フジ、月9ドラマといえば、かつては数々の大ヒット作を生み出し、フジテレビを象徴する看板ドラマ枠だったのは御存知の通り。
しかし、近年は月9ドラマの十八番だった”鉄板ラブストーリー”が陳腐化し、視聴者からソッポを向かれたことで、オワコン化しつつあるのが実情。
そんな中、現在は目黒蓮くん主演ドラマ「海のはじまり」が放送中ですが、前評判的には大コケ予想が大半だったのですが・・
絶大な”メメパワー”の恩恵を受けて、復活しそうな兆しを見せているといいます。
「海のはじまり」気になる視聴率は?
まず初めに気になる視聴率ですが、7月1日放送の初回は世帯8.0%、個人4.6%、8日放送の第2話は世帯8.1%、個人4.7%と、わずかながら上昇しました。
最近の連ドラは初回から徐々に数字を下げるケースが多いだけに、これはちょっと珍しい現象。
ちなみに、同ドラマは2022年に放送された同局系ドラマ「silent」の制作チームが再結集し、“親子の愛”をテーマに描いた完全オリジナル作品。
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前回は目黒くんと川口春奈さんの共演で社会現象にもなりましたが、今回は”いろんな噂”が浮上している有村架純さんが相手役だけに、数字以外の面でも注目を集めています。
鳩サブレーの公式サイトがサーバーダウンの異常事態
そんなこんなで注目を集めている「海のはじまり」ですが、第2話では鎌倉名物として有名な「鳩サブレー」がキーアイテムとして登場しました。
正直、この銘菓は全国的にも有名ですし、誰もが一度は口にしたことがあるのでは?
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で、めめ効果によってX上で「鳩サブレー」がトレンドワード入りしすると、それを見た人たちからのアクセスが殺到し、販売元である豊島屋の公式HPが一時ダウンする事態が勃発。
ドラマに出てきた商品が大きな話題になることはあるものの、登場したお菓子のメーカー公式サイトのサーバーが落ちるなんてことは聞いたことがありません。
過去、有名ジャニタレがテレビ番組で紹介してバカ売れになるという状況は何度もありましたが、今回の”めめフィーバー”は平成初期の”キムタクフィーバー”を彷彿とさせるレベル。
視聴率以上に今作の盛り上がりを証明しているのがネット人気の高さだ。人気の大きな指標となる「TVer」のお気に入り数では、今作は早々に100万人の大台を突破。9日現在、お気に入り数は今期ドラマの中でダントツとなる109万人超にまで伸びており、2位のTBS系日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』の約83万人に25万人以上の大差をつけている。
第1話は、配信からわずか5日という異例のスピードでTVerの再生数が300万回(ビデオリサーチで算出、リアルタイム配信・追っかけ再生除く)を突破。本放送時にハッシュタグ「#海のはじまり」がXで世界トレンド1位を獲得したことも話題になった。
日刊サイゾーより引用
うーむ、もしかしたら、スイッチ入っちゃった?
目黒くん・・
目黒蓮は月9の救世主になれるか?
凋落著しい月9ブランドですが、その流れが決定的となったのは昨年7月期に放送された「真夏のシンデレラ」(森七菜さん&間宮祥太朗さん)。
フジテレビも”ひと夏のちょ旧ラブストーリー”として必死に宣伝したのですが、その努力も虚しく、全話平均視聴率5.7%と歴代ワースト記録を更新。
さらに、我らが二宮和也センパイを筆頭に中谷美紀さん、大沢たかおさんがトリプル主演した同年10月期の「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」は、さらにそれを下回る同5.3%という破滅的な数字を叩き出しました。
2期連続で歴代ワーストを更新したことは、月9凋落の流れは確実なものに。
今年1月期の永野芽郁さん主演「君が心をくれたから」(同5.8%)、4月期の広瀬アリスさん主演「366日」(同6.1%)でも浮上できず、
「もはや、誰を主演させても大コケ確実な死に枠」
こんな風に業界では揶揄されるなど、かつての栄光は地に落ちてしまった・・
と思われていたのですが、この調子だと目黒くんが救世主になりそうな予感。
制作陣も「silent」での成功体験を共有しているはずですし、今後の盛り上がり次第では再び社会現象化する可能性もあります。
もし、目黒くんが月9の救世主になれば、これはもはや”キムタクの後継者”を名乗ってもおかしくない・・かも?
今後の展開に注目です!
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