鉄腕DASHは打ち切り継続?TOKIO解散でダッシュ村・島の今後は

2025年6月25日、TOKIOの解散が発表されました。

6月20日に国分太一さんの複数のコンプライアンス違反が表沙汰になった結果、

「『TOKIO』として活動して皆様から再び信頼をいただき、応援いただくことは難しいと判断したため、ここでグループとしての活動に区切りをつけることに」

とのこと。

となると、気になるのが『鉄腕DASH』です。

日テレは国分太一さんのコンプライアンス違反を発表した時点では番組の継続を明言しており、打ち切りの予定はないとしています。

なぜ、ここまで大きなスキャンダルがあっても『鉄腕DASH』は継続と判断したのでしょうか。

また、国分太一さんの降板発表後最初の放送だった6月22日の『鉄腕ダッシュ』はACまつり状態であり、6月25日にはTOKIOの解散が発表されました。

この状況でも、番組は続くのでしょうか。

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『鉄腕ダッシュ』を継続したい理由

高視聴率とスポンサーの存在

『鉄腕DASH』は1995年にスタートし、2025年で放送30周年を迎える長寿番組です。

日曜19時というゴールデンタイムに放送されており、最盛期は20%超えを連続し、今でも安定した視聴率を維持しています。

この時間帯はファミリー層の視聴が多く、スポンサーにとっても価値の高い枠です。

実際、番組には複数の大手企業が提供に名を連ねており、打ち切りによる広告収入の損失は日テレにとって大きな痛手となります。

そのため、出演者のスキャンダルがあっても、番組自体を継続する判断が下されたと考えられます。


長期企画への投資と継続性

『鉄腕DASH』の大きな特徴は、「DASH村」や「DASH島」などの長期的なプロジェクトです。

これらの企画には、土地の整備や建築、農業・漁業の技術習得など、長年にわたる投資と蓄積があります。

特にDASH島は、無人島を開拓するという壮大なテーマで、視聴者からも「リアルなサバイバル」「学びがある」と高く評価されています。

こうした企画を途中で打ち切ることは、これまでの努力や費用を無にすることになり、制作側としても避けたいのが本音でしょう。


社会的意義と公共性の高さ

『鉄腕DASH』は単なるバラエティ番組ではなく、農業・環境・防災・地域活性化といった社会的テーマを扱ってきました。

特に福島県浪江町でのDASH村再建プロジェクトは、震災復興の象徴として多くの視聴者に感動を与えました。

2011年の東日本大震災で、日本で初めて原発事故が起きるという未曾有の危機がありました。

その福島第一原発事故の被害に遭った浪江町が所在地ということで、あのとき終わっても仕方なかったのに、そうはなりませんでした。

TOKIOが、鉄腕ダッシュが福島の復興の力になったのは紛れもない事実です。

このような公共性の高い番組内容は、テレビ離れが進む中でも「家族で安心して見られる番組」として重宝されており、日テレにとってもブランド価値の高いコンテンツとなっています。


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本当に『鉄腕ダッシュ』は継続するのか?

既述のように、国分太一さんの降板発表時点では『鉄腕ダッシュ』は継続すると日テレの社長は明言しています。

しかし、『鉄腕DASH』のレギュラーはTOKIOであり、本日解散を発表しました。

また、6月22日の『鉄腕ダッシュ』放送回ではスポンサーのCMの代わりにACジャパンが流れるACまつりとなりました。

これはつまり、スポンサーが日テレの対応に不満を持ったということです。

日テレが番組を続けたい意向も、番組の社会的意義もわかります。

しかし、はっきりと問題点を明かし今後二度と同じことが起こらないための対策まで明かさないと、スポンサーは納得しないのかも。

出演メンバー自体は、これまでもSTARTOの後輩が次々と出演していましたし、そうやって若手に繋いでいくのはより長く番組を継続していくためにも必要だと思いますし。

ちなみに、本日公開の週刊文春の記事によると、国分太一さんはテレ東の番組『男子ごはん』でも半ば強制的にスタッフを服を脱がせて川に飛び込ませるパワハラをしていたとのこと。

こういうことが、週刊誌主導ではなくテレビ局主導で出てくれば、それが信頼に繋がるかもしれません。


まとめると、鉄腕DASHは“終われない”番組

『鉄腕DASH』がここまで続いてきたのは、単に人気があるからではなく、社会的意義・長期的投資・視聴者との信頼関係といった複数の要素が絡み合っているからです。

国分太一さんのコンプライアンス違反による降板という大きな出来事があっても、番組が“終われない”のは、それだけの理由と価値があるからに他なりません。

今後の展開に注目が集まる中、番組がどのように変化し、どのように続いていくのかを見守っていきたいところです。


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