2023年に報じられた中居正広さんのフジ元女子アナに対する性加害疑惑について、中居正広さんはずっと多くを語らず、守秘義務の解除も頑なに断ってきました。
その一方で、第三者委員会による認定や、フジテレビの報告書、そして被害者側から中居正広さんへ送られた「通知書」の存在が明らかになり、性加害の全貌が徐々に浮かび上がってきています。
通知書の内容を見た人の中には、「確かにこれで性加害?」という印象を持った人もいたよう。
そんな内容なら守秘義務を解除して困るのは中居さんではなく被害女性だった可能性もありますが、中居さんは頑なに守秘義務を死守してきました。
その理由が、もしかするとわかったかもしれません。
性加害の全貌と沈黙
2025年8月の週刊文春によると、事件当日中居正広さんは以下のような行動をとったとのこと。
(中居さんの弁護士は通告書の真偽について言及していません)
<状況>
- 複数人での飲み会として被害女性を誘い、了解を得る
- 「仕事が終わる」と伝えていた時間が近づいたころ、大雨のため他のメンバーが来られなくなったと連絡がある
- 「2人はまずいかな?」と言いつつ、「でも飲みたいな」と希望は伝えられる
- 女性はすでに予定がないことを伝えていたこと、フジテレビという大企業の管理職である上司もペコペコする相手であることから、断ることができなかった
- 店は取れなかったと説明され、中居さんの自宅マンションでの食事に誘導される
<マンション内での行為>
- 部屋に入った途端、大丸百貨店の包装紙に包まれた肉を見て女性は「はめられた」と感じる。
- 食事後、SMAPのビデオを観たあとに中居さんがX子さんにキスを迫る
- 拒否の意思を示したにもかかわらず、衣類を脱がせるなどの行為に及ぶ
- 泣いて嫌がると「こんなになっちゃってるのに」
- 第三者委員会はこれを「不同意性交等罪に該当する」と判断
<被害者の心理的影響>
- X子さんは「恐怖と絶望」を感じ、PTSDを発症
- 事件後、仕事を辞めざるを得なくなった
<加害者の言動>
- 第三者委員会は中居正広さんのヒアリングで「他の参加者を呼んでいなかった」「飲食店も探していなかった」と聞き出している
- 被害者が泣いていたら「エッチ好きじゃないの? なんで泣いてるの?」と
- 中居さんが「俺、被災地支援してるんだよね」と語ったとされる
- この発言が、善意のアピールによる心理的支配だった可能性も指摘されている
大丸の包みで察したのはなぜ?
大丸の包装紙に包まれた肉ではめられたと感じたのはなんでなのか、考えてみました。
結論としては、突然会場が家になったにしてはそのへんのスーパーの肉じゃないのが準備が良すぎて怪しく思ったのかなと。
第三者委員会の調査報告書によると、中居さんが被害女性に「(仕事)終わりました。メンバー見つからずです~。どうしよかね。2 人だけじゃ気になるよね。せっかくだから飲みたいけど。」と連絡したのが19時14分です。
そして、お店のレパートリーが乏しくよいお店がなかった、という連絡があった後に、数日前にBBQをした部屋で飲もう、となっています。
そういう突発的な感じだった割に、きちんとデパ地下の、しかも近くはない大丸の(中居さんの部屋は目黒区で大丸は東京駅)お肉が用意されていたから、怪しく思った?
ただ、2023年6月2日(金)は大丸は21時まで開いていたので、2人で飲むことになってから仕事帰りに寄ることもできたと思うと、そんな、包みだけで察するってすごいなと思っちゃいますが。
会場となった部屋は住居用じゃなく打ち上げ用の部屋だったので、日常的に食材がないはず、というのもあったのかも。
または、数日前のBBQのときは肉のハナマサ的なところで買った大量の肉だったのに、その日はデパ地下の肉で少量だったから、最初から大人数で飲もうと思ってなかったんだなと思ったとか?
“俺、被災地支援してるんだよね”という言葉の違和感
文春によると、被害者に対して中居さんが「俺、被災地支援してるんだよね」と語ったとされています。
この言葉は、なんなんでしょうね?
当時26歳の社会人3年目の、当時50歳だった中居さんにとっては娘に近い年代の女性に対し、国民的アイドルと言われたSMAPのビデオを見せ、被災地支援をアピールするというのは、どういう気持からなのでしょう。
被災地支援は事実として評価されるべき行動です。
しかし、それを“自慢”として被害者に語ったとすれば、善意の押し売りや自己正当化の可能性もあります。
このような言動が、被害者の心理的抵抗を弱めるための“演出”だったのではないかという見方もあります。
…というか。
これまで、中居さんがATMで寄付してた、と週刊誌に報じられたことはあり、被災から何年経っても継続するってすごいなと感じる一方で、なんでATMで寄付してたとわかったんだろうと不思議に感じることがありました。
もしかすると、自分で記事にしてもらってたのかなと思ったり。
本当に隠したかったのは“善人の仮面”?
中居正広さんが深刻な女性トラブルを起こした、解決金は9000万円だと報じられたとき、問題は性暴力だというのは憶測を含めて言われており、第三者委員会もそれを認定しました。
それでも中居正広さんは否定せず、でも頑なに守秘義務の解除を拒絶していました。
守秘義務の範囲は、当日部屋に入ってから出るまでのことだったといいます。
起きたことの本質はバレてるのになぜそこまで部屋での出来事を明かさないのかということで、暴力的なことがあったんじゃないかとか、薬物を使ったのではないか、などなど憶測が広がりましたが守秘義務を死守してきました。
その理由が、もしかすると「なんで泣いてるの?」とか言いながら行為を続けたことや、被災者支援していることを誇示したことだったのかなと。
中居さんは、能登半島地震や東日本大震災などで多額の寄付を行い、支援活動を続けてきました。
それが評価され、過去3回、紺綬褒章を受賞しています。
その姿勢は称賛されるべきものですが、それをそのタイミングで口にしたことで性加害の事実そのものよりも
- 「支援活動を利用していた」という印象が広まることへの恐れ
- 善意と加害が同居する“矛盾した人格”が露呈することへの羞恥
こうした心理が働いていた可能性も考えられます。
ただ、だから「偽善」というわけではないと思います。
中居さんの被災地支援は子ども相手ならゲーム機とか、支援したい相手をよく考えて行われていました。
日々忙しいのに被災地へ足を運ぶのは大変ですが何度も繰り返していましたし、アピール目的だけでできることではありません。
なんで女性を口説くときに口に出してしまったのか。。
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