飯島三智の勝算とは？中国政府との太いパイプを武器にSMAP独立組の海外進出を成功させることはできるのか？

解散後も何かと注目を集めているSMAP。今週発売の週刊文春によると、元チーフマネジャーの飯島三智さんが昨年12月21日、中国系総合免税店であるラオックスが設立した新会社の代表取締役に就任したと報じたことで、事態はさらに混沌としてきました。果たして、飯島さんは何を狙っていて、どのような勝算があるのでしょうか？

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報道の詳細はこちら。
　SMAP独立組が中国進出？飯島三智が映画製作会社の代表取締役に就任

週刊文春よると、新会社は「日本コンテンツの海外発信事業」と「映画製作」を事業の柱として掲げており、これは明らかに芸能活動を意識したものだと思われます。

ただ、飯島さん自身は取材に対して「SMAPとはもう離れているし、芸能界とは全く関係ない」とコメントしており、復帰の舞台が日本ではなく中国の芸能界である可能性も指摘されています。

[以下引用]
「中居正広、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾がジャニーズ事務所との契約を更新せずに独立するならば、中居もしくは誰かをトップに据えて新事務所を設立すると思います。その意味では、飯島さんの新会社ではない。けれども、飯島さんがマネージメントではなく、あくまでも“プロデューサー”として、4人のメンバーの映画製作を企画することは可能です。こうすることで外部から独立事務所をコントロールしながら、ジャニーズ事務所の顔も立て、テレビ局や映画会社もジャニーズに斟酌することなくブッキングすることができますからね」（芸能ジャーナリスト）
[アサジョ]

ジャニーズ事務所から半ば見捨てられていたSMAPを、国民的アイドルにまで育て上げた飯島さん。

魑魅魍魎が跋扈する芸能界を生き抜くためにどのようにすべきか、それは知り尽くしていることでしょう。

第一ラウンドとなったSMAP独立騒動では、ジャニーズ女帝・メリーさんに完敗してしまいましたが、第二ラウンドでは同じ失敗は繰り返さないと思います。

そういった意味で、上の引用記事に書いてあるような“戦略”は十分可能性があるような。

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また、飯島さんは強力な“隠し玉”を持っていると見られています。

それは、中国政府との太いパイプ。

SMAPは2011年に北京でコンサートを開催していますが、その時期に飯島さんは中国要人からの要請を受け、中国国内でアイドルを発掘・育成する計画を推し進めていました。

形式的には“ジャニーズ事務所の中国戦略”という体裁だったようですが、実際にはほとんどジャニーズ抜きで中国側との人脈を築き、メンバーと当時の温家宝首相との会談をセッティングすることにも成功したようです。

そのような動きの中で、中国資本傘下となったラオックスの社長夫妻と昵懇の仲となり、そのバックアップを受けて今回の代表取締役就任に至ったわけですが、こういった中国政府や中国マネーとの深い繋がりは、日本の芸能界を牛耳るジャニーズ事務所に対する強力な対抗手段になり得ると見られています。

[以下引用]
「木村拓哉を除く4人のメンバーでSMAPを中国で再結成させるという噂が昨年末に業界内に流れたことがあったのですが、結果的には今回のI女史の社長就任が噂の元だったんですね。ラオックスの羅怡文社長は中国の政界や芸能界にも太いパイプがありますから。SMAPが解散した際、在日中国大使館が公式ツイッターに『ありがとう、SMAP』とツイートしたり、中国大使館の張梅・広報部参事官が定例会見でSMAPに関するコメントを発表したりしたのも、今となってはうなずけます」（芸能プロマネージャー）
[アサ芸プラス]

中国で国賓級の扱いを受けた飯島さんが、中国マネーをバックに新会社設立したというのなら、自身の天職である“芸能界”に再び舞い戻ってくるのは間違いないような。

そして、すでにその目は日本の10倍もの規模がある中国市場に向いていて、その切り込み隊長として元SMAPメンバーを送り込む…

まあ、中居くんらが干されるのは見たくないですし、中国で活躍してくれるのなら嬉しいですけど、本当に商売は成り立つんでしょうか？

[以下引用]
SMAPの中国人気は非常に高く、日本の芸能文化事自体、は現地でも高い知名度があるが、CDショップではSMAPのアルバムが多数置かれ、現地でもヒットした「世界に一つだけの花」はカラオケで歌うファンもいるほどだ。

中国メディアで、SMAPは「天団（トップグループ）」という形容で紹介され、昨年の解散報道も中国共産党の機関紙や政府系ニュースサイト、主要テレビ局でも大きく報道された。

ただ、台湾人ジャーナリストの李銀珠氏いわく「ドラマの影響で、SMAPの中では木村拓哉の人気がダントツな印象」という。
[日刊サイゾー]

音楽や映像ならいいですけど、中国のバラエティ番組？で中居くんが司会をやるなんて無理でしょうから、そこはやはり「中国での活躍→日本への逆輸入」という流れも考えているのかもしれませんね。

うまくいくといいんですけど。

※オレの喋りは通用するんだべか？

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ちなみに、飯島さんに中国コネクションを全部持っていかれてしまったジャニーズは、今後どうするんでしょうか？

[以下引用]
「ジャニーズ事務所には、飯島さんの後任となるような中国方面に強いスタッフがいないといわれ、ターゲットを香港に変えて人脈作りをしていますね。一説には、内部に飯島さんに嫉妬する役員がいたことも、SMAP解散騒動の原因だといわれていますよ。SMAPが北京でコンサートを開催したとき、一部で『客席ガラガラ、サクラ大量動員』という妙な記事があったんですが、出回った空席写真はもともと演出上、客入れしていないエリアだったり、悪意のあるものでした。飯島さんに反発する内部の人間が流した可能性はあります」（ハイセーヤスダ氏）
[日刊サイゾー]

ありましたねーそんなことも。
　SMAP北京公演は大失敗？「客席ガラガラ」との報道も…

まあ、すでに過去の話なのでアレですけど、メリーさん以外にも飯島さんとSMAPに対して良く思っていない事務所幹部はいるのかもしれません。

その証拠に、次のような噂もご紹介しときます。

[以下引用]
「他のメンバーと袂を分かった木村を除く“独立派”の中でも、強硬派の香取慎吾を除く3人がいまひとつ強気な態度に出られない背景には、“爆弾”の存在があると言われています。つまり、ジャニーズ事務所が過去に水面下でマスコミ各社に対して、歯止めをかけて封印してきたスキャンダルですよ。木村を除く4人が仮にジャニーズから独立するとなれば当然、報復措置としてそういったスキャンダルが表沙汰になる可能性がある。そういったリスクを回避するため、3人は芸能界の重鎮を頼り、ジャニーズと交渉してもらうことで“円満退社”を目指してきたわけですが、芸能界とは別の勢力が動くとなると、話は変わってきますからね」（芸能プロ幹部）
[アサ芸プラス]

SMAP独立組の進路がハッキリするのは、早くて2ヶ月後くらい？

それまで、さらにいろいろな憶測が流れると思いますが、裏では現在も飯島さんや中居くん、ジャニーズ、田辺エージェンシー、バーニングなどを含めた激しい綱引きが繰り広げられているのかもしれません。

全員にとってハッピーな落とし所が見つかるといいんですけど。

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