昨年末から続く旧ジャニタレの結婚&熱愛ラッシュが、日本のアイドル業界をブッ壊すかもしれないー
そんな見方が業界で急速に広まりつつあるといいます。
旧ジャニタレの結婚については、1月11日の堂本剛くんと百田夏菜子さんを皮切りに、1月16日の中丸雄一くんと笹崎里菜さん、そして3月3日には加藤シゲアキくんが一般女性との結婚を発表しました。
夏愛については、昨年末の高橋海人くんと有村架純さんを始め、中島健人くんとの鷲尾伶菜さん、亀梨和也くんと田中みな実さん、そして先日の菊池風磨くんと白石美帆さんが立て続けに報じられ、しかもそれら全てについて所属事務所は否定していません。
ケンティーなんて、本人自らが女性誌に交際を認めるような回答をしちゃってましたし、これはジャニーズ時代だったら絶対に考えられないこと。
こうした対応の裏には、STARTO福田社長の「タレントファースト」という意向が大いに関係しているのは明らかでしょう。
彼は忖度を筆頭に、芸能界に蔓延る旧態依然の悪習を強く批判していることで知られる人物。
タレントの意思が通りやすいエージェント契約を取り入れたり、辞めジャニの出戻りや共演も推奨するなど、これまでのジャニーズの常識をブッ壊す姿勢を貫いていますから…
ぶっ壊す力 – 立花 孝志
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[以下引用]
「タレントのプライベート、恋愛や結婚も、とやかく言うつもりはないということでしょう。“個人の意思を尊重する”というのはとても良いことですが、ただ、旧ジャニーズアイドルはやはり特別な存在。今のご時世、事務所サイドの意向で別れさせるとか、圧力で報道させないなどは不健全でまずいことですが、一方でファンの中には“疑似恋愛”、人によっては“リアコ(リアルに恋)”を楽しんでいる人もいるわけです。旧ジャニーズ事務所の“恋愛禁止”の姿勢も、ビジネスという観点では理解できないこともなかった。しかし、そんな“ジャニーズの常識”を壊してしまって、今後、グループ、タレントたちは人気を維持していけるのか……」(ワイドショー関係者)福田氏は「日本の芸能界を近代化させる良いきっかけになるのではないか」と、STARTO社のCEOを引き受けたというが――。
「今後、芸能界もさまざま変わっていかなくてはいけないでしょう。しかし、いわゆる“古い芸能界”にも、良いところはあったと思います。芸能界はある意味ではファンタジーの世界で、タレントはファンに夢を与える職業ですよね。誰とは言いませんが、年齢を誤魔化してたり、メイクを落としたら誰か分からないような人だっています。タレントの恋愛もそう。ファンも心の中で“そりゃあ彼女・彼氏くらいいるよね……”と思いつつも、実際には知りたくはない、私生活の本当のリアルまでは見たくない人も多いですよね」(芸能評論家の三杉武氏)
時代の変化もあり、近年のファンは“推しには恋人がいるかもしれない”と思って、その思いに上手く折り合いをつけているフシがある。熱愛報道後、SNSに寄せられる意見でも、お相手がいたことではなく、“プロ意識があるなら隠してほしかった”“匂わせて楽しんでいたのか”という方向での怒りの声が目立つ。
「タレント本人が“どうしても交際していることを言いたい”と主張するなら事務所もコメントを止めるような時代ではないですが、みんながみんな”現実“をファンに知らせたいか、となるとそれも疑問です。そして、STARTO社の福田社長は、経歴やこれまでの発言からアメリカや世界のエンタメ界のやり方、常識を意識していると思われますが、一方では日本のアイドル文化にあまり詳しくない感じもします」(前同)
福田氏は独立前、『東北新社』や『ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント』などメディア事業に関する会社で働いてきた。過去には「健全な競争原理が働く米国のエンタメ産業に身を置いた」ともコメントしている。その経験があったからこそ、日本の芸能界のやり方に疑問を抱いているのだろう。
「ただ、ハリウッド映画が良い例ですが、アメリカのショービジネスは、洗練された最高峰の商品で観客を魅了する傾向にある。一方で、日本のアイドル文化は、まだ発展途上で素人っぽさも残る若いタレントが成長していく“成長物語”を見せるのが、いちコンテンツとして成立しているところもある。そういった様々な違いを無視してアメリカ流を押し付けるのは、アイドル文化を壊す恐れもあるのでは」(前同)
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その昔、中居くんもテレビ番組で日本のアイドル業界の特殊性について、次のように話していました。
「“未完成”“半人前”がアイドル。1人前になるまでの過程を、若い女の子が“誰誰くん頑張って”って。それが魅力の1つ」
うーむ、さすがSMAPリーダー、良く分かってますよね〜。
誤解を恐れずに言うと、そもそもアメリカは髭面マッチョのハゲ親父が”イケメン”だと定義されているお国柄。
それ自体は人それぞれ好みがあるので否定なんてするつもりはありませんが、日本の男性アイドル業界で好まれるルックスとは真逆に位置しているのは厳然たる事実。
また、マネジメント契約ではなくエージェント契約が当たり前だったり、そもそも”アイドル”という文化がほとんど存在していなかったりと、芸能界を取り巻く環境は全く違います。
アメリカの良いところを取り入れるだけにしないと、日本のアイドル文化を壊す前にSTARTOが潰れちゃうでしょう。
あのころのジャニーズ-夢と彼女とジャニーズと-vol.4
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でもま、その辺りは福田社長も理解してるとは思いますけどね。
だからこそ、アイドルのプロデュースはイノッチ副社長に任せて、自分は経営だけに専念すると宣言したんじゃないかと。
…ん?
そうなると、今の結婚&熱愛ラッシュはイノッチの方針とか?
正直、副社長を務めながらタレント業も続行するというのは、かなり無理があると思います。
なので、ここはCULENの飯島社長にお出まし頂くのがベストだと思いますが・・どうでしょうか?
というのも、ジャニーさん自ら彼女を後継者として次期社長にしようとしていたくらいですからね。
それがバレてしまって、メリジュリ母娘によるSMAP追放劇に繋がったことを考えると、イノッチの代わりに飯島さんを副社長に迎え入れるのは筋が通っているのでは?
まあ、ジャニーズファンからは盛大なブーイングが起きそうですけど…
最後のテレビ論 – 鈴木 おさむ
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