低視聴率で形振り構っていられなくなったフジテレビバラエティ班が、ジャニーズに反旗を翻し飯島カレンに急接近！

フジテレビのバラエティ班がジャニーズ事務所に反旗を翻し始めているといいます。その裏には、民放テレビ局の視聴率争いで第4位が定着し、いつ東京テレビに抜かれてもおかしくないという焦りがあるそうで…

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その対立の構図がより鮮明となっているのは、香取慎吾くんがレギュラーを務める「おじゃMAP!!」でのことだといいます。

7月19日には香取の「俺、引退しないから」という発言をカットせずに放送したり、10月4日には草彅剛くんを出演させて自宅まで公開し、さらにはステージに立って歌わせるという“暴挙”に出る始末。

ジャニーズは飯島さんのもとで“SMAP感”を出しながら活動を続けている3人に神経を尖らせているといい、「おじゃMAP!!」制作陣はかなり責められているんだとか。

しかし、番組サイドはそれでも手を緩めるつもりはないようで、ジャニーズと徹底的に戦っていく覚悟を決めたといいます。

[以下引用]
「今、フジのゴールデン帯でレギュラーを持っているジャニタレは、『VS嵐』の嵐だけ。しかも、視聴率は10％前後とそんなに高くない。TOKIOは深夜帯だし、KinKi Kidsは日曜の午後。実は、もうフジはジャニーズに頼っていないんです。

7月期は山下智久主演の『コード・ブルー』が高視聴率を取りましたが、4月クールの月9『貴族探偵』ではジャニーズの意向を汲んで相葉雅紀を主演に据え、主題歌も嵐の『I’ll be there』にしたものの、全話平均視聴率8.8％台と大低迷。月9の30周年という記念すべき作品で大コケしてしまった。逆に、1月期では当時まだジャニーズ所属だった草なぎの『嘘の戦争』は一度も2ケタを切ることなく、全話平均視聴率11.3％を獲得。フジの制作陣は、ドラマはキャスティングで獲れるものではないし、ジャニタレが数字を持っているわけではないとわかったのです」（テレビ局関係者）

6月には社長が亀山千広氏から宮内正喜氏に交代。これも大きく左右した。

「ドラマ畑で歩んできた亀山氏は結局、芸能事務所とのつながりにがんじがらめになってしまった。その象徴が『貴族探偵』であり、2013年の社長就任以来、まったく結果を残せなかった。宮内氏はこの10年間、岡山放送やBSフジにいたため、芸能事務所とのしがらみが亀山氏と比べてだいぶ少ない。『コード・ブルー』の高視聴率に関しても、『ストーリー展開が大変骨太で妥協がなかった』と物語自体を褒めていた。

現在、フジはテレビ東京に追い抜かれてもおかしくない位置まできており、ジャニーズに気を遣っている余裕がない。実際、香取と草なぎの2人旅スペシャルの視聴率は民放同時間帯1位だった。ジャニーズに背を向けたほうが、実は数字を獲れるという手応えも感じつつある。今の視聴者は芸能事務所への忖度ばかりするテレビ界に嫌悪感を抱いている。日本テレビやテレビ朝日がジャニーズに頼っているなかで、差別化できれば低迷を脱せるという読みもある」（同）
[ビジネスジャーナル]

こういっちゃなんですけど、ビジネスジャーナルさんにしてはかなり真っ当なことを書いていて驚きました。

仰る通り、今のフジテレビは日テレとは違い“下僕”になるほどジャニーズに頼ってないですし、ここで大手芸能事務所への忖度を一切やめてテレビ局としての尊厳を取り戻すことができたら、復活の可能性は十分あるのでは？

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10月18日放送の「おじゃMAP!!」では、香取くんと親交の深い萩本欽一さんをゲストに呼ぶことが発表されています。

萩本さんで思い出されるのは、今年の「24時間テレビ」の「全日本仮装大賞」のコーナー。

日テレは司会者であるはずの香取くんを出演させないという暴挙に出ましたが、バラエティから情報番組までジャニーズにおんぶに抱っこの状況から、ジャニーズからの有形無形の圧力に屈したことは視聴者にもバレバレでした。

そん中、あえて萩本さんを香取くんと共演させるというのは、明らかに日テレとジャニーズを挑発したキャスティングと言えるでしょう。

これで視聴率が獲れたりしたら、フジはますます脱ジャニーズを打ち出してくるかも…

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しかも、フジは「新しい地図」がネットの分野で成功を納めることによって、「テレビがオワコンになってしまうのでは？」と危機感を募らせているといいます。

[以下引用]
「3人は今後ネットを主戦場にし、テレビ出演をますます選ぶようになってしまうのではないか。彼ら3人の影響力は未だに絶大。元SMAPの3人とその裏で手を引いているI氏が一緒になって動けば”敵”としては相当に厄介だ。そうかといって、こちら側もそう簡単に彼らに低姿勢で番組に出て欲しいとオファーをかけるわけにはいかない。ジャニーズと対立してしまうかもしれないというリスクを犯してまでは安易に動けない。

ただ、これで世の中の興味がますますネットに流れてテレビ離れが加速してしまうことになる恐れもある。いわば『ドル箱』の彼らがウチの番組に出なくなればフジテレビの平均視聴率もさらに落ち込み、全体のイメージもどんどん悪化してスポンサーも集まりにくくなってしまうことも容易に考えられるだろう。このような悪夢のシナリオが実際に進行してしまったら、ウチは経営そのものがひっ迫することにもつながりかねない」（フジテレビ関係者）
[四海方正の芸能地獄耳]

四海方正さんによると、フジテレビの現場からは「ジャニーズ側からニラまれることを覚悟の上で飯島氏とのラインを復活させ、他の民放局に先駆けて3人をウチの局で本格的なテレビ復帰を図らせるべきだ」との強硬論も飛び出しているんだそう。

一方、幹部クラスは「ジャニーズを怒らせるわけにはいかない」と相変わらず腰砕けのままので、局内でも対立が深まっているみたいです。

今後、元SMAP3人が活躍すればするほど、テレビ業界と芸能界は大揺れになりそうな予感がしますが、ジャニーズはその荒波をどうやってくぐり抜けていくんでしょうか？

「大船に乗っているつもりが、いつの間にか泥舟になっていた…」なんてことにならないよう、メリジュリ母娘にはしっかりと舵を取って欲しいところです。

泥舟
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