古き良きジャニーズへの回帰。秋元康プロデュース“劇場型ボーイズグループ”が注目される理由

先日、あの秋元康さんが総合プロデューサーを務める、男性ボーイズグループの「劇場型オーディションプロジェクト」の始動が発表されました。

これを受けて、業界では「ついにジャニーズの呪縛から完全に解き放たれた」と”男性アイドル戦国時代”の本格到来を予感する声が続出しているといいます。

 

スポンサーリンク

秋元康プロジェクトの全貌

プロジェクトの応募資格は、以下の通り。

・満12歳~満24歳までの男性
・これまで芸能事務所やレコード会社、音楽出版社等との契約をしていない方
・本オーディションに合格後、速やかに上京・在住いただける方
・合格後、日常的に専用劇場に通い活動できる方

募集期間は8月5日〜9月10日、オーディション開催地は東京、大阪、名古屋を予定していて、合格者は2026年に東京都内の商業施設に新設される約300人規模の専用劇場を拠点に活動するとのこと。

ファンと直接つながる“リアルな接点”を大切にしつつ、いずれはアリーナ・ドームクラスでの公演を目指すといいますから、これはまさしく”国民的アイドル”の輩出が最終目的なんでしょう。

ちなみに、秋元さんは同プロジェクトPR動画の中で、

 「いろんなオーディションをやってきて思うのは、みんな自信がないと。歌がうまいとか、ダンスが上手いとかキャラクターがあるとか、ビジュアルがいいとか。そういう自信だけでは成功しないのが、こういうエンターテインメントの世界だと思うんです。むしろ、今の自分は自信がないとか、そういう中に僕らがアドバイスをして、一緒にこのボーイズグループを作っていきたいと思いますので、ぜひ、自信のある方も、自信のない方も、いろんな人に応募してほしいなと思います」

と語っていました。

うーむ、なんとなくAKB流の匂いがします。。

また、このプロジェクトには三井不動産が全面的に協力しているようで、同社が展開する商業施設をメインに全国各地の会場でイベントを実施していくとのこと。

もしかしたら、専用劇場も三井不動産とのタイアップになるのかな?

「寄らば大樹の陰」

をモットーとする秋元さんらしい戦略ですが、テレビ局ではなく不動産会社とタッグを組んだというのが、なんだかこの先の未来を暗示しているような予感・・

◆自分だけ・・じゃなく、みんなでガッツリ儲けようぜ!という主義だそうで。

 

 

スポンサーリンク

ジャニーズ流と秋元流のいいとこどり?

さて、同プロジェクトは12歳以上という条件なので、小学6年生の男子がメンバーに選ばれる可能性もあります。

これってまさしく”ジャニーズの領域”に足を踏み入れたということ。

メリジャニ姉弟が存命だった頃には考えられないことですが、8月14日にはメリーさんが亡くなってから丸4年経ちますからね。

まあ、確信犯・・だと思います。

「男性アイドルの育成は旧ジャニーズでなくても自由にできる!秋元さんは、そんな最後通牒を突き付けたのでしょう。秋元さんはすでにSHO―WAとMATURIという2組の男性アイドルグループをプロデュースしていますが、平均年齢は30オーバーという、微妙なアイドル。今回の募集年齢は12歳から26歳ですから、ジャニー喜多川氏が開拓した、まさにその真ん中に手を突っ込むというプロジェクトです」(スポーツ紙記者)

旧ジャニーズ創業者が存命の時代は、男性アイドル、それに似たような存在は、ことごとく許されなかったが、それも遠い昔なのか。

「とんねるずの事務所に所属していた2人組グレートチキンパワーズはまさにアイドル風で、デビュー曲『MIX JUICE』が大ヒットし、これは行けるかな、と一瞬思ったのですが、芸能界の力学の前にしぼんでしまいました。時代が変わって、2010年代くらいからはアイドル風の男性グループが数多く出てくるようになりました。ただ、彼らはアイドルを自称せず非アイドルを打ち出したり、”ダンスロック“というスタイルを貫いたり、ジャニーズ事務所に気を遣っていました」(前同)

ジャニー喜多川氏が亡くなって6年、メリーさんが亡くなって4年。2人の威光におびえる必要はまったくなくなった。

「秋元さんが作り出した女性アイドルというビジネスモデルは大成功し、今も多くのファンを魅了しています。ダンスや歌を仕込む教育システムは確立していますから、そこで男性アイドルの卵を育てればいい。しかも専用の劇場を設けるわけですから、”会いに行ける男性アイドル“の時代が到来するわけです」(エンタメライター)

週刊女性PRIMEより引用

300人程度の小さな専用劇場で、徹底的に場数を踏ませて育成するというのは、ヨシモト流?

「会いに行ける男性アイドル」とはいいますが、まさか地下アイドルみたいな感じにはしないでしょうし、秋元さん的にはジャニーズJr.的なイメージを持っているのではないかと。

また、秋元さんはK-POP的な楽曲ではなく、

「誰もが口ずさみたくなるような、親しみのあるJ-POP」

を好んでいるみたいなので、最近の潮流からすると異端児・・というか、ジャニーズ的ですよね。

それが吉と出るかどうかは分かりませんが、注目はかなり集めるはず。

◆これぞまさしく”和”。

浪花いろは節 - 関ジャニ∞
浪花いろは節 – 関ジャニ∞
[Amazon]

◆社会現象になるほど、みんな歌って踊ってました。

恋するフォーチュンクッキーType A(通常盤) - AKB48 (多売特典なし) - AKB48
恋するフォーチュンクッキーType A(通常盤) – AKB48
[Amazon]

いずれにせよ、女性アイドルの育成で大成功を収めてきた秋元さんがガッツリと関わるわけですから、同プロジェクトが男性アイドル業界に大きな影響を与えることは必至。

STARTOはもちろん、ジャニーズの正統後継者を自認するタッキーも含め、今後に注目です!

コメント

タイトルとURLをコピーしました