2023年に続き2024年もSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ)からNHK紅白歌合戦出場者がゼロであることが決まりました。
2年連続で旧ジャニタレの出場がないことで、空いた席をどう埋めるのかに注目が集まっています。
昨年同様K-POPなど外国のタレントで埋めることになれば、さすがに終わってしまうのでは・・・
また、タレントが出場を拒否した理由はなんなのでしょうか。
STARTO紅白ゼロ内定報道の信憑性
大みそか放送の「NHK紅白歌合戦」に、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)からタレントマネジメント業務などを引き継いだSTARTO ENTERTAINMENT(スタート社)所属アーティストが出場しない方向で最終調整に入っていることが16日、分かった。旧ジャニーズ事務所時代の第30回(79年)以来、44年ぶりに紅白出場が見送られた昨年に続き、2年連続の出場「ゼロ」が濃厚となった。
日刊スポーツ
これに信憑性がある理由はズバリ、日刊スポーツの過去の実績です。
もう何年も何年も、日刊スポーツはNHKの紅白担当と太いパイプがあると言われ、これまでの報道の信憑性から紅白人事について定評があるんですよね。
だから日刊スポーツの紅白関連の報道は、観測気球を含めて出もとはNHKということ。
なので、今年は本当にSTARTO勢はゼロなんでしょうね。
STARTOが紅白に出ない理由
NHK側が主張したい理由
日刊スポーツの紅白関連情報はNHKからの情報で成り立っている、ということを踏まえると、今回NHK側が主張したいスタエン出場ゼロの理由がこちら。
取材によると、NHK側からは複数のグループにオファーがあったが、スタート社側がタレントやスタッフらと協議した結果、出場には至らなかったという。同社内でもさまざまな意見があったが、総合的に判断した結果とみられる。
NHKは昨年9月、旧ジャニーズ事務所創業者ジャニー喜多川氏(19年死去)の性加害問題を受け、所属タレントへの新規の出演依頼を当面行わない方針を発表。同年末の紅白出場もゼロとなり、今年3月末をもって、既存番組への所属タレントの出演も基本的になくなっていた。
民放各局が起用を続ける中で、一貫して起用ゼロの方針を続けていたが先月16日、同局稲葉延雄会長が定例会見で、スタート社所属タレントの番組起用再開を発表した。被害者補償と再発防止取り組みなどを評価したという。「紅白歌合戦の制作に向けて判断したわけではない」としつつ「本日をもって制作現場の判断で、契約再開が可能といたします」と述べていた。
現在スタート社に所属しているアーティストの多くは、以前から紅白で出場者、司会などさまざまな形で活躍してきた。テレビ局関係者によると、今年3月に以前から続いていたレギュラー番組も含む全ての出演をNHKに打ち切られた経緯などから、スタート社内には紅白出場について複雑な思いを抱えるタレントやスタッフもいたという。
日刊スポーツ
ジャニー喜多川氏の性加害問題が騒動になってからNHKが終了したり降板させたりした番組がこちら。
◆Eテレ
『バリューの真実』(SixTONES)
『言葉にできない、そんな夜』(桐山照史)
『とまどい社会人のビズワード講座』(永瀬廉)
『世界サンライズツアー』(中間淳太)
『The Covers』(堂本光一※降板)
『民謡魂』(城島茂※降板)
『みんなの手話』(佐久間大介※降板)
◆BS
『ニュージェネ!(元ザ少年倶楽部)』(河合郁人&ジュニア)
『プレミセ!』(キンプリ&ジュニア)
◆ラジオ
『STUDY!ぼくたちとみんなのラジオ』(A.B.C-Z)
『らじらー!サタデー』(八乙女光・伊野尾慧)
◆NHK大阪局
『ちゃうんちゃう』(村上信五)
『天才てれびくん』のレギュラーも、辞めた子は残り辞めなかった子は去りました。
NHK DVD 天才てれびくんMAX MTKコレクション 2006~2008 – てれび戦士
たしかにこれだけ終わらせられたらタレントもスタッフも複雑な思いがあったでしょうね。
STARTOはNHKと縁を切る?
正直、ほんとうにそれで「今年も出ない」とするのかという思いはあります。
ビジネスだと考えると、紅白出場を受け入れさえすれば今後もまたレギュラー番組ができたりNHKのドラマに出たり、ということが近くなるのが分かっている以上、不満は腹に収め、今後また新たに関係を築いていこうとするんじゃないかと。
「やられたらやり返す!倍返しだ!!」は、今後一切NHKと関係を断つ気でもない限りやらないのではと。
でももしかするとそのくらいの思いなのかもしれません。
NHKの対応は結構きつかったと思います。
番組は一斉終了でしたし。
辞めたら出してあげるよ、の言葉どおり、辞めジャニは起用してましたし。
10月16日にNHK会長が「辞めたら出すと言ったからもっと辞めると思ったのに」と言ったのも、腹立たしかったと思います。
極めつけが10月にSMILE-UP社が起こした裁判です。
昨年NHKが大々的に報じた、『ザ少年倶楽部』のオーディションに参加しジャニー喜多川氏被害を受けたと主張する「被害者」に対し、補償債務が存在しないことを確認する裁判を起こしました。
そもそも少クラ番組内でオーディション告知なんてなかった、という、少しでもNHKが裏取りしてればあんなに大々的に報じなかったであろう被害内容でしたから、旧ジャニ関係者はNHKに不信感を持っているということでした。
今年10月の『Nスペ』で被害者遺族に対して暴言を吐いた本部長の様子を隠し撮りしておいて放送したのは、会社としてはひたすら反省すべきことだとは思いますが、あれをそのまま世間に公開したNHKにマイナス感情を持つなというのも難しいかもしれませんし。
というか、あれがあったのにNHKが旧ジャニの出演を解禁したことが、NHKのコンプラどうなってるのという話でもありました。
なんにしろ、少なくとも今年は無理だったんでしょうね。
ファンの声も、紅白より独自の配信があったほうが、という感じですし。
STARTOが4枠求めてるなんて報道もありましたが、あれは無理難題を押し付けて、諦めてもらう口実だったのでは。
それでもまだNHKが諦めきってはいないのがここ
それでもまだNHKが望みを捨てていないんだろうなというのがこちら。
ただ、紅白が今も多くのアーティストが憧れる大舞台の1つであることは確か。今後の最終調整次第では、一部タレントの企画出演や、若手グループ出場の可能性が残っていると話すレコード会社関係者もおり、正式発表までまだ予断を許さない。
日刊スポーツ
出てほしいんですね、NHK。
通常枠での出場は諦めたけど、まだまだ最後まで交渉を続けたいのでしょう。
「紅白が今も多くのアーティストが憧れる大舞台の1つ」なのは確かでしょうけど、少なくともNHKが出てほしいSnow ManやSixTONESは違うんでしょう。
SixTONESなんて、さっさとCDJへの出場を決めちゃいましたし。
空いた席に座るのはK-POP、じゃないはず
気になるのが、空いた席に誰が座るのかということ。
すでにME:Iが紅白内定と報じられていて、また今年もK-POPかという声も多いです。
でも、ME:Iは一応事務所が吉本も出資してるラポネだし全員日本人だからJ-POPだよ!と言う人もいるので、そういうビミョーなところで逃げるのかも。
昨年も出ているJO1に加え、INIの出場まではあるかもしれません。
でも、昨年K-POP祭りを開催した結果史上最低視聴率を記録したのもさすがに忘れてないでしょうから、同じ轍を踏む愚は犯さないでしょう。
昨年の紅白歌合戦は歌合戦というよりは外国人グループによるダンスの発表会みたいでした。
あれはあれでそういう番組を作ればもしかすると需要もあるかもしれませんが、あれを紅白歌合戦でやる意味はゼロだったと思います。
そういう意味で、K-POPでなくても外国人に頼るのはやめるべき。
今年は朝ドラに米津玄師さんやB’zを起用したんだし、もしかすると出場してくれるかもしれませんよね。
NHKが今年はどんな選択をするのか、別な意味で楽しみになりました。
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