木村拓哉がいじめについて提言。「キムタクが言ってたことをきっかけに友達と話し合って欲しい」

木村拓哉さんがラジオ番組『木村拓哉のWhat’s up SMAP』でいじめについて語り話題になってます。
自分がいじめを語ることが友だちといじめについて話すきっかけになれば、と話していたキムタクも、高校時代にいじめられた経験があるようです。
　→ ranking

開放区２ [単行本] / 木村拓哉 (著); 集英社 (刊)
[関連商品]

『木村拓哉のWhat’s up SMAP』で紹介されたメールは「自分はいじられキャラなのだが、いじられるのはイヤだ。すごく傷ついている」という10代の女の子のものでした。

これに対し、キムタクは…

[以下引用]
「言葉を書いてみてもわかるけど、“いじり”と“いじめ”って一文字違いだし、紙一重だったりするんじゃないかな。相手が傷ついていたら、それはもういじめに片足をつっこんでるようなもんだよ。相手を傷つけているなら…」

木村が指摘した“いじり”と“いじめ”の違い。これは多くの子供たちが直面する問題かもしれない。

木村はSMAPでの“いじられキャラ”は草なぎ剛と稲垣吾郎だと例に出しながら、こう語った。

「彼らがいじられるのは、バラエティー番組の中の話。非日常なセットの中だから、いじっていじられてのコミュニケーションが成立するんだよ。これが学校っていう現実の中で起きちゃったら、受け入れ辛いよね。剛や吾郎だって、現実世界でいじられるのは受け入れられないと思うよ」

あくまで“いじり”はテレビの中で成立するものであり、実生活で同じことが行われれば、“いじめ”と感じるものもいると警鐘を鳴らしたのだ。

「いじり倒される芸人の姿で笑いを取ろうとする番組は“人の苦しみを楽しむ”という心の動きを植え付けかねません。特に子どもは無防備に映像を受け入れてしまうので、木村さんのいうように、これらの行為があくまで“フィクションの中でのみ成立するコミュニケーション”ということを親が指摘しておく必要はありますね」（教育評論家・阿部進氏）
[女性セブン]

以前からバラエティー番組といじめの関係は幾度となく言われてきました。去年も27時間テレビで後味の悪いことがありましたね。
　27時間テレビ2011で岡村隆史がマジギレ寸前！福徳秀介の悪質ぶりに批判殺到、出演者のブログも炎上！

バスケをしている最中に岡村さんに大勢が本気でボールを投げつけたその内容が“いじめ”ととられ、ネットではかなりの騒ぎになったのですが、後々岡村さんがラジオで明かしたのは、「あれはコントの失敗。ボールを投げる前のフリが足りなかった。いじめと捉えた視聴者にがっかり」という驚きの言葉。
　岡村隆史が27時間テレビでのイジメ騒動を釈明！福徳秀介を擁護し「ブログ炎上させた奴はネットやめてまえっ！」

コントが失敗したもなにも、視聴者にそこまで先回りして理解しろっていうのもどうかと思いましたけど、そういう感じで失敗作まで流されていたら、善悪の基準を形成中の子どもにはあまり良い影響ないような^^;

なんて文句を言ってもテレビからそういうのが流れてくるのは止められないので、やっぱり大人が「あれはフィクションだよ」と教えていくしかないんですかね。

※ブサイクを笑うのだって、本当はヒドイこと

マンスリーよしもとPLUS（2011年4月号）
[関連商品]

そして、キムタクもいじめられた過去があるとか。

[以下引用]
アイドルとして世に出始めたころ、木村は地元の高校に進学した。しかし、人気が出るにつれ、それを面白く思わない地元の不良たちにボコボコに殴られる日々が待っていた。帰るときには服装が泥で汚れ、ボタンが取れ、ポケットが破れている…。そんなつらく悲しい過去があったと、報じられた。このとき木村は、両親の助言もあって、転校して環境を変えたのだった。
[女性セブン]

なんだかいたたまれないです。

キムタクの場合、いじめというよりも不良に絡まれ続けた日々、という感じですが、あるんですね、こういうこと。

キムタクは、「いまはいろいろ教育方針も制定されて、ぼくらが学生のときに当たり前に存在していた、悪いことしでかしたときの、教師の握りこぶしや平手打ちが、いまは存在しない。それによっていいこともあったのかもしれないけど、何かが失われた感じがするんだ」と、いじめを止められない教育現場の問題点も指摘しています。

ボクシングの竹原さんが、できるならいじめに関わりたくないと嘆く教師を一喝し、「いじめをなくすのではなくいじめにどう対処するか」ということを話していて話題になっていました。
　竹原慎ニが正論すぎるｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

この先生は「勉強さえ教えれば」と思っていたようです。こんな先生ではちょっと頼りにならないですよね。いや、そんな先生ばかりではないと思いますが。

キムタクは最後に、黙っているのはよくないとこんなメッセージを送っています。

[以下引用]
「日本全国の学校に通っているみんなも自分たちで考え出さないとやばいよね。心配掛けたくないからって、素直に相談している子たちってあまりいないと思う。

彼ら自身の中で考え出していかないと大変なことになってしまうとは思うんですけどね。

“キムタクがラジオであんなことをいってたな”って、友だちと5分でいいから話せる機会が持てたら。真剣に語り合うことって、そんなかっこ悪いことではないので、友だちとそういう時間が流れたらいいなと思います」
[女性セブン]

二宮和也くんや小山慶一郎くんもいじめられた過去があるようです。
　二宮和也が24時間テレビでいじめ問題を取り上げるかもしれないとの噂

アイドルがいじめを語るっていうのもまた難しいですが、だからこそ話す意味もあります。

いじめられて苦しくて悲しくて絶望して死んでしまう、なんていうことが、今後減っていくといいのですが。

この中に“フィクション”はある？
テレビでマジギレした芸能人の話→ geinou ranking
テレビでマジギレした芸能人の話→ geinou reading
テレビでマジギレした芸能人の話→ geinou ranking
テレビでマジギレした芸能人の話→ geinou ranking