に一つだけの花』とか1回、また生で見たいなと思いますね」

との言葉。

最近はテレビでSMAP5人が揃った映像が流されることも多くなり、それにジャニーズベッタリの日テレが追随したことを考えると、なんとも意味深に感じてしまいます。
　「関ジャム完全燃SHOW」でSMAP歌唱シーンが堂々と流される

もうすぐ中居くんが独立して丸1年が過ぎますが、4月以降は「新地図との共演が解禁される」とも噂されています。

さらに、7月の東京オリンピック開催がほぼ確実な情勢となり、それに伴って東京パラリンピックの公式サポーターを務めていたSMAPの再結成が現実味を帯びてきています。
　笹川洋平会長の一声で実現濃厚となってきたSMAP再結成

SMAPが再結成してオリンピックを盛り上げ、そのまま年末にかけて”実現できなかったラストコンサート”を生配信したら、昨年の嵐に続いて再びジャニーズに3桁億円の利益をもたらすことは必至。

SMAP＆嵐という2大国民的グループによる解散ビジネスは、まだまだ続きそうです。

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