8月11日に日本テレビ系列で放送された戦後80年特別番組『昭和平成令和 日本人を支えた80年80曲』で、旧ジャニーズに対するあからさま忖度があったとして呆れる声が続出しています。
SixTONESとtimeleszの選出に批判殺到!
同番組は堺正章さん、小泉孝太郎さん、そしてSixTONESメンバーが司会を務め、1945年から2025年年までの「その年を代表する1曲」が80曲選ばれるという内容だったのですが・・
「視聴者をざわつかせたのは、2020年と2025年の代表曲として、20年1月に発売されたSixTONESのデビュー曲『Imitation Rain』と、timeleszが今年2月15日に8人体制になってから初の楽曲『Rock this Party』が選ばれたこと。推しグループの曲が選ばれて嬉しいはずのファンからも、ツッコミが噴出しています」(女性誌編集者)
SixTONESの『Imitation Rain』は『オリコン』の初週売り上げでミリオンを達成したが、「その年を代表する1曲」というほどまでにヒットしてはいない、と見る声は多い。
timeleszも、グループが3人から8人体制に移行するまで密着したオーディション企画『timelesz project』(タイプロ)が社会現象を巻き起こしたものの、楽曲『Rock this Party』は、“今年を代表する1曲”という感じではないだろう。
そのため、
《timeleszは人気あるのかもしれんけど、それはタイプロの話題性とセクゾ時代の遺産の結果であって、絶対に楽曲の人気ではない》
《大して売れてないのにジャニーズがゴリ押しされるって、全然変わってないな。芸能界こそ構造改革が必要だろ》といった、旧ジャニーズの名を出して“忖度”を疑う声も寄せられている。
ピンズバより引用
まあ、人によっていろんな意見があるでしょうし、万人が納得する選曲は難しいと思います。
ですが、とりあえず2020年の「Imitation Rain」は約176万枚で年間売上ダントツトップだったので、選ばれる資格はあるんじゃないかと。
◆インパクトありました。
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◆2020年の第3位はNHKオリンピックテーマ曲だったこちら。
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ただ、あくまでもSnowManの「D.D.」との両A面シングルという反則級の”合体技”だったからこその数字ですし、「スノストが協力して達成した」という点は忘れちゃいけません。
◆こっちの方が売れてたような。
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一方、2025年の「Rock This Party」は完全に忖度かと。
初週ダウンロード数は3.5万で1位でしたけど、今年上半期の売上的にはトップ10にも入ってません。
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数字だけなら、SEVENTEENの「消費期限」(約83万枚)がダントツなので、そっちを選んだほうがまだ納得感はあったと思います。
恐らく日テレさんはタイプロの話題性を評価したんだと思いますが、今回の企画はあくまでも「曲」が主役であって、アーティストにスポットを当てたものではありません。
いろいろと批判が出るのは当然でしょう。
番組を巡るネットの声
ちなみに、旧ジャニーズ勢では以下の曲が選ばれてました。
・『パラダイス銀河』(1988年)
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・『世界の一つだけの花』(2002年)
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・『青春アミーゴ』(2005年)
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・『Love so sweet』(2007年)
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・『Believe』(2009年)
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光GENJIにSMAP、修二と彰、嵐ということで、この選曲は皆さん納得していた模様。
こういった名曲と比べられると、やっぱりSixTONESとtimeleszは格落ち感がしちゃいます・・
「同番組では、EXILEが『Rising Sun』(2011年)、鈴木雅之さん(68)が『め組の人』(1983年)を披露するなど、本人による歌唱も多かったですよね。SixTONESとtimeleszも、同番組で歌えるから選出された可能性は高そうですが、“その年を代表する1曲”と言われると確かにちょっと……」(芸能プロ関係者)
ピンズバより引用
また、SNSでは次のような指摘も。
うーむ、ごもっとも。。
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日テレの思惑
ところで、同番組ではSixTONESがスペシャルメドレーとして、美空ひばりさんの「お祭りマンボ」や笠置シヅ子さんの「東京ブギウギ」といった戦後の名曲を披露してくれました。
その昔、テレビ各局の音楽番組はジャニーズと“親密すぎる関係”を続けていて、こういったスペシャル企画はほとんどジャニタレが独占してましたね。
その後、ジャニーズが消滅してSTARTOに移行し、そういった癒着関係も解消されたように感じていましたが、実際にはまだまだ蜜月関係は続いているようです。
日本テレビは、23年間続いた『行列のできる相談所』に代わる日曜夜9時台のレギュラー番組として、4月からSixTONESの冠番組『Golden SixTONES』をスタートさせるなど、同グループを強く推していることで知られる。
またtimeleszも、菊池風磨が7月1日から日本テレビ系のバスケットボールスペシャルキャスターに就任し、応援ソングにはtimeleszの『Steal The Show』(11月12日配信)が起用されている。
つまり、今回の特番にSixTONESとtimeleszが選出されたのは、両グループとも日テレとの距離感が非常に近いことが理由だと思われる。
ピンズバ
timeleszも日テレで冠番組という噂もありますよね。
ネットには、
「テレビ局側が選曲基準を明確にしないことが問題だ」
という指摘も多く見られましたが、そんなことをしたら自分たちの都合の良いように勝手に選ぶことができなくなっちゃうので、やるはずありません。
現在炎上中の高校野球・広陵高校の件もそうですけど、メディアは「自分たちの結論があって、それに沿った形で報道する・しないを決める」のが当たり前になっちゃってます。
で、意にそぐわない事実は平気で捻じ曲げて報じると。
そういったメディア側の傲慢さが視聴者から敬遠されていると思うのですが、それに気づくことは恐らくもうないでしょうね・・
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