嵐の元スタッフが明かすジャニーズの前近代的な掟の数々。嵐メンバーの交際相手にも口出ししていたことが明らかに！

先日発売された嵐の元スタッフによる暴露本第二弾『「嵐、ブレイク前夜」外伝 嵐、青春プレーバック』から、ジャニーズ事務所独特の不可解な掟の数々について書かれている内容をご紹介します。

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ジャニーズといえば、ネット上で所属タレントの画像を使用することやファンとの写真撮影など、その肖像権管理は厳しすぎることは有名な話。

今回の暴露本でも、以下のように多くのNG事項が明かされています。

・公の場に家族を出すのはNG
・政治の話はしない
・宗教の話はしない
・ペットの話は具体的にしない
・事務所が管理できない本人主導のクリエーティブは表に出さない
・基本、私服撮影はNG
・メガネも基本NG
・雑誌やテレビで何か食べるところを見せるのは基本的にNG

まあ、最初の3つは分かりますけど、「ペットの話は具体的にしない」っていうのは？？ですよね。

理由としては、「メディアに出てしまうことで愛犬などが危険な目にあ事態が考えられるから」なんだそうですが、要するにプライベートをあまり明かすなってことなんでしょう。

また、他の項目も現在ではすでに“解禁”になっていると思うのですが、これらをことごとく打ち破ったのがSMAPだといいます。

[以下引用]
ペットの話にしても、暴露本では堂本剛が愛犬の話をしはじめて解禁されたと書いているが、最初に愛犬自慢をはじめたのは木村拓哉。1997年に『笑っていいとも！』の「テレフォンショッキング」に出演した木村は、ラブラドールレトリバーの愛犬・ボニータの話でタモリと盛り上がり、さらに2003年に発売したフォトエッセイ『開放区』では、ボニータとともに丘に立つ木村の写真が表紙に採用されている（ちなみに現在は閉店したが、木村の母が経営していたイタリアンレストランの店名も「ボニータ」だった）。

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また、〈雑誌やテレビで何か食べるところを見せるのは基本的にNG〉というのも、『SMAP×SMAP』の「ビストロSMAP」が掟を破る。事実、第一回放送（96年4月15日）のゲストは女優の故・大原麗子だったが、当時は最後に全員で試食というスタイルで、中居正広が”本気食い”を見せて「おかわり！」を連発していた。

同様に、〈基本、私服撮影はNG〉〈公の場に家族を出すのはNG〉なども、中居はお構いなし。そもそも”私服がダサい”というアイドルにはマイナスでしかない噂を本人が逆手にとり、ダサさを自分のキャラクターにまで押し上げるというアイドルの掟破りを決行。ついには『私服だらけの中居正広増刊号～輝いて～』という私服写真集を計4冊も出版してしまった。

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そして、中居の父・正志さんは『めちゃ×2イケてるッ！』に”中居には内緒で”という設定で出演、タレントの肉親がテレビに出演するのはジャニーズにとって初の事例に。その後も正志さんは数々のバラエティ番組に出演し、残念ながら昨年2月に逝去したが、闘病中は松本人志や笑福亭鶴瓶、タモリらが見舞いに駆けつけたという。

そのほかにも、〈事務所が管理できない本人主導のクリエーティブは表に出さない〉というのも、香取慎吾の趣味であるイラストや自作オブジェを掲載した画集『しんごのいたずら』（ワニブックス、98年）が破っており、〈政治の話はしない〉という点も、中居はテレビでも松本人志の「安保法制反対は平和ボケ」という意見に反論するなど、政治の話題に萎縮する芸能界にあって積極的に発言している。

※いたずらにしては、結構本格的な作品ばかり。

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つまり、宗教の話を除いては、ジャニーズのタブーをSMAPはことごとく破ってきた存在なのだ。一方、今回の嵐の暴露本はデビュー後数年のエピソードが中心であり、いまでは嵐も食レポもするし、大野のアーティスト展開のようにクリエイティブ活動もオープンにされているが、それらは結局、SMAPのマネージャーだった飯島氏がジャニーズの意向に反して独自の路線を築いた結果であり、その成功例を見て、ジュリー氏は嵐でも”解禁”させたに過ぎない。

※いちおう、宗教関連もあります^^;

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というよりも、すでにSMAPが破っていたジャニーズの掟も、嵐の場合、デビュー数年はNG事項として禁じられていた。この事実は、飯島氏が去ったジャニーズが、今後どうなってしまうかを想像させるものだ。
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なるほど…

こうして並べられると、確かにSMAPと飯島さんが切り開いてきた道がいかに多いのかということが、改めて分かります。

今後のジャニーズ事務所にとっては、これまでメリーさんがなぜか敵視してきた“ネット戦略”をどのように進めていくのか、それが大きな鍵を握っているような気がします。

現在では、テレビを見ない人はたくさんいても、ネットを見ない人はほとんどいないでしょうから(高齢者の方を除けば)。

なんでもかんでもNGにして活動の幅を狭めてしまうと、気づいた時には時代から取り残されていた…なんてことにもなりかねません。

言うまでもなく、ジャニーズが今後もトップであるためには若い世代からの圧倒的な支持が絶対必要ですし常に時代の先端を走っていられるよう、ジュリーさんにはしっかりと戦略を立てて欲しいところです。

※よろしくお願いします。

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ところで、この本にはファンが気になる“恋愛”についての暴露話も掲載されています。

なんでも、松潤とニノは井上真央さんや長澤まさみさんなど有名どころと付き合っていたことからも分かる通り、「共演者に惚れっぽいタイプ」だったといいます。

一方、他の3人は地味な女の子とばかり付き合っていたようで、それに対して事務所幹部の方々は「もうちょっといい人と付き合えばいいのに。なんかB級とばっかり付き合うよね」と呆れ気味だったんだとか。

また、メリーさんは「大河ドラマの主演を務めるくらいの好感度の高い相手ならともかく、イメージダウンにしかならないような相手ではアイドルにとって百害あって一利なし」とか、「こっちの事務所（メリーさんと仲の良い人がトップを務める事務所）の子はいいけど、あっちの事務所（そうじゃない事務所）の子はダメ」とか、交際相手についてもとやかく口を挟んでいたそう。

まあ、SMAP解散騒動のアレコレを見ていれば想像が付きますが、その性格をジュリーさんも引き継いでいたとしたら…

ジャニタレの皆さん、女帝の機嫌を損ねないよう、注意してくださいね。

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