なにわ男子・道枝駿佑くん主演の「金田一少年の事件簿」の初回の世帯視聴率が7.8%(個人視聴率4.5%)と大コケしたことに、日テレがかなり困惑しているといいます。
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同ドラマの初回放送は、通常の22時半スタートを30分繰り上げた1時間半のスペシャル版。
「実績のある金田一なら、特番待遇する価値がある!」
と、22時からの「おしゃれクリップ」をわざわざ放送休止にしてまで高視聴率を狙っていったとのこと。
しかも、新シリーズ開始前に“春の金田一祭り”と称し、2月末から関東ローカルで歴代の「金田一少年」を深夜に放送したり、Huluで歴代シリーズや劇場版を配信して準備を行っていました。
それだけに、大爆死とも言える数字に終わったことは、かなりショックだったようです。
[以下引用]
「堂本剛が演じた初代『金田一少年』シリーズは、シリーズ平均でも20%超、最高で29・9%も取ったほどの人気でした。その後も初回1桁なんてありませんでしたからね、今回も世帯で13・5%を目標にしていたのです」(日テレ関係者)新シリーズは、金田一少年の道枝はじめ、ヒロイン美雪には上白石萌歌、剣持警部には沢村一樹。初回ゲストには、1月期の「もしも、イケメンだけの高校があったら」(テレビ朝日)で連ドラ初主演した細田佳央太、朝ドラ「おかえりモネ」(NHK)で実家の寺を継いだヒロインの同級生を演じた前田航基という注目株も出演し、光石研や杉本哲太が脇を固めるなど、キャスティングは決して悪くなかった。
「コア層(13~49歳の男女)の視聴率を狙う日テレとしては、悪くないキャストだと思います。しかし、初回のストーリーは、かつて初代の堂本がパイロット版(95年4月8日放送)で演じた“学園七不思議殺人事件”だったのです」(前同)
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[Amazon]初回からリメイクだったということか。
「当時の監督は堤幸彦、脚本は深沢正樹という優秀なスタッフが顔を揃え、視聴率は16・7%でした。今回は若手スタッフが制作しました。脚本も新しくしていますが、その辺りが原因ではないかという声も上がりました。実際、新シリーズ前にPRとして、堂本主演の『金田一少年』シリーズの一挙配信をした結果、過去作品のほうが面白かったという感想も少なくなかったのです」(前同)
評判の良かったオリジナルを、リメイク版が超えることは滅多にない。確かに、こまっしゃくれた感のあった堂本金田一に比べると、道枝金田一は好青年で線が細く見えるところもあったけれど、決して悪くなかったし、ドラマも楽しめた。
「そこで別の原因として、『金田一少年の事件簿』という作品が若年層に刺さらない企画になったのではないかという声も出てきました。そもそも原作の同名マンガを読んでいたファンは、現在は40代、50代が中心ですからね」(前同)
さらに追い打ちもあった。
「5月1日には、第2話“聖恋島殺人事件”を放送する予定でしたが、北海道・知床で起きた遊覧船沈没事故の影響で、急遽放送が延期されることになりました。ドラマの内容が水難事故を連想させるのではないかという理由です」(前同)
[デイリー新潮]
ということですが、第二話の視聴率はなんと、6.2%。
GW中は在宅率が低いため、例年視聴率は下がるもの。
しかも、今年は3年ぶりにコロナ制限なしのGWだったので、そういう意味でも視聴率は低く出るものではあったでしょう。
が、しかし!
GW最終日の日曜日22時ですからねえ。
日テレとしては、ほんとにガッカリだったのでは?
ただ、日テレが本当に13.5%超を狙っていたのかは微妙。
これまで同放送枠で初回13%を超えたのは、枠が始まったときに放送された窪田正孝さん主演「デスノート」だけ。
その次が、2015年に放送された上川隆也さん主演の「エンジェルハート」の12.5%。
それで13.5%を本気で狙っていたんだとしたら、日テレさん、ちょっと金田一少年への依存度が高すぎですし、道枝くんを高く買い過ぎですし、テレビの力を過信し過ぎ。
そもそも、道枝くんのファンなんて、まさにテレビを観ない世代のど真ん中。
昔のような高視聴率が無理なのは最初から分かっていたはず…なのに、それが理解できていなかったのであれば、今のテレビ局は完全に”裸の王様”といえるような。
今後も視聴率が上がることは望み薄だと思いますが、道枝くんは一生懸命頑張っていますし、勝手にハードルを上げた日テレのせいで”黒歴史”なんてことにならなければいいんですけど…
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