トリックの稚拙さと小ネタ&つまらないギャグのオンパレードにウンザリ…高視聴率なのに評価二分の「99.9 刑事専門弁護士」

松潤主演「99.9 刑事専門弁護士」の第7話が5月29日に放送され、平均視聴率17.7%と第6話の13.3%から一気に4.4ポイントも“爆上げ”しました。しかし、あまりにも多くの小ネタとギャグが盛り込まれている事に対し、骨太な「日曜劇場」を期待していた視聴者からは批判の声も上がっているようです。

※こういうの期待してた人は完全に裏切られましたね。

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[以下引用]
「第7話だけでも、さまざまな小ネタが用意されていました。嵐ファンが一番注目したのは、嵐・櫻井翔ネタでしょうね。香川照之演じる佐田が所有している競走馬がいるのですが、初めて獲った賞の名前が『咲雷賞』(さくらいしょう)。他にも、櫻井がかつて演じた『ヤッターマン』の武器『ケンダマジック』という名前の会社が出てきたり、ファンは『翔さんの友情出演を期待していいですよね!?』などと、大盛り上がりしていました」(芸能ライター)

友情出演といえば、第5話では、レギュラー出演者のラーメンズ・片桐仁と共にコントユニット・エレ片を結成しているエレキコミックの2人が出演。また第7話では、ドラマ『重版出来!』(TBS系)から今井隆文が同ドラマの棚橋役として登場したほか、漫画『ウイングマン』『電影少女』『I’s』『ZETMAN』(全て集英社)で知られる漫画家・桂正和も出演し、視聴者を驚かせていた。

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「そのほかにも、大和田伸也演じるの大手玩具メーカー社長の社名が『ホビーオロゴン』といった小ネタも。また、高嶋政伸演じる同社副社長が、裏で取引していた会社が『エイチゴーヤ社』(越後屋)で、住所は『東京都中央区尾主茂(おぬしも)十二丁目6‐2割世能(わるよのう)ビルディング』。これは大和田が『水戸黄門』(TBS系)に出演していたことからきているのかもしれません。ちなみに大和田と高嶋が住んでいる豪邸の家政婦の名前は『悦子』。これは、『家政婦は見た!』(テレビ朝日系)の主演・市原悦子から取ったのでしょう」(同)

このように、挙げれば切りがないほどの小ネタが仕込まれている『99.9』。ネット上では、「こういう小ネタがあるから好き! 何回も見たくなる!」「真剣なところと、ふざけるところのオンとオフがいいバランス」と絶賛の声が上がっているものの、一方で、「小ネタが多すぎて、話に集中しづらくて残念」といった意見も。

「特に榮倉奈々演じる立花がプロレス好きという設定で、やたらと小ネタが仕込まれているのは、酷評されているようです。今作でチーフディレクターを務めている木村ひさし氏が、プロレス好きだといううわさもあり、ネット上では『自分の趣味で、意味なくプロレスラーを使うのはちょっと』『放送で自己満すんな!』『気が散るからやめてほしい』といった苦情が出ています。また、毎回、主人公が事件解決の重大なヒントを得る場として描かれる“居酒屋シーン”も、笑いに走る演出が多く、『ここのシーンだけ好きじゃない』という声が上がっていますね」(同)

TBSの日曜午後9時枠は、ここ最近『天皇の料理番』『下町ロケット』など大人も楽しめる重厚なドラマが放送されていたため、「『99.9』にシリアスさを期待していた視聴者も多いはず」(同)との声も。小ネタを盛り込みすぎ、最終話に向けて数字を落とさなければいいのだが……。
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うーん、これ、どうなんでしょう?

完全にコメディ路線に走っちゃってますが、セカムズの大野くんといい、嵐はお笑い系にシフトチェンジしたのかな。

個人的には、もっと警察・検察サイドと高度な頭脳戦を展開するようなハラハラドキドキのストーリーを期待してたんですけど、それは完全に裏切られました。

というか、第7話、あれはなんなんですか?

最初、高嶋政伸さん演じる副社長の髪型には戦慄が走りましたが、父親である社長を殺害した動機に説得力がない、おまけにトリックも稚拙でガッカリ。

あんなんで騙されちゃう捜査機関ってあり得ないような…って、もしかして他の刑事ドラマが格好良く描き過ぎてるだけで、あれが本来の警察・検察の実力なんでしょうか?

だとしたら、この世の中って冤罪のオンパレードということになって、ちょっと恐ろしいです。

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また、松潤の演技もいかがなものでしょう?

こういっちゃなんですけど、いつもニヤニヤしてるのはファンにとっては目の保養でも、それ以外の人たちにはちょっと薄気味悪く見えてると思うんですけど。

せっかく恋愛物のヒーローから本格派俳優への脱皮を図ってるんだから、もっとシリアスな演技を多くして、役者としての実力もアピールして欲しいです。

これでは、たとえドラマの視聴率が良くても、俳優としての松潤の評価にはつながらないかと。

さらにいうと、せっかく起用した香川照之さんも榮倉奈々さんも、それぞれギャグ要員・小ネタ要員にしかなってないですし、他の芸人さんたちも含めて下手なコントを見せられてる気分です。

そのうち、岸部一徳さんまでしょーもないコントに付き合わされたり、榮倉さんから「パパ」って呼ばれるんじゃないかと、逆にコッチがハラハラしてます。

脚本の出来の悪さを小ネタで誤魔化してるとしか思えません。

※他局ですが、昨年10月期のこちらでは父娘を演じてました。
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とまあ、なんだか熱く語ってしまいましたが、始まる前にはもっとシリアスで見応えのあるドラマを期待していただけに、完全に裏切られた気分。

ま、ジャニーズからとんでもないプレッシャーを掛けられていたTBSとしては、小ネタ、特に嵐関連のネタを挟むことで嵐ファンの間で大きな話題になるのを狙っていたというのもあるんでしょう。

とにかく、何が何でも数字を取らなければいけないという焦りから、本筋ではなく飛び道具に頼ってしまったような感じ?

ネットには「自分でやって自分だけ笑ってるイメージ。自己満だよね。わかる人だけわかればいいってスタンス。 わからない奴はどうでもいい、わからない奴がダメって感じだから視聴者置いてけぼり」という意見がありましたが、高視聴率の裏でそのように感じている人も多いと思います。

今回のドラマ、視聴率的には20%は無理でも17%前後は行くでしょうし、いちおう大成功とはなるんでしょうけど、今のままなら続編や映画化は無理だと思います。

こんな邪道なやり方が通用するのは一度だけですし、次回作を作っても今回を大きく下回るのは確実でしょうから。

結果、終わってみれば「松潤の代表作ではなく、あれは片桐仁の出世作だった…」数年後にはそんなことを言われてそうな気がします。

※あの超話題作映画も小ネタに走りまくり!
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※これで友情出演までしちゃったら、正直、シラケます。
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コメント

  1. あき より:

    プロレスに関しては盛り下がってるプロレス業界を盛り上げて欲しいとか、そういう裏事情があるんでしょうね
    小ネタに関しては、盛り込む場所が下手と言う印象。
    はぐれ刑事とか主水とかを見習って欲しいかな?
    加害者にもそれなりの事情があったりとかで、それでも罪は罪で、、、
    終わった時に重く暗い気分になったところで、かかあ天下な夫婦のやり取りとかでホッとさせてくれたんだよね。
    事件が解明されていく最もスピード感が欲しいところで小ネタやられたら、視聴者は早く先行けってなるよね。
    どこでもかしこでも小ネタ入れりゃ良いってもんじゃなくって適材適所を考えてほしいなあと。
    松潤の演技に関しては、飄々とした掴みどころのないキャラを凄く上手く演じてると思います。
    ただ法廷弁護士物にそういうキャラ設定はどうなんだ?って気もしますが、そのキャラも後半への伏線?って思ったり。
    最初は不思議に思えた眉毛をいじる仕草と耳に手を当てる仕草も伏線がありそうだし。
    まあオリジナル脚本だから、突っ込みどころはありますが楽しく見ています。

  2. 事務所担 より:

    アタルの中居くんを思い出す演出
    同じ人ですよね演出家
    アタルもファン以外には気味悪いし下手くそでストーリーが単純で不評だったし
    ジャニーズだから仕方ないのかも
    HEROも松たか子かいいだけでキムタクがいいわけじゃないでしょ
    こんなものじゃないですか?

  3. より:

    プロレスネタもちょっとぐらいならともかく、彩乃がプロレスイベントに行くシーンなんてどこが必要?と首を傾げた。事件に繋がるシーンでもなく、プロレスファン以外置いてけぼり。

    主人公が寒いダジャレを言うんだったら、ほかの小ネタを控えるとかバランスは必要。

  4. ちゃんとしたドラマが見たい より:

    咲雷賞、ありましたねwwww
    まさに、嵐ファン以外にはどーでもいい寒いギャグ。
    公式サイトでは視聴者にダジャレの募集してるらしいですね。バッカみたいwwwwwww弁護士ドラマに主人公が親父ギャグを言う設定、必要ある?

    このドラマは嵐ファン以外の人も見ている、だからこその高視聴率だと思う。それだけに、このように視聴者が置き去りになるような下らない小ネタを連発するのは、非常に勿体無いというか…。トリックや謎解きパートがあまりにも稚拙で、尺を伸ばすために小ネタを導入してるんじゃないか?とも思ってしまいます。
    TBSさん、もっと頭をひねって、内容(ギャグ以外)に力を入れてください!!

  5. より:

    コントのテンポがもっとリズミカルならもう少しマシかも
    トリックが最初からまるわかりなのに、主役がもったいぶって説明するのが滑稽

    松潤の作ったキャラ、人の不幸をニヤニヤ笑ったり、穴があくほど人をじっと見続けたり、ちょっと気持ち悪くて、主役に全然魅力を感じれない

    高視聴率の香川照之ドラマのファンがどこまで寛大にみてくれるか

  6. より:

    だって演出が金子さん(木更津キャッツ)と木村ひさしさん(TRICK)ですもんね。嵐ファンを引き付けるってより、最初からサブカルてんこ盛りは既定路線。視聴率いいから調子に乗ってどんどん小ネタ増やしてるんじゃない?脚本はそこまで実績ある人じゃないから、演出の言いなりなのかも。

  7. ちさ より:

    演出家の木村ひさしがプロレス好きってだけで好き勝手やってるだけ。
    同じく演出を手掛けた「民王」もストーリーに全く関係ない所でプロレスラーを出してきて好き放題。
    同じく演出を手掛けた嵐の「ピカンチ(3作目)」にもプロレスラー出してきて意味不明。

    自分の趣味丸出し好き放題やって小ネタも好き放題。
    小ネタも一般の視聴者で飽きてきた人ウザくなってきた人増えてきてる。

  8. より:

    小ネタは40代以上にけっこうウケてるらしいですよ。若い世代には意味不明だから小ネタと気づいてない人も多い。
    プロレスや競馬のことをある程度知らないと置いてあるアイテムが何かすらわからないから目にも止まらない。大場久美子って誰?出てきても顔も知らない。
    でも視聴率持ってるのは40代以上ですからね。その世代にアピールするのは大事かも。
    セカムズは50代女性がターゲットらしいですし、99.9は普段はドラマを見ない中年以上の男性層にもアピールすることで高視聴率を取ってるんでしょうね。

  9. a より:

    まぁ、何と言おうと現段階で今年1番の視聴率なんだから大体の人に受け入れられてるってことでしょう。
    無難な弁護士ドラマならそれこそグッドパートナーくらいの数字なんだし、このテイストで良かったんじゃない?
    もう8話を迎えようっていうのに今さら小ネタ満載の話題を出されても…
    それに高視聴率ドラマに賛否はつきものだしなんらおかしいことはないけど。

    大袈裟に騒ぎすぎwww

  10. より:

    松本演じる深山が、魅力的でない。
    あの弁護士には必要ないのかもしれないけど、他人を思いやる気持ちとか人柄の良さを、全く感じさせない。

    真実を暴くのは、疑いを掛けられてる人を助ける為じゃなく、ただ自分が真実を知りたい好奇心からだけとしか思えないし。
    これから、
    何であんな人間になってしまったかが、明らかになって、主人公に共感出来るようになるのだろうか?

  11. より:

    小ネタやギャグを無くしたら視聴率もっと上がるか?と言えばそうとも言えないので、まぁ楽しんだもの勝ちでしょうね。
    頭空っぽにして観れば案外楽しいですが、何かアラさがししようと思えば、どんなドラマでも
    いろいろありますよ。

  12. より:

    視聴率良いから、もうそういうとこにいちゃもんつけるしかないんだね
    哀れだなぁ

  13. より:

    最初はじっくり観れるドラマかと思ってたけど、いざ始まると何となく話の流れが分かればいいやって感じのドラマでした。ながら見ながし見できていいですね。小ネタとかギャグとかよく分からないけどストーリーに関係あるものでもないし、そこまで真剣に見るものでもないかな

  14. 私もちゃんとしたドラマが観たい より:

    5話あたりから本当に小ネタやどうでもいいシーンばかりになって、観ていて怒りすら覚えるレベル。
    尺の半分近くはいらないシーンなんじゃないの? って感じるくらい。
    演出家は、ホント、勘違いしてるよ。

    上に「小ネタは40代以上にけっこうウケてるらしい」って書き込みあって、私も40代だけど、全くウケてません。
    大場久美子もわかったけれど、演出家はそれ面白いと思ってるわけ???って感じ。
    プロレス絡みもそうだが、7話の高嶋と松潤のシーンのキテレツな高嶋の芝居と細かすぎるカット割り、ホント不愉快でした。高嶋さんの不気味さ満載の演技は十八番で、1話まるまるそれで十分なのに、本当に不必要なこれでもかというくらいのキテレツ演出。
    (メイキングで、榮倉さんも最初にプロレス好きの設定を演出家に指示されたときには、非常に戸惑っていましたよね。)

    小ネタは、たまーに少しだけ入れれば効き目もあるけど、あんなに小ネタばかりでは、本筋によっぽど自信がないのか、役者の本来の演技力を信じていないのか、と思われても仕方ない。

    完全にドラマの質を落としてる。これでは、俳優陣も気の毒だと思う。

  15. YOU より:

    視聴率は良いけど記憶に残らないドラマ。
    「日本の刑事裁判の有罪率99.9%を0.1%の真実でひっくり返す爽快リーガルドラマ」の看板を掲げているが、看板に偽りあり。完全にタイトル負けしとる。

    2~3年後ぐらいに歴代の日曜劇場のドラマラインナップを見て、この数字の高い99.9ってどんなドラマだったっけ?
    って考えると演出家の自己満足な小ネタ満載のふざけた部分しか印象が残ってないと思う。
    だって中身が無いんだもの。
    本来メイン(キモ)となるはずの事件部分(トリック)がお粗末すぎて、どうでもいい小ネタがメインになってるから。

  16. a より:

    事件の真相があまりに単純で、あんなのを見抜けない、見落とすくらいに、警察も検察も無能なわけ?って、心配になるわ。ドラマで良かった

  17. NS より:

    ここに限らずドラマの感想スレッドに不満を書き込む人にはトリックが稚拙で小ネタが面白くない&多すぎるっていう意見が多いんですが、うちの主人を見ていると真逆。

    まさに小ネタに喜んでいますよ。
    背景に映りこむいろいろなネタを探すのが楽しいらしいです。
    競馬もプロレスも趣味じゃないんだけど、会社で話題にできるらしくて毎週そういう意味でも楽しみにしてます。
    大場久美子の時は私も思わず「出てた!」って喜んじゃったし。
    40代以上っていうより50代くらいの人たちが喜んでいる感じかな。

    でもこの枠ってそういう年代をターゲットにした枠らしいし、アイドルを主演にした段階で、いかに50代を逃がさないようにするかって検討されたのではないでしょうか。

    トリックについても分かり易いとは思いますが、それが良いです。
    謎解きを楽しむドラマだとは思っていません。

    注文を付けるとするならば、警察の捜査がずさんだなとは思います。
    でも日本の警察って緻密なだけじゃ無いですよね。
    事実、冤罪はあるわけだし、そういう隙がある事件だから0.01%があるんでしょうし。
    この前テレビでやっていた刑事事件専門の弁護士さんの話を見ていたら「へ?そんなこと?」っていう点をついていました。

    シリーズ化でもされればもっと警察の捜査がちゃんとしていて深山が負けるような回もできるんでしょうけれど、そうもいかないでしょうから、この程度でいいのかなって思ってます。

  18. うん より:

    深夜枠のドラマみたい
    数字がいいなら何でもいいよね

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