視聴率よりも現場の雰囲気が大事！「HERO」続編に臨む木村拓哉はこれまでの“キムタクスタイル”から脱却できるのか？

キムタクが変わった―そんな声があるようです。2001年に全話平均視聴率34・3%を記録した大ヒットドラマ「HERO」の続編が7月からスタートしますが、視聴率よりも現場の雰囲気作りを大切にする姿が目撃されているといいます。

※主要キャストが出演しないのが残念です…

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[以下引用]
「キムタクのギャラは1話300万円以上といわれています。全部含めた制作費は7000万円以上は確実。並のドラマの倍ですよ。局内からは『今のキムタクにそこまで出す価値はあるのか』という声も出ましたが、それを押し切り、心中するつもりのようです」(同局関係者)
[東スポ]

このドラマ、一説によると採算分岐点は平均視聴率15～16%台で、最終回は20%を軽く越えていかないとマズイといいます。
ジャニーズのゴリ推しでフジが泣く泣く放送決定した「HERO」続編

莫大な制作費は視聴率で取り返さなければいけません。

ジャニーズ側は「2001年当時の共演者を再び集めてほしい」と要望したといいますが、前作の主要キャストである阿部寛さんや大塚寧々さん、勝村政信さんらには断られてしまい、ヒロイン役だった松たか子さんも「出るか出ないかのレベル」にとどまるそう。

[以下引用]
「皆さん、スケジュールの都合と言ってますが、特に阿部さんは役者としてのプライドもあると思いますよ。今や彼はピンで主演を張れる俳優。『HERO』のおかげでブレークした感謝の気持ちもあるけど、いまさら脇役に徹することは、事務所的にうまみがないと判断したのでしょう」とはドラマ関係者。

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いきなり出鼻をくじかれ、先行きに一抹の不安もよぎるが…

「台本にあれこれ注文をつけることで知られる木村さんですが、最近は現場を楽しむことを最優先に考えている。実はこのドラマは本来、4月に放送予定だったんですが、ある役者のスケジュールが合わないということで、ジャニーズ側が7月に先延ばししたんです。要は天下のキムタクが譲歩したということ。オレ様ではなく、現場の空気づくりを最優先に考えているようですね」(芸能プロ関係者)
[東スポ]

そういえば以前、キムタクが珍しく視聴率に言及したことがありました。
　視聴率なんて関係ねぇ！木村拓哉の「PRICELESS」に懸ける意気込み

「HERO」続編も昔のような毎回30％超えなんて無理なのははじめから分かりきったことですし、「数字にばかりこだわらず、皆で楽しく良いドラマを作りたい」というのは本音なんでしょうね。

まあ、“視聴率”のお陰で今のキムタクの地位があるというのも、紛れも無い事実ではあるのですが…

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それにしても、スケジュールが合わなかった役者さんって誰なんでしょう？

ちょっと気になるところですが、実はそのとばっちりを受けたのが香取慎吾くんだといいます。

[以下引用]
「『HERO2』は当初、4月クールでスタートする予定で進めていたのですが、ギリギリまで出演者の調整がつかなかったんです。そのため、ほかの事務所のタレントを探す時間もなくなり、SMAPの担当マネジャーが香取クンで穴埋めさせるということで、今回の企画が決まったそうです。ヒロインも脇役の人もギリギリでキャスティングしてるため、大物はいないでしょう？　香取クンをうまく生かせれば高視聴率が取れるのに、ここのところは便利屋扱いされている感がありますね。まあ、いかんせん本人が“ドラマよりもファッションの仕事をしたい”って言ってるくらいですから、低視聴率でもあまり気にしないんでしょうが」（広告代理店関係者）
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「SMOKING GUN」も数字がイマイチで散々な言われようですが、こんな裏事情があったなんて…

※慎吾くん、大変でしたね。

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さて、5月上旬に渋谷で行われていた「HERO2」のロケ現場では、1時間半ほどの撮影を終えたキムタクが、愛想を振りまくこともなくさっさと迎えの車で立ち去ってしまい、集まったファンたちをガッカリさせたといいます。

[以下引用]
「キムタクは10代の頃、所属事務所社長のジャニー喜多川さんから『お前には怖さの魅力がある』と言われたそうです。本人も自分は”やんちゃなイケメンタレント”と理解している。イメージを崩さないように、あえて無愛想な態度をとっているんです。『傲慢だと言われても仕方がないだろうね』と話しています」（芸能プロダクション関係者）
[フライデー]

なるほど、あえて“キムタク”を演じていたということですか…

ですが、キムタクも今年で42歳。アイドル時代からのスタイルには、そろそろ限界を感じているのもまた事実。

[以下引用]
「周囲には『このままだと、単なる面倒臭い中年じゃない？』と漏らしています。『もうアイドルは卒業しなきゃ』とも。ただ、相変わらずジーンズの腰ばきにロン毛という外見にこだわっていますが」（芸能関係者）

「若いキムタクの賞味期限が切れたことにではなく、賞味期限切れしていない風を装い、20年前と同じ演技をしていることにがっかりしているんです。おばさんになってもフリフリのスカートをはく、元アイドルと一緒。『キムタクが主演』というコピーで、視聴者がドラマを見てくれる時代は終わりました」（コラムニスト・今井舞氏）
[フライデー]

最近の雑誌アンケートでは、「女性セブン」や「週刊文春」などで「嫌いな俳優」第1位となってしまったキムタク。

「俺様だから」「顔を見るのも嫌」「役を演じる以前に『木村拓哉』を演じているのが痛々しい」など、厳しい意見が多数飛び交っていましたが、中には「昔は大ファンで、田村正和のような俳優になってほしかったが裏切られた」という声も。

死亡説も流れた田村正和の今…
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アイドル時代から築き上げてきたイメージを壊すことへの躊躇いと、“新生キムタク”を求めるファン…

これから50歳へ向けて、もはや“シブイ役者”になるしか道はないと思うのですが、果たしてキムタクはどこへ向かっていくのでしょうか？

※「水谷豊」路線なんて、どうでしょう？

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