SMAP解散の真相を暴露した鈴木おさむがジャニーズから敵認定＆完全排除へ

これまで数々の人気番組を手がけてきて、ジャニーズとも非常に深い関係にある実力派の放送作家・鈴木おさむ氏さんが、「文藝春秋」（2023年1月号）でSMAP解散の真相を小説形式で暴露したことで、業界に激震が走っているといいます。

文藝春秋2023年1月号【電子書籍】[ 藤原正彦 ]

この小説は「20160118」というもので、

「SMAPのいちばん長い日ーー“公開謝罪番組“担当の放送作家が描く崩壊と再生」

というサブタイトルからも分かる通り、スマスマでのメンバー5人の生謝罪を中心に解散騒動の内幕がドキュメンタリータッチで描かれています。

[以下引用]
「『SMAP×SMAP』に放送作家として関わっていた鈴木氏が、国民的アイドルSMAP解散騒動の舞台裏を暴露したといっていい内容で、ジャニーズ事務所の対応を批判的に描いています。文体からは鈴木氏の並々ならぬ覚悟が感じ取れます」（芸能ライター）

2016年1月13日にSMAP解散が報じられてからおよそ7年の歳月を経て、内情をよく知る関係者から初めて真相が語られたことになるが、やはり滝沢秀明氏や「King & Prince」の退社騒動と無関係ではないだろう。

「鈴木氏の“手記”はSMAPファンだけでなく、副社長だった滝沢やキンプリ退所で揺れているジャニーズファンにも衝撃を与えています。その中身は故・メリー喜多川さんの名誉を傷つけかねないもの、しかもジャニーズの宿敵、文藝春秋の媒体ということで、当然、藤島ジュリー景子社長は鈴木氏に激怒しているはず」（前同）

作品中では、生謝罪の中で草彅剛が「木村君が、ジャニーさんに謝る機会を設けてくれて僕たちは今ここに立ててます」と話すことになった経緯についても詳述されている。

「当初、別の謝罪シナリオが用意されていたものの、土壇場になって故・メリー喜多川副社長がひっくり返した。娘のジュリー氏の立場に立てば、『今になってなぜ暴露のような形をとるのか』と激怒するのは当然だと思います」（大手芸能プロダクション幹部）

今になって真相が明かされたことで、SMAPファンだけでなくキンプリファンの怒りの矛先もジャニーズ事務所に向かっているという。

「キンプリの5人がファンクラブ会員向けに脱退・退所の報告とその理由を伝える動画を公開しましたが、脱退する3人のお辞儀の角度が他の2人よりも浅かったことから、ファンの間では3人は納得しないまま辞めることになったという疑問が上がっていました。今回、意図してかは知りませんが、鈴木氏が記したSMAPの解散と生謝罪の真相を、今回のキンプリの脱退騒動と結びつけるファンが少なくないようです」（音楽ライター）

一方、今回の当事者となった鈴木氏は、脚本家、作詞家、ラジオパーソナリティ、タレント、映画監督などマルチに活躍しているが、本業は今もテレビ番組の放送作家で、フジテレビ系「キスマイ超BUSAIKU!?」をはじめ数多くの番組を担当する超売れっ子だ。

「今回の一件で、ジュリー社長に忖度するテレビ局が出てもおかしくない。ジャニーズ関連の番組に鈴木氏が携わることはなくなるのではないでしょうか」（番組制作会社プロデューサー）
[日刊ゲンダイ]

鈴木おさむさん、ついにパンドラの箱を開けてしまいましたね…

SNSなどでは、

「本人たちが沈黙を守っているのに、なんで今さらこれを出すの？」
「小説という”逃げ道”を作った上で暴露するやり方が卑怯」
「中居くんが休養している時期なのに…最悪のタイミング」

といった批判的な意見とともに、

「読んでよかった。おさむさんの勇気に感動した」
「5人は誰も悪くないと再認識できて、嬉しかった」
「勇気を出して暴露してくれたおさむさんには感謝しかない」

など、好意的な感想も見られます。

まあ、批判している人たちの気持ちも分からなくはないですが、恐らく小説を読んでいないのでは？

実際に彼が書いた内容をその目で確かめれば、SMAPに対する愛情や尊敬の気持ちも伝わってきますし、悪意による暴露ではないことは理解できると思います。

※SMAPファンならずとも、絶対読むべきかと。

文藝春秋2023年1月号
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