4月から始まるSixTONESのバラエティー番組「Golden SixTONES」を巡り、キナ臭い雰囲気がプンプンと匂い始めています。
約23年間も続いた人気番組「行列のできる相談所」の後番組ということで、日テレの力の入れ方はハンパないようですが・・
日テレとTBSの仁義なき戦い
日曜日の午後9時枠といえば、番組スタートから約20年ほどは「行列」が視聴率のトップをほぼほぼキープしていたものの、3~4年前から急激に視聴率がダウン。打ち切りは時間の問題と囁かれていた。そんな中、「若年層の視聴者の取り込み」の命を受け、白羽の矢が立ったのがSixTONESだ。
一方、この春の番組改編の大目玉となった日本テレビの重大な決断を阻むべく、強い対決姿勢を見せているのが、現在同時間帯枠で視聴率のトップを独走しているTBS。
「ビューティフルライフ」や「GOOD LUCK!!」「半沢直樹」といった数々の名作ドラマでお馴染みのTBS日曜劇場が4月からスタートさせるのは、主演が阿部寛、プロデューサーが「グランメゾン東京」「下町ロケット」を手掛けた伊與田英徳氏という、テレビ局の報道番組を舞台にした社会派エンターテインメント・ドラマ「キャスター」だ。
「阿部と伊與田氏のコンビに、今勢いのある、永野芽郁と『なにわ男子』の道枝駿佑のキャスティングも発表されました。SixTONESとなにわ男子は旧ジャニーズで完全に裏被りの状態です。さらに7月期には、『嵐』の松本潤、10月期にはSnow Мan目黒蓮の主演ドラマを予定しているといわれていますから、SixTONESの『Golden~』の勢いを早々に削ぎたいという本気度が見て取れます」(テレビ関係者)
「Golden~」は、昨年9月と今年の元日に特別番組として放送され好評だった「Game of SixTONES」をレギュラー化させたものだが、「2回しか放送していない特番が好評だからといって、69年の歴史を持つ日曜劇場に勝てるわけはないだろう……」と、シビアに見るテレビ関係者も少なくない。
週刊実話より引用
こういう裏被りって、ジャニーズ時代はあり得なかったんですけどね・・
しかも、道枝くんに松潤、目黒くんという”エース級3連発投入”だなんて、TBSによるSixTONES潰しだと言われても文句は言えません。
メリジュリ母娘が健在だったら、絶対にこんなことは認めなかったはず。
良くも悪くも、STARTOはエージェントとして「仕事を取ってくるだけ」に徹しているので、自社タレントを守り育てるという意識が希薄なんでしょう。
「裏被り?強いほうが勝つだろうから、それぞれ頑張ってね」
というのは、ちょっとドライ過ぎて寂しさを感じちゃいます。
SixTONESの新番組はスペシャル放送では面白かったものの、日曜劇場は老若男女問わず鉄板の人気を誇っているので、勝つのはかなり難しいと思います。
SixTONEの新番組潰しに隠されたTBSの思惑
ところで、「Golden SixTONES」と日曜劇場が裏被りするということは、SixTONESのメンバーが日曜劇場に出演することができなくなること意味します。
これって、松村北斗くんを始めとして”俳優”としての評価が高いメンバーにとっては、思ってる以上にマイナス要素になるのでは?
TBSの日曜劇場枠は、かつてのフジ月9枠のようにNHK大河ドラマと並ぶ”ドラマ最高峰”なのは間違いありません。
そこでメイン級の役を務めるのは、役者としてのステータス。
もし、新番組が健闘して長く続いたとしたら、それはそれで「日曜劇場に出られない」というジレンマを抱え続けることになるんじゃないかと・・
その辺り、STARTO側はどう考えているんでしょう?
ん?
そんな先のことなんて、考えてない??
もしかしたら、TBS側は「Golden SixTONES」をさっさと日テレ深夜枠に”格下げ”させて、その上でSixTONESメンバーを日曜劇場に出そうと画策してたりして・・
侮れない他局のライバル番組たち
ところで、SixTONESの新番組が殴り込みをかける枠には、他にも強力なライバルたちがひしめいています。
「最近では午後8時56分スタートの、有働由美子がМCのテレビ朝日系『有働Times』も、ドラマよりライブニュースを欲している視聴者に人気で、2ケタに迫る視聴率をキープしています。また企画にもよりますが、『NHKスペシャル』も侮れません。日テレは、役者としても評価の高い松村北斗を前面にプッシュしていくようですが、厳しい戦いを強いられるのでは」(テレビ関係者)
週刊実話より引用
ということですが、これから「有働Times」は強くなりそうな予感がします。
現在、ネットでは財務省解体デモやトランプ大統領による”革命”など、政治経済・国際問題などに対する国民の関心が急上昇中。
もちろん、そういった話題はテレビなどオールドメディアはほとんどスルーしてますけどね。
なんでかというと・・それは大人の事情というやつ?
とにかく、今夏の参議院選挙に向けて世論がさらに盛り上がっていくことは必至で、そうなると視聴者の「時事ニュース」に対する需要が暴アゲする可能性は非常に高いと思います。
ちょっと前には、テレ東に続いてフジとテレ朝が”奇跡的”に財務省解体デモを取り上げて話題になってましたが、
「ドラマやバラエティを見てる場合じゃない!」
という雰囲気が国民全体に広がったら、「有働Times」にとっては大チャンス到来かと。
「Golden SixTONES」も、スタジオを飛び出して街ロケ路線に変更して、ソッチ系の話題をふんだんに盛り込み始めたら大ブレークするかも?
いずれにせよ、新番組が速攻で打ち切りとなればSixTONESにとっての黒歴史になるだけでなく、息をいを削がれて失速するのは避けられません。
ということで、日テレさん、なんとか頼みますよ!!
◆ぜひ読んでみてください。
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