8月13日、全国ツアー中のなにわ男子が横浜アリーナ公演で初のアジアツアー開催を発表しました。
しかし、本格的にアジアへ進出することに対して喜びの声が上がると同時に、一部ファンからは大ブーイングが起きているといいます。
日本のファンを見捨てるのか!?
初のアジアツアーは台湾で11月30日~12月1日、韓国で1月11日~12日、香港で1月25日~26日に開催されるとのこと。
西畑大吾は「日本出ちゃったね。いつか海外でライブしたいねって夢を語り合っていたじゃないですか。こうやって、叶えることができるのがうれしい」と喜びを表現し、藤原丈一郎は「これも日本中、そして海外にいる『なにふぁむ』のおかげです」と感謝。
しかし、ファンは祝福一色というわけではない。それというのも、なにわ男子はファンから初の単独ドーム公演およびドームツアーを強く望まれており、それが実現する前に「アジアツアー」が決まったことに納得がいかないファンが少なくないからだ。
実際、SNS上では「日本でドームツアーをやると思ったのに、アジアツアーなんてなんでやるんだよ。日本のファンを見捨てるのか?」「10年後まで応援してくれるのは海外のファンじゃなく日本のファンだよ?」「FC先行ないみたいだし、日本のファンが文句言うのも当然」といった厳しい声が飛び交い、思わぬ荒れ模様となっている。
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これ、ファンの方々が複雑な気持ちになるのも分かります。
やっぱり、ドームツアーというのはアーティストとファンにとって、大きな目標の一つですから。
それに、なにわ男子はこれまで国内での活動がメインで、彼らを支えてきたのは日本のファンなのは間違いないこと。
そんな状況で、いきなり海外ツアーなんて言われたら、素直に喜べないですよね・・
しかも、メンバーの道枝くんはテレビで、
「国内でも行けてないところがあるので、まずはそこのファンの方にしっかりと会って、ゆくゆくはアジアに向けてやっていきたい」と語っていたことがあるんですよね」
と発言していたことがあるだけに、
「大ウソじゃん!行けてないところだらけの日本のファン置き去りにして、ドームすっ飛ばしてアジアツアーすんの?」
と批判が飛んでくるのも当然かと。
道枝一人でアジア回ってこい!の声
それではなぜ、なにわ男子はいきなりアジアツアーを選んだのか?
それは、道枝くんと深い関係があります。
道枝といえば、福本莉子とダブル主演した映画『今夜、世界からこの恋が消えても』が韓国で大ヒット。現地では「ミチゲッタ=狂ってしまいそう」という韓国語と引っかけて、気が狂ってしまいそうなほど美しいという意味で「ミチゲッタ・シュンスケ」と呼ばれるほどの爆発的人気となった。
今夜、世界からこの恋が消えても
[Amazon]その人気は中国や台湾にも波及しており、今年1月には中国語圏最大のSNS「Weibo(微博)」に個人アカウントを開設。わずか3カ月ほどでフォロワー数が100万人を突破し、日本のアイドルとしては異例の支持の高さを見せつけた。
そうした背景があった上に、道枝が7月末に出演した日本テレビ系『アナザースカイ』で「目標はやっぱりアジアツアーをやりたい」と語っていたことで、今回のアジアツアーが「道枝のためのツアー」のような印象になったことが一部ファンの反発につながったようだ。
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SNSでは、
「向こうの人たちみんな道枝くん目当てなんだから、1人でアジアソロツアーやったら?」
「まだグループとしてはアジアで広まってないし、道枝1人でファンミやれば良いでしょ」
といった声もあるようですが、今回のツアーは道枝くん以外のメンバーがアジアの人たちに顔を知ってもらう絶好のチャンスでもあります。
なにわ男子がアジア圏で大ブレークするきっかけを掴んだとも言えるわけですから、ぜひ前向きに応援してあげて欲しいところ。
過去、嵐はアジアツアーを開催した翌年となる2007年に、「凱旋記念公演」として初の単独ドームコンサートを開催した実績があります。
なのできっと、なにわ男子も同じサプライズを用意してくれてるはずですから・・
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