「不機嫌な果実」はキワモノ稲垣吾郎頼り？キャスティングが不評でリメイクより再放送が見たいの声多数

SMAPの稲垣吾郎くんが4月29日スタートのドラマ「不機嫌な果実」で妻に浮気されるマザコン夫を演じることが発表されました。国民的アイドルのメンバーとしては、かなり挑戦的な役柄のようにも思いますが、果たしてその真意とは…？

※原作は林真理子さん。

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[以下引用]
夫・航一役の稲垣は、極度の潔癖性でマザコンで妻に浮気される「ダメ夫」という役どころ。９７年に放送されたドラマでは渡辺いっけい（５３）が演じたが、今作では原作にない「潔癖性」が加わり、さらに複雑なキャラクターになっている。「たぶん僕が演じるから、そうなったんだろうな。すごく潔癖でマザコン…これが僕のパブリックイメージなんだろうなと直感した（笑い）」と稲垣。

稲垣は１０年公開の映画「十三人の刺客」では残忍な藩主を、１３年の中越典子との２人芝居「ヴィーナス・イン・ファー」では“Ｍ男”など、一癖ある役に挑んできた。「ここ最近は生活感のない役が続いた。人間のリアルな気持ちを演じるのがすごく楽しみ」と、また新境地を切り開く。
[スポーツ報知]

吾郎ちゃんは、他にも次のようにコメントしていました。

「僕自身はどちらかと言うと、異性のいいところしか見なくて、だまされやすいタイプ（笑）。ですから、本来知りたくはないんだけど、ちょっと覗きたくなるような女性心理を赤裸々に描いた『不機嫌な果実』は、とても興味をそそられる物語です。この作品のテーマは至って普遍的。原作が発表されて20年経った今、改めてまた映像化することにも面白味を感じました。女性はもちろん、男性からも支持を得られる作品になればいいな、と思います」

それにしても、潔癖症でマザコンな吾郎ちゃんは簡単に想像ができます。

残忍な藩主は意外性がありましたが、M男も今回の潔癖マザコン夫も結構吾郎ちゃんのキャラからすると想定内というか。

吾郎ちゃん自身は、「僕はそこまで潔癖でもマザコンでもないですよ」と否定しつつ、もし当て書きだとしたら、それはそれで面白い！と受け入れているようです。

なんにしろ吾郎ちゃんはこの路線で頑張ってほしいです。

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気になる作品自体について、ですが、まず配役は、ネットでは吾郎ちゃんに関しては「地で行けそう」「新境地じゃない」「吾郎ちゃんはぶっとんだ役ほど光る」「ハマり役だよ」等々、肯定的な声が多い一方で、他の配役がイマイチ不評ですね。

吾郎ちゃんの妻は栗山千明さん、浮気相手役は市川隼人さんが演じますが、「どっちも微妙」「お似合いじゃない」「栗山千明は色気がないし市川隼人は体育会系」「作品のイメージに合わない」等々、否定的なコメントが多数見受けられます。

そもそもリメイクなのがどうなんでしょうね。

『不機嫌な果実』は更に映画化もされていますし、ネットでは「今更林真理子」「リメイクより再放送が見たい」という声もありました。

ということで、今の状態では吾郎ちゃんのキワモノ演技だけが注目されている感じでしょうか。

公式サイトにも吾郎ちゃんの役は「すべての物語は彼に端を発している――そう言い切ってもいいほど、必要不可欠にして物語の鍵を握る人物なのです」とありましたし、期待もされているんでしょう。

マザコンというと、どうしても『ずっとあなたが好きだった』で佐野史郎さんが演じた「冬彦さん」を連想する人も多いようです。3度めの映像化で吾郎ちゃんが「潔癖症」という要素を持ち込むことで、脇役が主役を食ったと言われた「冬彦さん」並に話題になるとおもしろいですね。

■吾郎ちゃんの
悲哀…→ ranking reading reading ranking

※19年前は妻が石田ゆり子さん、浮気相手は岡本健一さんでした。

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