元TOKIOの国分太一さんが、複数のコンプライアンス違反を理由に日テレの『鉄腕ダッシュ』を降板した件で、松岡昌宏さんが踏み込んだ発言をして話題です。
詳細を伝えないまま降板を決定したのはコンプライアンス違反では、国分さんの次は松岡さん、次は城島茂さん、さらに他のタレントさんと、降板が続かないとは言えない、などなど。
松岡昌宏さんが日テレに忖度ゼロのコメントをしたことで、『鉄腕ダッシュ』降板を覚悟してるんじゃないかと言われています。
松岡昌宏の主張まとめ
松岡昌宏さんが週刊文春・週刊新潮で語った内容は、主に「日テレの説明不足」と「コンプラ違反の矛盾」に関するものでした。
以下に箇条書きで整理します。
- 国分太一のコンプラ違反について、日テレから城島茂や松岡自身に一切説明がなかった
→ 「降板の公表前に国分本人から事情を聞いたが、局からはゼロ」。あれから3,4回ロケに参加してるがゼロ。プロデューサーが変わったが言葉を交わしたのは2,3 - 説明がないまま『鉄腕DASH』出演継続を求められたことに強い違和感
→ 「我々に出る、出ないの選択肢はないのだなと思った」 - 日テレが国分のコンプラ違反を説明しないこと自体が、日テレのコンプラ違反ではないか
- 何の説明もしないまま番組を降板させられるのであれば、国分の次は松岡、その次は城島、世の中のタレントさんみんながそうなってしまうのではないか
- 約30年出演してきた『鉄腕DASH』の過去収録で負傷や病院搬送があったが、それもコンプラ違反ではないか
→ 安全管理の不備を問題視
日テレの対応に納得できず、国分への説明不足に強い不満を持っているのがありありと伝わる内容でした。
松岡昌宏は『鉄腕ダッシュ』卒業を覚悟
テレビ局に対しここまではっきり忖度のない言葉を発するのは相当なことです。
ということで、卒業覚悟してるのではという見方も。
これを受けて日テレ側も態度を硬化させそうだが、芸能プロ関係者は「松岡さんは『DASH』から離れても仕方ないとの覚悟を持っているといわれています。日テレ側もそれを察しているのでは。松岡さんは『DASH』から徐々にフェードアウトしていく可能性があります」と話す。つまり、将来的に番組から卒業するというのだ。
東スポ
文春、新潮のインタビュー前に、松岡さんは2025年10月に個人事務所設立、11月末をもってSTARTO社を退所し独立しました。
そして、株式会社TOKIOは年内でSTARTO社とのエージェント契約終了 …
これらは見ている方からすると身辺整理というか、自分の行動が後輩に悪影響とならないよう下準備をして、それから文春、新潮に対応したと見えますよね。
※城島茂さんも11月初めに個人事務所を設立していたと12月4日発売の女性セブンが報じています。
…そもそもそんなに出てない？
鉄腕ダッシュは体力勝負なところもあり、すでにアラフィフの元TOKIOメンバーにはきつい、というのは以前から言われていました。
TOKIOのメンバーが減っていく中で、STARTOの後輩が出る機会も増え、今じゃ後輩なしでは成り立ちません。
そんな中、松岡さんもどれだけ出てるかと言ったら微妙ではあります。
が、松岡さんによると、6月に国分太一さんが降板して以降、3,4回はロケに参加してるとのこと。
この先は出番が多い構成だったのかもしれませんね。
日テレは『鉄腕ダッシュ』を終了できない
松岡さんにここまで言われ、日テレもやめる選択肢も出てきそうですが、そう簡単でもないよう。
鉄腕ダッシュは1998年に放送開始した長寿番組であり、日テレの看板番組です。
一時期は20％を超えるのも珍しくありませんでした。
現在はマンネリを指摘する声もありますが、個人視聴率6％前後、ときに8,9％行くという視聴率は他局のバラエティでもあまり見られないもの。
日曜の夕食時、家族そろって安心して観ることができる優良番組であることは間違いありません。
さらに、番組の構成自体が、農業、緑化、環境再生など長期的計画に則っています。
水面下で地方自治体も絡む公共事業も含まれてるのが珍しくないんですよね。
番組名は「鉄腕ダッシュ」でTOKIOという名前がないので徐々にメンバーを入れ替えることは可能ですが、ここでSTARTO以外のタレントがメインになるのは視聴者的に許せるとも思えず。
松岡さんや城島さんが蓄えてきた経験や知識、人脈も番組の深みになるでしょうし。
切りたくても切れない縁かも。
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